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OSS情報
2020.01.01
【OSS情報アーカイブ】FreeCAD

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。
コンテンツ
「FreeCAD」とは
「FreeCAD」基本情報
■概要
FreeCAD(フリーキャド)とは、オープンソースのパラメトリック3Dモデラーです。
■基本説明
FreeCADは汎用のパラメトリック3Dモデラーとして、あらゆるサイズの実物体をデザインする用途に利用できます。
■経緯
・2002年:初版リリース
■ユースケース
FreeCADは「製品設計」「機械工学」「建築工学」など幅広い用途に合うように設計されています。その他の工学専門分野などの工学における幅広い用途にも適しています。
・コンピュータ支援設計「CAD(Computer Aided Design)」
・機械設計用CAD「MCAD(Mechanical Computer Aided-Design)」
・コンピュータ支援設計エンジニアリング「CAE(Computer Aided Engineering)」
・製品ライフサイクル管理「PLM(Product Lifecycle Management)」 など
■オフィシャルサイト情報
オフィシャルサイト
ライセンス情報
FreeCADのライセンスは「Lesser General Public Licence, version 2 or superior (LGPL2+)」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→FreeCAD →Wiki →Licence
動作環境
FreeCADは「Windows」「Mac OS X」「Linux」で動作します。
ダウンロード
「FreeCAD」の主な特徴
■3Dモデル作成
FreeCADはOpen CASCADEテクノロジベースのジオメトリカーネルにより、「境界表現」「不等有理基底スプライン」「曲線」「曲面」「広範囲の幾何学的実体」などの概念をネイティブでサポートし、複雑な形状の3D操作が可能です。
3D空間のどの面でも「並進」「回転」「拡大縮小」「ミラーリング」「オフセット」「形状変換」などを実行できます。
■フルパラメトリックモデル
すべてのFreeCADオブジェクトはフルパラメトリックモデルで構築されます。
その形状はパラメータで定義され、オブジェクト間の関係も維持されます。そのため、1つのオブジェクトの変更は自動的に依存オブジェクトにも反映されます。
オブジェクトに対するすべての変更は要求に応じて再計算され、アンドゥ/リドゥスタックによって記録されます。モデル履歴に戻ってそのパラメータを変更することで、デザインを簡単に変更できます。
また、新しいオブジェクト型は簡単に追加でき、Pythonで完全にプログラムすることもできます。
2D→3D
FreeCADでは、ジオメトリに制約のある2次元形状をスケッチし、それをベースとして他のオブジェクトを構築できます。
3D→2D
FreeCADには、3Dモデルからデザイン詳細抽出し、高品質の製造準備済み図面を作成するための多くのコンポーネントが含まれています。
「詳細図」「断面図」「寸法」などのオプションを含むテクニカルドローイングモジュールにより、既存の3Dモデルから2Dビューを生成できます。
■PythonAPI
FreeCADは組み込みのPythonインタプリタを持ち、「インターフェース」「ジオメトリ」「3Dビューアにおけるこのジオメトリの表現」などをカバーするAPIを備えています。
インタプリタは単一のコマンドと同様に複雑なスクリプトを実行でき、モジュール全体をPythonで完全にプログラムできます。
科学計算用オープンソースライブラリなどと連携することも可能です。
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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