マジセミドライブ

ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。

おすすめITセミナー資料

2022.07.28

【ツール紹介】無料で使えるオープンソース「 ID管理 ツール 」まとめ3選

【ツール紹介】無料で使えるオープンソース「 ID管理 ツール 」まとめ3選

無料で使えるオープンソース「 ID管理 ツール 」まとめ3選として、
以下の概要を紹介しています。

1⃣シングルサインオンソリューション「Keycloak」
2⃣柔軟なアクセス管理ソリューション「Gluu Server」
3⃣API駆動型クラウドネイティブIAM「WSO2 Identity Server」

※「日本企業向けクラウドID管理サービス:Keyspider 他ツール比較」に関するセミナー動画(55分)+資料(48ページ)を無料で参照できます。

無料で使えるオープンソース「 ID管理 ツール 」まとめ3選

1⃣シングルサインオンソリューション「Keycloak」

概要

「Keycloak」は、オープンソースの「IDおよびアクセス管理ソリューション」です。

さまざまなサービス(アプリ)に対して、最小限の労力で認証機能を追加することで、サービスを保護できます。

特徴

■シングルサインオン
・1回のログインのみで関連するすべてサービスにログイン
・アプリケーション側に認証機能は不要
・1回のログアウトで、すべてのサービスからログアウトされる

■ソーシャルログイン
・ソーシャルネットワークでのログイン有効化
・管理コンソールで「追加したいソーシャルネットワーク」を選択可能
・コードやアプリケーションへの変更は不要

■IDブローカリング
・既存の「OpenIDConnect」または「SAML2.0IDプロバイダ」を利用可能

■ユーザーフェデレーション
・「LDAPサーバ」または「ActiveDirectoryサーバ」への接続サポート
・独自プロバイダ実装により「未対応ユーザーストア」への接続も可能

■管理コンソール
・Keycloakサーバのすべてを一元管理
・IDブローカリング構成
・ユーザーフェデレーション構成
・アプリケーション(サービス)管理
・承認ポリシー定義
・ユーザー権限管理
・ユーザーセッション管理

■アカウント管理コンソール
・ユーザーは自分のアカウントを管理可能
・プロファイル更新
・パスワード変更
・2要素認証設定
・自分のアカウントを追加プロバイダにリンク

オフィシャルサイト

→github.com →keycloak/keycloak

→keycloak.org

2⃣柔軟なアクセス管理ソリューション「Gluu Server」

概要

「Gluu Server」は、オープンソースID管理ソリューションです。

特徴

■さまざまな要件に対応可能な柔軟性
・既存データソース接続
・高度な認証ワークフロー実装
・OAuthアクセストークンへの一意データ追加 など

■スケーラブル
・必要に応じて「Webリソース」+「永続性リソース」の両方を水平方向スケーリング
・あらゆるレベルのバースト性に対応

■クラウドネイティブ
・コスト効率化
・変動する需要に対応可能
・運用効率改善
・自動スケーリング

■サイバーセキュリティ強化
・高度な適応認証技術
・ハッカーが侵入する前に阻止

■オープンWeb標準実装
・OpenID Connect
・FIDO
・User Managed Access
・SAML 2.0
・OAuth 2.0
・SCIM
・LDAP など

ユースケース

・シングルサインオン
・モバイル認証
・APIアクセス管理
・二要素認証
・顧客アイデンティティおよびアクセス管理
・アイデンティティブローカリング

オフィシャルサイト

→github.com →GluuFederation

→gluu.org

3⃣API駆動型クラウドネイティブIAM「WSO2 Identity Server」

概要

「WSO2 Identity Server」は、オープンソースの「IDおよびアクセス管理ソリューション」です。

「エンタープライズサービス環境」および「クラウドサービス環境」の両方でIDを統合管理できます。

特徴

■幅広い認証プロトコルサポート
・SAML 2.0 Web SSO
・OpenID
・OAuth 2.0 / 1.0a
・OpenID Connect
・WS-FederationPassive など

■承認
・きめ細かいロールベース承認

■プロビジョニングサポート
・インバウンドプロビジョニング
・アウトバウンドプロビジョニング

■カスタマイズ性
・カスタム拡張機能を簡単に作成
・ニーズに合わせて機能拡張

■開発ツール
・SDK
・エージェント
・ビルド済みコネクタ
・サンプルコード など

機能

■シングルサインオン
・オープンスタンダードを使用
・複数システム間でアクセス管理

■IDフェデレーション
・オープンスタンダードで簡単にアクセス

■セキュアアクセス
・多要素認証
・適応型認証

■ユーザーフレンドリーアクセス
・パスワードなし認証

■API管理
・API統一ビュー
・APIセキュリティ
・APIエンドポイント管理

■セルフサービスユーザー管理

■アクセス制御管理

オフィシャルサイト

→github.com →wso2/product-is

→wso2.com →identity-server

関連セミナー紹介

セミナータイトル

「日本企業向けクラウドID管理サービス」のKeyspiderは、他のツールと比較して何が違うのか?

開催日

2021/09/09(木)

セミナー動画

動画時間

55分

動画イメージ

セミナー資料

資料タイトル

「日本企業向けクラウドID管理サービス」のKeyspiderは他のツールと比較して何が違うのか?

資料ページ数

48ページ

資料イメージ

資料アジェンダ

■1. ゼロトラストとID管理
・幽霊ID
・オンプレミスに残る幽霊ID
・クラウドサービスに残る幽霊ID
・いま、攻撃者の狙いは?
・ゼロトラスト・アーキテクチャの基本図
・ゼロトラスト・アーキテクチャ?
・・・検知したときにはすでに情報が漏洩している。
・・・高性能な製品・サービスもID管理がおろそかでは効果激減
・・・ID管理はゼロトラストのファーストステップ
・ゼロトラスト:論理コンポーネント
・これまでのアクシオの歩み
・「ゼロトラスト」時代にアクシオが考えること
・なぜKeyspiderと協業を選択したか?

■2. 日本組織のID管理に求められるもの
・日本組織の特徴
・海外発IDaaSの強みと弱み
・海外IDaaSのID管理機能に足りないもの
・「運用でカバー」がもたらす弊害
・Keyspiderならできる

■3. Keyspider機能のご紹介
・機能①:兼務対応
・機能②:一定期間の権限引継ぎ
・機能③:未来日発令対応
・機能④:自動連携に対応していないシステムへのID配信
・その他の機能

■4. KeyspiderがめざすID管理
・海外発IDaaSは日本組織には向かない?
・海外発IDaaSの強みと弱み
・お互いの強みを組み合わせる
・Keyspiderとゼロトラストセキュリティ
・Keyspiderで実現できるゼロトラストセキュリティ

■5. トライアルのご案内

「セミナー動画全編視聴」+「資料ダウンロード」はこちらから(無料)

最後に

今後も毎日のように、多くのIT関連セミナーが開催されます。
ご自分のビジネスを強化できるセミナーを見つけて、ぜひ参加してみてください!

→マジセミTOPページ


参考サイト
→cloudinfrastructureservices.co.uk →「Top 10 Best Keycloak Alternatives – Open Source SSO (Pros and Cons)」
→sennovate.com →「Gluu vs Keycloak — Which One To Choose?」

おすすめの記事

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

「 2029年問題 」とは、高校でのデジタル教育改革により、新入社員と既存社員間でデジタルスキル格差が拡大する懸念を指します。企業は早急に対応が求められています。この格差は、企業競争力や業務効率にも、影響を及ぼす可能性があります。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

経済産業省による「 生成AI 利活用ガイドブック 」は、企業やクリエイター向けに、安心して「生成AI」を利用するための、「指針」「実例」「注意点」を明示しています。「業務効率化」や「新しいアイデア創出」の支援を目的としています。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

「 VMWare 」の仮想化技術は、「ITインフラの効率化」に大きく貢献する技術ですが、Broadcomによる買収後のライセンス変更が大きな問題として注目されています。柔軟で慎重な契約見直しが今後の鍵となります。