マジセミドライブ

ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。

おすすめITセミナー資料

2022.09.15

【ツール紹介】無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選

【ツール紹介】無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選

無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選として、
以下の概要を紹介しています。

1⃣nginx向けWAF「Naxsi」
2⃣Apache+IIS+Nginx用WAFエンジン「ModSecurity」
3⃣リクエストインターセプトWAF「Shadow Daemon」

※「AWSを安心安全に利用する方法」に関するセミナー資料(32ページ)を無料で参照できます。

無料オープンソース「 WAF (Web Application Firewall) 」まとめ3選

1⃣nginx向けWAF「Naxsi」

【ツール紹介】無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選

概要

「Naxsi」(Nginx Anti Xss & Sql Injection)は、
オープンソースWebサーバ「nginx」向けの低ルールメンテナンス「WAF」です。

・nginxのサードパーティモジュールとして動作
・UNIXライクプラットフォーム用パッケージとして利用可能
・Webサイトの脆弱性に関連する既知パターンの99%を含むサブセットを読み取る

特徴

■ホワイトリスト登録
・ホワイトリストに登録するための特定ルール追加
・nginxのエラーログを分析してホワイトリストを手動追加
・Webサイト動作に関するホワイトリストルールを自動的に生成する自動学習フェーズ

■「DROP-by-default」ファイアウォール
・ターゲットWebサイトが適切に機能するために必要なACCEPTルール追加

■非シグネチャベース
・アンチウイルスのようなシグネチャベースに依存しない
・「未知の攻撃パターン」の回避は難しい

オフィシャルサイト

→github.com →nbs-system/naxsi

2⃣Apache+IIS+Nginx用WAFエンジン「ModSecurity」

【ツール紹介】無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選

概要

「ModSecurity」は、オープンソースのクロスプラットフォームWAF エンジンです。

「Apache」「IIS」「Nginx」で動作します。

特徴

・Webアプリケーションに対するさまざまな攻撃からの保護を提供
・HTTPトラフィック監視機能
・ロギング機能
・リアルタイム分析機能
・堅牢なイベントベースのプログラミング言語
・「ModSecurity SecRules」形式で記述されたルールをロード/解釈
・コネクタを介してアプリケーションによって提供
・HTTPコンテンツに適用する機能を提供

オフィシャルサイト

→github.com →SpiderLabs/ModSecurity

3⃣リクエストインターセプトWAF「Shadow Daemon」

概要

「Shadow Daemon」は、アプリケーションレベルでリクエストをインターセプトするWebアプリケーションファイアウォールです。

特徴

■使いやすさ
・簡単インストール
・明確かつ構造化されたWebインターフェース
・攻撃を詳細に調査可能

■リクエストインターセプト
・アプリケーションレベルで小さなコネクタを使用してリクエストをインターセプト
・「分析されたデータ」と「Webアプリケーションの入力データ」が同一であることを保証

■正確な検出
・ブラックリスト:正規表現を利用して既知の攻撃パターンを検索
・ホワイトリスト:ユーザー入力の不規則性を検索
・整合性チェック:「実行されたスクリプトの暗号化チェックサム」と「事前定義された値」を比較
・これらを組み合わせることで、Web アプリケーションに対するほぼすべての攻撃を検出
・誤検出率は非常に低い

■攻撃検出
・SQLインジェクション
・XMLインジェクション
・コードインジェクション
・コマンドインジェクション
・クロスサイトスクリプティング
・ローカル/リモートファイルの包含
・バックドアアクセス

■リクエストの危険な部分のみを除去
・「悪意のあるリクエスト」を完全にはブロックしない
・リクエストの危険な部分のみを除去し処理を続行

■安全なアーキテクチャ
・Webアプリケーションが受信するのとまったく同じ入力を受信
・攻撃難読化による検出回避はほぼ不可能
・セキュリティ基準を保証するために「Shadow Daemon」のコア部分はWebアプリから分離

オフィシャルサイト

→github.com →zecure/shadowd

→shadowd.zecure.org →overview →introduction

関連セミナー紹介「AWSを安心安全に利用する方法」

セミナータイトル

AWS Direct Connectの費用が高い、接続が遅い、セキュリティが不安なときの対処法
AWSを安心・安全に利用するために

開催日

2022/06/28(火)

セミナー資料

資料タイトル

AWS Direct Connectの費用が高い、接続が遅い、
セキュリティが不安なときの対処法
~AWSを安心・安全に利用するために~

資料ページ数

32ページ

資料イメージ

【ツール紹介】無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選

資料アジェンダ

■~AWSを安心・安全に利用するために~

■①AWSへのアクセスの課題対策
・AWSへのアクセスの課題
・AWSへの接続方法
・AWS Direct Connect

■SASE(Cato Cloud)で解決
・AWSへのアクセスはCato Cloudで解決
・Cato CloudSASE(サシー)
・Cato Cloud構成例
・世界初の「SASE」プラットフォーム

■②AWS構築時の課題対策
・AWS構築時の課題
・AWSのセキュリティリスク

■AWSセキュリティ設定診断で解決
・AWSセキュリティ設定診断
・AWSセキュリティ設定診断サービス内容

■③AWS WAFの課題対策
・AWS WAFの課題
・AWS WAF 最新状況
・AWS WAF設定/運用の実態

■Imperva Cloud WAFで解決
・Imperva Cloud WAF+MSS
・Imperva Cloud WAF+MSSまとめ

■④AWS運用の課題対策
・AWS運用の課題

■AWS運用サービスで解決
・AWS運用サービス
・AWS運用サービスのポイント
・AWS運用サービスプランメニュー

「セミナー資料ダウンロード」はこちらから(無料)

【ツール紹介】無料オープンソース「 WAF 」(Web Application Firewall)まとめ3選

最後に

今後も毎日のように、多くのIT関連セミナーが開催されます。
ご自分のビジネスを強化できるセミナーを見つけて、ぜひ参加してみてください!

→マジセミTOPページ

関連ページ

→マジセミドライブ →【ツール紹介】無料オープンソース「 ファイアウォール 」まとめ5選(Vol.1)

→マジセミドライブ →【ツール紹介】無料オープンソース「 ファイアウォール 」まとめ3選(Vol.2)


参考サイト
→sunnyvalley.io →「The Best Open Source Web Application Firewalls」
→linuxlinks.com →「4 Best Free and Open Source Web Application Firewalls」
→digitaldrona.com →「8 Best Open Source Web Application Firewall」

おすすめの記事

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

「 2029年問題 」とは、高校でのデジタル教育改革により、新入社員と既存社員間でデジタルスキル格差が拡大する懸念を指します。企業は早急に対応が求められています。この格差は、企業競争力や業務効率にも、影響を及ぼす可能性があります。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

「 VMWare 」の仮想化技術は、「ITインフラの効率化」に大きく貢献する技術ですが、Broadcomによる買収後のライセンス変更が大きな問題として注目されています。柔軟で慎重な契約見直しが今後の鍵となります。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

経済産業省による「 生成AI 利活用ガイドブック 」は、企業やクリエイター向けに、安心して「生成AI」を利用するための、「指針」「実例」「注意点」を明示しています。「業務効率化」や「新しいアイデア創出」の支援を目的としています。