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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】WSO2 API Manager

【OSS情報アーカイブ】WSO2 API Manager

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「WSO2 API Manager」とは

基本情報

概要

WSO2 API Manager(ダブルエスオーツー エーピーアイ マネージャ)とは、APIの作成/展開などを行うエンタープライズクラスのAPI管理ソリューションです。

基本説明

WS02 API Managerは、Web APIの作成/管理/使用/監視を行うAPIプラットフォームです。

「開発者用ポータル機能」「APIアクセス制御機能」「APIプロビジョニング機能」「包括的API分析機能」なども提供し、「API+サービス+アプリケーション」全体のガバナンスを強化します。

主な特徴

動作環境

WSO2 API Managerは、ローカル環境(Linux/Solaris/Windows)と、クラウド環境(Amazon EC2など)で動作します。

処理性能

1つのAPIゲートウェイノードが1日で1億件以上のリクエストを処理します。eBayでは、1日あたり数十億件を処理しています。

API設計(プロトタイプ作成)

パブリッシングインターフェイスから、既存のSwagger2.0定義をインポートしてAPI設計を行えます。SOAP/REST/JSON/XMLなどの各種プロトコルをサポートします。

JavaScriptを使用したプロトタイプAPIをデプロイすれば、早期のフィードバックを得られます。

API公開

「社内向け」「パートナー向け」「一般利用者向け」にAPIを公開できます。ワークフロー(カスタマイズ可能)によるAPIサブスクリプションが可能です。公開時にドキュメントを添付できます。

公開したAPIについて、バージョンとバージョン別配備状況を記録し、APIライフサイクルを管理できます。APIごとに利用者の利用履歴を把握できます。

セキュリティ(アクセス制御)

各種APIアクセス制御が可能です。

主な制御機能
・OAuth2標準に準拠
・APIへのセキュリティポリシーを適用
・APIアクセストークンをドメイン/IPに制限
・APIをシステム定義のサービス層に関連付ける
・XACMLを活用(エンタイトルメント管理+きめ細かな認可)
・シングルサインオン(SAML 2.0)設定による既存Webアプリケーションとの統合

開発者向けポータル(APIストア)

一般的なアプリケーションストアのようなAPIストアを作成できます。「Google Play」や「App Store」のようなグラフィカルな機能を提供します。

開発者コミュニティ

開発者コミュニティを管理できます。フォーラムで開発者と利用者による意見交換を行え、利用者からの評価を得られます。

APIトラフィック管理

「トラフィックマネージャ機能」でAPIトラフィック管理を行えます。

各種分析機能により、「API使用状況」「パフォーマンス」「異常検知」などを詳細に把握できます。

分析

分析フレームワークとして「WSO2 Data Analytics Server」「Google Analytics」などを利用できます。

「API待ち時間」「API使用状況比較」などについて統計グラフでの分析を行えます。

拡張性

すべてのコンポーネントは、「スタイリング」「テーマ設定」「プラグイン」「コード拡張」などにより高度なカスタマイズが可能です。

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Kong」など。

ライセンス情報

WS02 API Managerのライセンスは「Apache License Version 2」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

ダウンロード

ダウンロードページ

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