マジセミドライブ
ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。
OSS情報
2020.01.01
【OSS情報アーカイブ】Grails

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。
コンテンツ
「Grails」とは
「Grails」基本情報
■概要
Grails(グレイルズ)とは、Java系言語「Apache Groovy」ベースのWebアプリケーションフレームワークです。Javaアプリケーション構築ツール「Spring Boot」上に構築されており、高い開発生産性が特徴です。
■基本説明
Grailsは単一インターフェースで、オブジェクト関係マッピングライブラリ「Hibernate」や「Springフレームワーク」などの既存のJavaテクノロジを活用できる高生産性フレームワークです。
■経緯
・2005年 初版リリース
以前は「Groovy on Rails」として知られていましたが「Grails」に改名されています。
主な特徴
■Java系言語「Apache Groovy」ベース
Grailsは、Javaプラットフォーム用言語「Apache Groovy」を使用します。
開発者の生産性を向上させるために設計された言語であり、静的型定義と静的コンパイル機能を備えています。
→OSSxCloudNews →オープンソースの言語/Apache Groovyとは
■Javaアプリケーション構築ツール「Spring Boot」ベース
Grailsは、Javaアプリケーションフレームワーク「Spring Framework」をベースとしたアプリケーション構築ツール「Spring Boot 2.0」上に構築されています。
Javaアプリケーションを短時間に開発できる特徴があり、Springベースのアプリケーションを簡単に作成できます。
■Java統合
Grailsは「Java」「JVM」「Java EEコンテナ」などの既存のJava技術とシームレスかつ透過的に統合および相互運用できます。
■プラグイン
Grailsのプラグインは、開発するアプリケーションに組み込んで使える拡張モジュールです。自身でプラグイン構築できます。
Grailsプラグインは、Linuxにおけるパッケージ管理システムのように、モジュール間の依存性を管理しつつ、1つのコマンド入力でプラグインをリポジトリからダウンロードしてアプリケーションに組み込んで利用できます。
多種多様なプラグインが用意されています。
・Twitter連携プラグイン
・データベース内容をCSVでエクスポート/インポート
・認証/認可機能 など
■開発生産性
Grailsは高い開発生産性が特徴です。オールインワン型のインストールで即座に利用を開始できます。
「Ruby on Rails」をインスパイアしており、XML設定なしでアプリケーションを構築できます。
生産性を向上させるさまざまな機能を利用できます。
・動的追加メソッド「mixin」
・データアクセスツールキット「GORM」
・Views
・REST API
・並行プログラミング機能
・IDEサポート など
補足情報
■同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Spring Framework」「Play Framework」「Spark Framework」など。
■オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
ライセンス情報
Grailsのライセンスは「Apache 2 License」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→Grails [→OPEN SOURCE]
ダウンロード
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
この記事のタグ一覧
フリーワード検索
カテゴリー一覧
アクセスランキング
ランク1位
【無料で使える】「 プロジェクト管理 」ツールまとめランク2位
【無料で使える】「 マルウェア 」対策ツールまとめランク3位
【AIツール実験室】いちばん賢い チャットAI 選手権!ランク4位
【ツール紹介】無料オープンソース「 ビデオ監視 ツール 」まとめ3選ランク5位
【無料で使える】「 翻訳 」ツールまとめランク6位
【OSS情報アーカイブ】PowerDNSランク7位
【OSS情報】ディスクイメージング(クローニング)ツール「 Clonezilla 」ランク8位
【OSS情報アーカイブ】nanoランク9位
【OSS情報】クラウドネイティブ分散SQLデータベース「 CockroachDB 」ランク10位
【OSS情報アーカイブ】Lua
おすすめの記事

デジタル寺田の3分用語解説
2025.03.11
【デジタル寺田の3分用語解説】 「 AIエージェント 」は、人間の管理職の代わりになるか?
「 AIエージェント 」は営業マネージャーの業務をどこまで代行できるのか?「データ分析」「フィードバック」「自動日程調整」の可能性を探り、未来の管理職のあり方を考察します。AIが進化する中で、人間の役割はどう変わるのか詳しく解説します。