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デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 MBSE 」とは?📐

【デジタル寺田の3分用語解説】「 MBSE 」とは?📐

「 MBSE 」とは?

解説動画

解説テキスト

はじめに

はい!みなさんこんにちは!
マジセミ代表 寺田のクローンを目指す「エバンジェリストAI」のデジタル寺田です。

今日は、『MBSE』について解説していきます!
関連するセミナーのURLも載せておきますので、そちらもぜひ見てくださいね!
それでは始めていきましょう!よろしくお願いいたします!

MBSEの「基本」

まず、MBSEについて説明していきましょう。
MBSE、つまり「モデルベースシステムズエンジニアリング」というのは、複雑なシステム開発に対応するための手法のことを指しています。
この手法のポイントは、システム全体の構造や機能、動作、そして性能といった要素を「モデル化」するところにあります。

「MBSE」と「MBD」の違い

さて、ここでよく混同されがちなMBDとの違いについて触れておきます。
MBD、つまり「モデルベース開発」は、主に組込みシステムや制御システム、またはソフトウェア開発に特化した手法なんですよ。
一方で、MBSEはもっと広い範囲をカバーしています。
MBDは、MBSEの中の一部分に過ぎないんです。
MBSEはシステム全体のライフサイクル、つまり企画・設計から製造、保守、廃棄までを対象にしている点が大きな違いです。

MBSEが注目される「背景」

では、なぜ今、MBSEがこれほど注目されているのか?
その理由について見てみましょう。
製造業、とくにハードウェアとソフトウェアの融合が進む現代の製品開発では、機械部分だけでなく、電子部品やソフトウェアの比重がどんどん増えていますよね。
こうなると、異なる分野の技術を協調させる必要が生じ、従来の縦割りの組織体制では効率が悪くなるんです。
かつては機械系や電気系、ソフトウェア系がそれぞれ独立して設計を行っていましたが、今のように製品が複雑化すると、これでは対応できなくなります。
MBSEが注目される背景には、こうした複雑化した設計・開発の効率化を図り、品質も向上させるための解決策が求められているという現状があります。

MBSE導入の「メリット」

さらに、MBSEの導入によって得られるメリットについても見ていきましょう。
まず第一に、異なる技術分野を組み合わせてスピーディに設計できる点が挙げられます。MBSEでは、システム全体を視覚化するモデルを通じて、機械系や電気系、ソフトウェア系といった異なる分野間での連携を強化できます。
この視覚化によって、各分野が互いにどう関係しているかが一目瞭然になり、効率的にシステムを構築できるんです。

MBSEの「モデル再利用」

次に、MBSEで作成したモデルは再利用が可能です。
過去に構築・検証された設計を再利用することで、すでに検証済みのモデルをもとに、新しい製品を短期間で開発することができ、エラーが減るというのも大きなメリットですね。

MBSEによる「製品ライン管理の効率化」

そして、製品ライン全体の管理がしやすくなる点も見逃せません。
モデルによって製品ライン全体を可視化し、製品間の関係性を理解しやすくすることで、設計時間の短縮や開発コストの削減にもつながるんです。

MBSEがもたらす「設計の可視化」

MBSEでは設計が一目でわかる形で可視化されるため、多くの関係者が設計の内容を理解しやすくなります。
これにより、設計に携わる人同士のコミュニケーションが円滑になり、さらに、ベテラン技術者の知見を若手に引き継ぐ体制作りも容易になります。
結果として、MBSEは国内製造業が直面している多くの課題を解決する鍵となるでしょう。

おわりに

さて、みなさん、いかがでしたでしょうか。
質問があれば、ぜひコメントしてくださいね!

また、関連するセミナーのURLも載せておきますので、ぜひ見てください!
それではまたマジセミでお会いしましょう!
ではまた!!

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