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IT用語解説

2022.03.16

【用語紹介】わかりやすくまとめ「 SCM (サプライチェーンマネジメント)」

【用語紹介】わかりやすくまとめ「 SCM (サプライチェーンマネジメント)」

わかりやすくまとめ「 SCM (サプライチェーンマネジメント)」として、
「サプライチェーン」「サプライチェーンネットワーク」「サプライチェーンマネジメント」「導入メリット」の概要を紹介しています。

※「SCMデジタル化」に関するセミナー動画(54分)+資料(計:45ページ)を無料で参照できます。

わかりやすくまとめ「 SCM (サプライチェーンマネジメント)」

「サプライチェーン」とは

「サプライチェーン」とは、組織をサプライヤ(供給元)にリンクし、商品(製品)の生産と流通を可能にするシステムです。

「サプライチェーンネットワーク」とは

サプライチェーンネットワークは、上流調達から最終製品流通まで、サプライチェーン活動を実施する組織や施設で構成されます。

以下を接続するネットワークとしても機能します。
・プロデューサー
・運送会社
・倉庫
・配送センター
・小売業者  など

「サプライチェーンマネジメント」とは

概要

「SCM」(Supply Chain Management)とは、企業が製品を作成し顧客に提供するまでを管理するプロセスです。

可能な限り「最も効率的」かつ「最も費用効果の高い」サプライチェーンプロセスについて、「設計」「実装」「運用」するための管理手法です。

サプライチェーンマネジメントでは、さまざまな戦略を使用して、「生産」「内部在庫」「ベンダー在庫」「流通」「販売」などを一元管理します。

「コスト」「サービス」「在庫」「回復力」「持続可能性」「その他の目的」などを最適化しながら、顧客のニーズを満たすために必要なリソースと容量を計画することを目指します。

管理ステップ

サプライチェーンマネジメントでは、以下の管理ステップを統合的に管理します。
・需要予測管理
・生産管理
・品質管理
・在庫管理
・注文管理
・配送(ロジスティクス)管理 ←グローバル貿易管理
・輸送管理 ←貨物監査
・アフターサービス管理 ←「返品」「修理」「アップグレード」 など

サプライチェーンマネジメントの「導入メリット」

コスト効率化

サプライチェーンの単一リンクが途切れることは、貴重な時間と資金が失われることにつながります。

サプライチェーン全体に関する正確な情報を把握できることで、「製造業者と小売業者が販売できるもの」のみを生産(輸送)できるため、販売できない在庫の「作成」「保管」「保険」「出荷」などの不要な費用を削減できます。

プロセス効率化

サプライチェーンマネジメントにより、サプライチェーンネットワークを合理化することで、サプライチェーン全体のプロセスも効率化できます。

これにより、顧客に高付加価値を提供できるようになり、企業価値は高まり、競争力強化につながります。

正確な納期把握

SCMソリューションは、「販売予測」「注文状況」「約束された原材料の調達」などの各種情報に基づいて、リソースを動的に割り当て、作業スケジュールを作成します。

顧客は、注文時に正確な製品納期を確認できるため、その後のプロセス計画を立てやすくなります。

価格の動的最適化

ファッション商品などの季節商品は貯蔵寿命が限られており、シーズン終了までに販売できなかった売れ残り商品は、「廃棄」や「大幅な割引価格で投げ売り」となります。

在庫状況や需要状況をリアルタイムに把握することで、需要を満たすための価格動的調整が可能となるため、「状況に合わせた最適価格」で販売できます。

需要変動に対する調整対応

急激な需要増(需要減)が発生すると、過度の供給不足(供給過多)となるため、企業は「機会損失」または「不良在庫増加」などの損失が発生します。

サプライチェーンマネジメントが機能していれば、需要変動が発生しても、損失を最小限に抑えることができます。

関連セミナー紹介

セミナータイトル

なぜ製造業DXがうまくいかないのか?
いまさら聞けないSCMのデジタル化、データ利活用基盤の考え方

開催日

2021/03/30(火)

セミナー動画

動画時間

54分

動画イメージ

セミナー資料①

資料タイトル

DXに必要な
データマネジメントとデータガバナンス

資料ページ数

11ページ

資料イメージ

資料アジェンダ

■会社紹介
・会社名
・事業概要

■はじめに

■データ利活用に求められる要件と施策
・データマネジメント施策を実現するIT基盤
・データガバナンスの必要性
・データ統合基盤の構築のガバナンス
・ご案内

セミナー資料②

資料タイトル

DXを見据えたインフラに依存しない
データ利活用基盤の考え方

資料ページ数

34ページ

資料イメージ

資料アジェンダ

■1、会社紹介
・NSW会社概要
・NSW事業変革
・NSWの事業

■2、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現に向けた取り組み
・当社が考えるDXとは
・『DX推進』と『DX推進における弊害・課題』この両面を支援することにより、真のDX推進を実現
・当社の中期経営計画 スローガン「DX FIRST」
・当社の取り組み
・DX推進における体制
・当社の提供デジタル技術

■3、当社が考えるデータマネジメント
・最近のデータ動向(2020年)
・企業のデータ活用
・データマネジメントを進める前に
・データマネジメントの失敗例
・データマネジメントの成功のポイント
・データマネジメントの進め方
・データマネジメントプロセス
・データマネジメントプラットフォーム
・当社のご提案するデータマネジメントソリューション

■4、データマネジメント方針に合わせた基盤の導入
・データマネジメントソリューション
・データマネジメント方針に合わせた基盤の構築
・基盤ありきでない基盤構築をご提案
・NSWデータマネジメントソリューションMAP
・3/30プレスリリース①
・3/30プレスリリース②
・NSWが考える製造業向けデータマネジメントプラットフォーム
・データマネジメントプラットフォーム ユースケース①
・データマネジメントプラットフォーム ユースケース②
・NSWの目指すところ

「セミナー動画全編視聴」+「資料ダウンロード」はこちらから(無料)

最後に

今後も毎日のように、多くのIT関連セミナーが開催されます。
ご自分のビジネスを強化できるセミナーを見つけて、ぜひ参加してみてください!

→マジセミTOPページ


参考サイト
→online.athens.edu →What Is Supply Chain Management and Why Is It Important?
→cio.com →What is supply chain management? Mastering logistics end to end
→gartner.com →What Is Supply Chain Management?

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