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IT用語解説

2021.11.30

【用語紹介】「 STaaS 」(STorage as a Service)まとめ

【用語紹介】「 STaaS 」(STorage as a Service)まとめ

「STaaS」まとめ として、
「概要」「ユースケース」「主な利点」「ストレージタイプ」について紹介しています。

※「テレワークでの情報漏洩対策」「オンラインストレージからのファイル持ち出しを防ぐ方法」に関するセミナー資料2本(計:72ページ)を無料で参照できます。

「STaaS」(Storage as a Service)とは

概要

「STaaS」(STorage as a Service)とは、クラウドサービスプロバイダーからレンタルする「パブリッククラウドストレージリソース」であり、そのストレージにアクセスするための基本的な方法が提供されます。

STaaSは「ユニバーサルデータストレージ」および「ストレージデータ管理」の新しいパラダイムであり、企業はプライベートデジタルストレージ施設を構築するのではなく、クラウドサービスプロバイダーが提供するクラウドストレージサービスを利用してデータを保存し、必要に応じてアクセスできます。

ユースケース

・マルチメディアストレージ
・データリポジトリ
・データバックアップ(リカバリ)
・ディザスタリカバリ など

主な利点

コストメリット(初期投資)

企業が、帯域幅や遅延の問題に対応するために高品質な「独自ストレージインフラストラクチャ」を構築する場合、莫大な資本支出が必要となります。

STaaSを使用すると、この莫大な資本支出を削減でき、「消費したストレージリソース」に対してのみ支払う柔軟なコストモデルを利用できます。

特にデータ型をクラウドストレージ製品に一致させることができる場合、プライベートストレージインフラストラクチャを構築するよりもコスト効率が高くなります。

コストメリット(運用)

企業はSTaaSを利用することで、データストレージインフラストラクチャを管理するためのコストや労力を、クラウドサービスプロバイダーにオフロードできます。

近年の主要なSTaaSプロバイダーでは、「人工知能操作(AIOps)」を活用して、「ストレージネットワーク構成」「スケーラビリティ」「メンテナンス」を自律的に処理しています。

これにより、「新しいハードウェアへの投資コスト」や「構成変更管理コスト」を支出せずに、必要に応じてストレージリソースをスケールアップできます。

柔軟性

クラウドネットワークやエッジで生成される膨大な量のエンタープライズデータに対応するために、ストレージインフラストラクチャも、より柔軟なモデルが求められています。

STaaSでは、数回クリックするだけでテラバイト以上のストレージをレンタルできるため、変化する市況に迅速に対応できます。

セキュリティ向上

エッジネットワークが拡大し、何十億ものネットワークデバイスが増加するにつれて、サイバー脅威から保護するためにすべてのエンドポイントを保護することに重点を置く必要があります。
もちろん、クラウドストレージインフラストラクチャも対応する必要があります。

STaaSを使用すると、安全なセキュリティレベルが適用されているストレージ環境を利用できます。
・最高レベルのセキュリティフレームワーク
・アクセスポリシー管理機能
・インテリジェント監視機能
・予防的および防御ツール
・データストレージの安全なベストプラクティスを実施 など

自社内に配置しているローカルファイルサーバを利用するよりも、セキュリティを高められるケースが多々あります。

ストレージタイプ

STaaSで提供されるクラウドストレージには、主要な3つのタイプがあります。

①ブロックストレージ

・データをセグメント化して分割保存
・プラットフォームにとって最も効率的な方法でストレージ環境に配布
・標準のハードディスクドライブ(ソリッドステートドライブ)にデータを書き込むのと同様なイメージ
・ホット(ウォーム)データストレージに向いている

○迅速アクセスが可能
△維持コストは高め

②ファイルストレージ

・ナビゲート可能階層(ファイルディレクトリ)にファイルを一覧表示
・PCのファイルストレージシステムと同様に扱える

○人間がナビゲートしやすい
○共同作業向き
△ファイル数が膨大な数になると煩雑になる

③オブジェクトベースストレージ

・メタ情報を追加することでデータを整理
・メタ情報を利用して簡単に取得できる
・コールドデータストレージに向いている

○最もコスト効率が高い
○スケールアップが容易

関連セミナー紹介

セミナータイトル

テレワーク環境で、オンラインストレージからのファイル持ち出しを防ぐには?
~テレワークでの、情報漏洩対策と生産性維持を両立(オンラインストレージとビジネスチャット)~

開催日

2020/11/26(木)

セミナー資料①

資料タイトル

情報漏洩対策と生産性を両立させる「セキュアSAMBApro」

資料ページ数

45ページ

資料イメージ

資料アジェンダ

■01 弊社紹介
・会社概要
・OUR MISSION

■02 テレワークの現状と課題
・テレワーク実施率(全体・開始時期)
・テレワーク経験率
・テレワークを継続的に実施している目的
・コロナ禍による労働時間と生産性の変化
・テレワーク実施の効果
・テレワークを継続実施するうえでの課題
・テレワークに関連するセキュリティ脅威について
・これまでの企業の情報漏洩状況
・これまでの情報漏洩の発生ルート(漏洩あり企業)
・テレワーク導入の状況と課題
・最近の情報漏洩事件
・ランサムウェアの感染被害を減らすPPAP
・サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム

■03 課題解決に有効な「セキュアSAMBApro」の紹介
・オンラインストレージのタイプ
・オンラインストレージの選定ポイント
・オンラインストレージ、4つのリスク
・情報漏えい
・稼働率
・運用
・災害復旧や事業継続
・リスクに強いオンラインストレージとは
・セキュアSAMBAとは
・セキュアSAMBA pro利用イメージ
・セキュアSAMBA proのCDMとは
・ディスクドライブ制御
・アプリケーション制御
・運用管理(アクセス権限)
・運用管理(ログ管理)
・運用管理(検索)
・バージョン履歴管理
・ダウンロードリンク
・テレワークでの情報漏洩リスクを大幅低減
・セキュアSAMBAproのテレワーク導入事例

■本日のまとめ
・最後に パートナー募集中!

セミナー資料②

資料タイトル

オンラインストレージとの連携を考慮した
ビジネスチャットの選択

資料ページ数

27ページ

資料イメージ

資料アジェンダ

■会社紹介
・Cloudnuri.jp

■テレワーク時代のビジネスチャットとは

■チャットツール比較
・国内市場におけるビジネスチャット一覧
・簡単比較

■資料共有
・他チャットツールから資料共有
・Chat45から資料共有
・Google Drive共有
・Chat 45でファイル共有
・Chat 45でSecureSAMBA Proファイル共有
・Chat 45でSecureSAMBA Proファイル共有詳細

■その他Chat45機能紹介
・チャット45のチャット
・未読・既読・リアクション
・カレンダー
・Slackからの乗り換えサポート
・社内相談チャットルーム
・チャット内容がメールで届く
・チャット内容がメールで毎日届く(メール受信設定可能)

「セミナー資料ダウンロード」はこちらから(無料)

最後に

今後も毎日のように、多くのIT関連セミナーが開催されます。ご自分のビジネスを強化できるセミナーを見つけて、ぜひ参加してみてください!

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参考サイト
→intel.com →Storage as a Service: Defining Your Public Cloud Storage Strategy
→calsoftinc.com →STaaS – More Than A New & Improved Cloud Storage

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