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【無料オープンソース】「デジタル署名」ツールまとめ3選

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2022.11.30

【無料オープンソース】「デジタル署名」ツールまとめ3選

【無料オープンソース】「デジタル署名」ツールまとめ3選として、
以下の概要を紹介しています。

1⃣公開鍵基盤および認証局「EJBCA Community」
2⃣オープンソースビジネスアプリスイートアプリ「Odoo署名」
3⃣PDF用デジタル署名アプリ「JSignPdf」

※『3分でわかるGMOサイン』に関するセミナー資料(9ページ)を無料で参照できます。

【無料オープンソース】「デジタル署名」ツールまとめ3選

1⃣公開鍵基盤および認証局「EJBCA Community」

概要

「EJBCA Community」は、オープンソースの「公開鍵基盤」および「認証局」ソフトウェアです。
・「公開鍵基盤」=「PKI」(Public Key Infrastructure)
・「認証局」=「CA」(Certification Authority)

「証明書登録」「証明書検証」「証明書管理」などの機能を提供します。

実績のある「堅牢性」「信頼性」「柔軟性」を有しており、プラットフォームに依存せず、PKI要件のニーズに合わせてスケールアウトできます。

ユースケース

・国家レベルのeIDを設定
・産業用IoTプラットフォーム保護
・エンタープライズPKI管理
・DevOps用の独自内部PKI管理　など

特徴

■証明書のライフサイクル管理
・プロファイル機能　：暗号化証明書の「ID+プロパティ」をきめ細かく構成
・自動検証機能　：「送信されたキー」と「認証要求」を検証
・高度な管理ワークフローによる証明書の制御と監視を維持
・証明書の「取り消し」および「更新」ツール

■DevOps統合
・展開と保守が簡単かつ簡単に行えるようにゼロから構築
・頻繁なリリースサイクルによりPKI全体のアップグレードを実行

■ガイドを提供
・レガシーPKIからの移行ガイド
・サードパーティアプリケーション向け統合ガイド
・ハードウェアセキュリティモジュールベンダー向けガイド

■ダイナミックスケーラブル
・EJBCAインスタンスは、TLS を介して安全かつ簡単に結合
・登録(検証)ノードへのアクセスを提供しながら、CAインフラストラクチャを可能な限り保護
・ノードクラスタ化による高レベルの信頼性とパフォーマンス
・外部環境に関係なく高度な可用性を実現

■標準準拠
・「X.509」や「IETF-PKIX」などの標準に従って公開鍵基盤(PKI)を実装
・一般的なPKIの概念に厳密に従う

■プロトコルサポート
・オンライン証明書ステータスプロトコル(OCSP)
・証明書管理プロトコル(CMP)
・セキュアトランスポート(EST)経由の登録
・簡易証明書登録プロトコル(SCEP)
・自動証明書管理環境(ACME)

オフィシャルサイト

→github.com　→Keyfactor/ejbca-ce

→ejbca.org

2⃣オープンソースビジネスアプリスイートアプリ「Odoo署名」

概要

「Odoo」は、Webベースのオープンソースビジネスアプリスイートです。

「Odoo署名」は、オンラインでドキュメントの「署名」「送信」「承認」を実施できるアプリです。

記入ブロックをドラッグ&ドロップして契約書を準備できます。

特徴

■アクセス保護
・ドキュメントの通信は暗号化される
・正規ユーザーのみがドキュメントにアクセス可能

■ドキュメント整合性
・ドキュメントに対するアクション(閲覧、署名など)は暗号化される
・ドキュメント不変性を確保
・監査ログによるチェックが可能

■電子署名の有効性
・Odoo署名でサインされたドキュメントは、多くの国での電子署名条件を満たす
・「EU規制910/2014」(eIDAS)に準拠
・米国電子署名法に準拠

オフィシャルサイト

→github.com　→odoo/odoo

→odoo.com(JP)　→app　→sign

3⃣PDF用デジタル署名アプリ「JSignPdf」

概要

「JSignPdf」は、PDFドキュメントにデジタル署名を追加するJavaアプリケーションです。

PDFファイルに対して、視覚的に署名を配置します。

特徴

・署名箇所設定　：ページ+位置を指定
・複数のキーストアタイプサポート
・署名の権限(TSA)からのタイムスタンプ
・「CRL」「OCSP」による証明書の検証
・認証レベル設定
・ハッシュアルゴリズム設定
・PDF暗号化設定
・PDF権限設定
・包括的な「Swing GUI」
・バッチ処理サポート
・PDF操作に「OpenPDFライブラリ」を使用