マジセミドライブ

ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。

OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Mantis Bug Tracker

【OSS情報アーカイブ】Mantis Bug Tracker

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Mantis Bug Tracker」とは

「Mantis Bug Tracker」基本情報

■概要

Mantis Bug Tracker(MantisBT)(マンティスバグトラッカー)とは、問題追跡ツールです。主に、バグトラッキング用途として利用されます。

■基本説明

Mantis Bug Trackerを利用すると、チームメンバーと効果的にコラボレーションしながらプロジェクトの問題管理を行えます。

最も一般的な使用方法としては、ソフトウェアの欠陥を追跡するバグトラッキングツールとして利用されています。

■動作環境

Mantis Bug Trackerは、PHPで実装されているため、PHPが動作するすべてのプラットフォームで動作します。

主として、Linux/Windows/macOSをサポートしています。

■経緯

2006年2月、バージョン1.0.0がリリースされました。

主な特徴

■プロジェクト管理

インスタンスごとに複数のプロジェクトを作成でき、「サポートプロジェクト」「サブプロジェクト」「カテゴリ」などの作成も行えます。

■アクセス制御

プロジェクトごとにロールベースのアクセス制御を行えます。

■通知

電子メール

Mantis Bug Trackerは、プロジェクト内の問題に何らかの変更があった場合に、電子メールで通知する機能をサポートしています。

RSSフィード

解決された問題を追跡したいユーザーに対するRSSフィードにも対応しています。

Twitter

問題解決通知などに利用できるようにTwitterにも対応しています。

通知のカスタマイズ

Mantis Bug Trackerのイベントドリブンプラグインシステムを使用すると、通知機能を拡張して、通知アクションについて高度なスクリプトを実行できます。

■カスタマイズ

Mantis Bug Trackerでは、柔軟なカスタマイズを行えます。
・課題ページ
・通知内容
・ワークフロー など

その他のポイント

アーキテクチャ

・認証(Mantis認証、LDAPサポート、Active Directory連携)
・マルチDBMSサポート(ADODBデータベース抽象化ライブラリ)
・Webサービス(SOAP)インターフェース
・プラグインによる機能拡張

主な機能

・全文検索(検索とフィルタリング)
・ビルトインレポート(グラフ)
・添付ファイル保存
・変更履歴管理
・エクスポート機能(CSV、Excel)
・バージョン管理統合(Git、SVN)
・グループアクション など

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Redmine」「Trac」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Mantis Bug Tracker

ライセンス情報

Mantis Bug Trackerのライセンスは「GNU General Public License(GPL)」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→Mantis Bug Tracker

ダウンロード

→Mantis Bug Tracker →DOWNLOAD

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

この記事のタグ一覧

おすすめの記事

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

経済産業省による「 生成AI 利活用ガイドブック 」は、企業やクリエイター向けに、安心して「生成AI」を利用するための、「指針」「実例」「注意点」を明示しています。「業務効率化」や「新しいアイデア創出」の支援を目的としています。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

「 VMWare 」の仮想化技術は、「ITインフラの効率化」に大きく貢献する技術ですが、Broadcomによる買収後のライセンス変更が大きな問題として注目されています。柔軟で慎重な契約見直しが今後の鍵となります。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

「 2029年問題 」とは、高校でのデジタル教育改革により、新入社員と既存社員間でデジタルスキル格差が拡大する懸念を指します。企業は早急に対応が求められています。この格差は、企業競争力や業務効率にも、影響を及ぼす可能性があります。