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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Eucalyptus

【OSS情報アーカイブ】Eucalyptus

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Eucalyptus」とは

「Eucalyptus」基本情報

■概要

Eucalyptus(ユーカリプタス)とは、AWS互換のプライベートクラウドを構築するためのオープンソースソフトウェアです。

■基本説明

Eucalyptusは、「Amazon Web Services(AWS)」互換のプライベートおよびハイブリッドクラウドコンピューティング環境を構築するためのオープンソースソフトウェアです。

Eucalyptusは「Elastic Utility Computing Architecture, Linking Your Programs To Useful Systems」の略語です。

テスト済みでパッケージ化されたオープンソースプロジェクトのコンポーネントを単一のパッケージとして統合しています。

主にJavaで実装されており、仮想インフラストラクチャ(Li​​nux + KVM)上で動作します。

■経緯

・2008年 初版リリース

主な特徴

■AWS互換

Eucalyptusは、AWSと互換性のある「ツール」「イメージ」「スクリプト」を使用して、社内インフラストラクチャをサービス(IaaS)環境として管理できます。

AWSと通信できるクラウドエコシステム内のツールが提供されています。

→GitHub →eucalyptus/eucalyptus →AWS Tools

■プーリング/スケーリング

Eucalyptusは、コンピューティング/ストレージ/ネットワークリソースのプーリングを可能にします。

これらのリソースは、アプリケーションのワークロードの変化に応じて動的に拡大または縮小できます。

アーキテクチャ

■概要

ユーザーはEucalyptusコマンドを利用して、AWSまたはEucalyptusインスタンスのいずれかを管理できます。

■管理対象項目

・イメージ
・インスタンス
・IPアドレッシング
・セキュリティ
・ネットワーキング
・アクセス制御 など

■ハイブリッドクラウド構築

「Eucalyptusプライベートクラウド」と「Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)」間でインスタンスを移動して、ハイブリッドクラウドを作成することもできます。

コンポーネント

■概要

Eucalyptusは、次の6つのコンポーネントに分かれています。

これらのコンポーネントはソフトウェアサービスであり、クラウド/クラスタ/ノードの3つの層に配置されます。各コンポーネントは、ビジネス要件/セキュリティ/リソースの必要性に応じて、同一物理サーバまたは別の物理サーバにインストールできます。

■コンポーネント種類

①クラウドコントローラ
②ストレージ「Walrus」
③クラスタコントローラ
④ストレージコントローラ
⑤VMwareブローカー
⑥ノードコントローラ

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「OpenStack」「CloudStack」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→GitHub →eucalyptus/eucalyptus →Home

ライセンス情報

Eucalyptusのライセンスは「BSDライセンス」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →eucalyptus/LICENSE

ダウンロード

→GitHub →eucalyptus/eucalyptus

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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