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2022.04.27
【ツール紹介】無料で使えるオープンソース「 ヘルプデスク 管理ツール 」まとめ5選
無料で使えるオープンソース「 ヘルプデスク 管理ツール 」まとめ5選として、
「FreeScout」「Uvdesk community helpdesk」「osTicket」「OpenSupports」「Faveo Helpdesk」の概要を紹介しています。
※「社内ヘルプデスクAI自動応答」に関するセミナー動画(54分)+資料(計:49ページ)を無料で参照できます。
コンテンツ
「ヘルプデスクツール」とは
概要
「ヘルプデスクツール」とは、企業が顧客に対して、より迅速かつ効果的にサポートできるように、顧客とのコミュニケーションを整理するためのツールです。
「顧客サービス合理化」「インシデントチケット管理」「問題対応」「顧客サービスの品質追跡」などについて統合管理できるように設計されています。
顧客サポートチームは顧客に対して、可能な限り効率的なサービス体験を提供できます。
ヘルプデスクツールの「特徴」
特徴①すべてのサポートチャネルを1か所に統合
ヘルプデスクツールを導入していないEメールベースの環境では、さまざまな関係者のEメールアカウント間でやり取りが発生するため、以下のような問題が発生してしまいます。
・他サポートメンバーと顧客とのやり取りを正確に把握できない
・会話が重複してしまう
・経緯まで含めた内容を適切に理解できない
・顧客をたらい回しにしてしまう など
ヘルプデスクツールを導入すると、すべての関係者のやり取り(サポートチャネル)を1つのインターフェースに統合できます。
・Eメール
・電話
・ライブチャット
・メッセージングチャネル
・ソーシャルメディア など
顧客がサポートチャネルを切り替えた場合でも、さまざまな会話を相互参照してまとめることができるため、「効率的な顧客対応」(シームレスオムニチャネルエクスペリエンス)を提供できます。
特徴②顧客に迅速サポートを提供
企業にサポートを求めるほとんどの顧客は、企業からの迅速な回答を望んでいます。
優れたヘルプデスクツールは、顧客に迅速で効果的なサポートを提供できます。
・顧客とのやり取りを1画面に集約
・すばやく問題概要を把握
・チケットタグ追加
・エージェントチケット分類 など
特徴③顧客へのセルフサービスオプション提供
サポートエージェントとのやり取りよりも、セルフサービスでの解決を望む顧客も多く存在します。
機能豊富なヘルプデスクツールでは、顧客に対して「FAQ」「ガイド」「チュートリアル」などのナレッジベースも提供できます。
特徴④チームの生産性向上
ヘルプデスクツールのさまざまな効率化機能により、チームの作業負荷を軽減できます。
・インシデント分類自動化
・チケット割り当て自動化
・ワークフロー自動化
・不在時の自動応答
・ヘルプデスク内に内部ナレッジベースを構築
・洞察やリソースを共有
・製品変更情報の共有
・チーム間コラボレーション促進 など
特徴⑤チームのパフォーマンス測定
ヘルプデスクツールは、堅牢な分析とカスタマイズ可能なレポートを通じて、サポートチーム全体のパフォーマンス測定を支援します。
ヘルプデスクツールの「選定ポイント」
ヘルプデスクツール選定においては、「組織のニーズを満たす」「セキュリティ」「可用性」「予算に適合する」などの条件に合致することが必要です。
さまざまなヘルプデスクツールが提供されていますが、自社に適した要件や機能を満たしているツールを選択する必要があります。
ヘルプデスクツールの「主な機能」
①チケット管理機能
「チケット管理」とは、作業や課題を「チケット」として管理する方法で、「発生日」「作業内容」「優先度」「担当者」「期日」などを登録して管理します。
ヘルプデスクにおいて、チケット管理は基本となる機能です。
・チケット割り当て
・チケット分類
・チケット優先順位付け
・チケットルーティング
・すべての顧客クエリをチケットとして表示
・営業時間管理
・SLA(Service Level Agreement)管理 など
②マルチチャネルのサポート
マルチチャネルサポートにより、さまざまなチャネルから流れてくるリクエストをサポートし、チャネルをシームレスに切り替える機能を提供できます。
・チャット
・Eメール
・メッセージングアプリ
・ソーシャルメディア
・Webポータル
・電話 など
③自動化機能
高度なヘルプデスクツールには、AIを活用した自動化機能も含まれています。
・さまざまなチケットタイプの自動割り当てワークフロー
・定型応答
・不在時間の自動応答
・リマインダー
・アラート
・エージェントアシストボット ←エージェントが参照できる関連ソリューション記事をプルアップ
・自動チケットフィールドの提案 など
④カスタマイズ機能
カスタマイズを実施することで、より顧客が使いやすいインターフェースを提供できます。
サポートエージェントの役割に応じたカスタマイズも可能です。
⑤統合機能
多くのヘルプデスクツールは、顧客の要望やニーズについてさらに多くのコンテキストを取得するために、一般的なビジネスツールとの統合機能を提供しています。
・CRM
・Slack
・Google Workspace
・Microsoft 365 など
⑥分析機能
ヘルプデスクツールの分析機能は、重要なパフォーマンスを視覚化できます。
・チケット傾向に関するリアルタイムデータ
・ダッシュボードでの応答時間
・顧客の問い合わせ解決指標:FCR(First Contact Resolution)
・顧客満足度測定 など
⑦顧客セルフサービス機能
顧客に対して、セルフサポート用の「FAQ」「ガイド」「チュートリアル」などの包括的なナレッジベースを提供できます。
⑧コラボレーション機能
適切なコラボレーション機能を使用すると、サポートチームは「チケットに関する建設的な洞察」などを共有できます。
無料で使えるオープンソース「 ヘルプデスク 管理ツール 」まとめ5選
①FreeScout
概要
「FreeScout」は、超軽量の無料オープンソースのヘルプデスクです。
「PHP7+Laravelフレームワーク」で構築されており、カスタマーサポートプラットフォーム「HelpScout」の自己ホスト型クローンとして動作します。
「プライバシーに関する懸念」や「制御できないサービス」に縛られずに、自社のセキュリティポリシーを適用できます。
特徴
・制限無しの「ユーザー」「チケット」「メールボックス」
・100%モバイルフレンドリー
・多言語サポート
・シームレスなメール統合
・Webインストーラー(アップデーター)
・メッセージ転送機能
・メッセージマージ機能
・衝突検出 :2人のユーザーが同じメッセージを開くと通知表示
・プッシュ通知 など
オフィシャルサイト
→github.com →freescout-helpdesk/freescout
②Uvdesk community helpdesk
概要
「Uvdesk community helpdesk」は、拡張可能なサービス指向イベント駆動型のオープンソースヘルプデスクシステムです。
独自のヘルプデスクソリューションを構築(カスタマイズ)するための必要不可欠なユーティリティやツールがパッケージ化されています。
特徴
・多言語翻訳サポート
・無制限の「エージェント」「グループ」「チーム」「顧客」「チケット」
・詳細フィルタリング機能
・スパムブロック機能
・ワークフロー機能
・ユーザーフレンドリーなWebインストーラー
・強力なナレッジベース(FAQ) など
オフィシャルサイト
→github.com →uvdesk/community-skeleton
③osTicket
概要
「osTicket」は、オープンソースのサポートチケットシステムです。
「Eメール」「電話」「Webベースフォーム」を介して作成された問い合わせについて、シンプルで使いやすいWebインターフェースにシームレスに統合します。
特徴
・ダッシュボードレポート
・構成可能なヘルプトピック
・サービスレベルアグリーメント
・チケットフィルター
・カスタマーサポートポータル など
オフィシャルサイト
→github.com →osTicket/osTicket
④OpenSupports
概要
「OpenSupports」は、主に「PHP+ReactJS」で構築されたオープンソースのチケットシステムです。
特徴
・レスポンシブデザイン
・チケットデータ分析
・チケット応答用の独自テンプレートカスタマイズ
・製品またはサービスに関するHowtoガイド作成
・各スタッフを部門セットに割り当て など
オフィシャルサイト
→github.com →opensupports/opensupports
⑤Faveo Helpdesk
概要
「Faveo Helpdesk」は、顧客サポートを管理するための自動化されたヘルプデスク機能を提供します。
特徴
・レスポンシブデザイン
・ダッシュボードレポート
・組み込みナレッジベース
・チケットとクエリを効率的かつ効果的に管理
・SLAに基づく統合された時間割り当ての解決およびサポート
・優先チケット解決およびサポートシステム
・プラグインモジュール など
オフィシャルサイト
→github.com →ladybirdweb/faveo-helpdesk
関連セミナー紹介
セミナータイトル
企業に人工知能を導入する
社内ヘルプデスクの自動応答から、文書内の特徴抽出、社内ナレッジの探索まで
開催日
2021/11/12(金)
セミナー動画
動画時間
54分
動画イメージ
セミナー資料①
資料タイトル
企業に人工知能を導入する
社内ヘルプデスクの自動応答から、文書内の特徴抽出、社内ナレッジの探索まで
資料ページ数
26ページ
資料イメージ
資料アジェンダ
■自己紹介
■AI 4大分野
■自然言語処理の分野
・自然言語理解のレベルの違い
・自然言語理解分野の完全自動運転
・人の仕事を代替し、自動化、効率化を進める
・自然言語理解 進化のロードマップ
■社内に眠っている自然言語データ(=テキストデータ)を有効活用
・自然言語理解AIをビジネスにアドオン
■NSUとは?人工知能とは?人の言葉を理解するとは?
・NSUの必要性=自然言語を理解する上で必要なこと
・Semantic Cluster(意味群)を正しく分類する
・形態素解析とは自然言語処理の基本技術ではあるが、、、不完全なもの
・固有名詞は認識できない場合が多々ある
・表記揺れを理解する
・オントロジー=(AIが理解できる形式で)言葉の関係性を位置づける
・Mother-Child Architecture
・Neural Thesaurus
・「NSU」について詳しくは資料ダウンロードコーナーへ
■質問の自動回答AI「Roanna Assistant AI」
・上場企業を中心に約50社の導入実績
■AIメール文章作成支援ツール「AIRI」
・AIRIが解決する課題
・メールのお問い合わせ文をコピペするだけでAIRIが過去の事例から参考文章を表示
■AI活用分析チェックシート
セミナー資料②
資料タイトル
人工知能をチャットボットから育てる
資料ページ数
23ページ
資料イメージ
資料アジェンダ
■目次
■会社紹介/自己紹介
・大西グループの事業概要
・沿革
・自己紹介
・事業と製品・サービス
■アシスタントAI「ロアンナ」
・ロアンナとは
・搭載技術 自然言語理解技術NSU
・チャットボットの場合
・ロアンナの場合
■ロアンナ活用実績
・各部署の問合せをロアンナが窓口となって対応することで、窓口対応件数が半分以下に!
・登録数1600
・ロアンナが回答できる質問の一部
■AI活用提案
・①社内ヘルプデスクの自動応答
・②文書内の特徴抽出
・③社内ナレッジの探索
■導入メニュー
・お問合せ・資料請求
「セミナー動画全編視聴」+「資料ダウンロード」はこちらから(無料)
最後に
今後も毎日のように、多くのIT関連セミナーが開催されます。
ご自分のビジネスを強化できるセミナーを見つけて、ぜひ参加してみてください!
参考サイト
→medevel.com →「18 Awesome Open-source Self-Hosted Ticketing System for 2022 [Updated]」
→learnwoo.com →「10 Best Open Source Help Desk & Support Ticketing Systems」
→wpmanageninja.com →「Open source Help Desk System and the Top 8 Open Source Help Desk Software」
→cio.com →「Top 10 help desk tools for better customer service」
→freshdesk.com →「What is a helpdesk?」
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