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2022.05.09

【無料オープンソース】「 クラウド監視 」ツールまとめ5選

【無料オープンソース】「 クラウド監視 」ツールまとめ5選

無料で使えるオープンソース「 クラウド監視 ツール」まとめ5選として、
「Jaeger」「OpenTelemetry」「Riemann」「Pixie」「Sensu」の概要を紹介しています。

※「AWS運用のアウトソースメリット」に関するセミナー動画(43分)+資料(25ページ)を無料で参照できます。

無料で使えるオープンソース「クラウド監視ツール」まとめ5選

1⃣Jaeger

概要

「Jaeger」は、分散トレースプラットフォームとして、マイクロサービスベースの分散システム監視に使用できます。

「Uber Technologies」によって開発され、「Cloud Native Computing Foundation」に寄贈されています。

機能

・分散コンテキスト伝播
・分散トランザクション監視
・根本原因分析サポート
・サービス依存関係分析
・パフォーマンス(レイテンシー)の最適化 など

特徴

・OpenTracingのネイティブサポート
・複数のストレージバックエンド
・最新のWebUI
・クラウドネイティブデプロイメント
・可観測性
・セキュリティ監査 など

オフィシャルサイト

→github.com →jaegertracing/jaeger

→jaegertracing.io

2⃣OpenTelemetry

概要

「OpenTelemetry」は、「トレース」「メトリック」「ログ」などのテレメトリデータを管理するための監視ツールです。

「API」「SDK」「ツール」などを含めたツールセットとして提供されています。

選択したバックエンドにテレメトリデータを送信するように構成できるため、ベンダーに依存しない実装を提供します。「Jaeger」や「Prometheus」などの人気のあるオープンソースプロジェクトをサポートしています。

特徴

・自動および手動インストルメンテーションの両方をサポート
・言語非依存
・ベンダ非依存
・単一コレクターバイナリ
・エンドツーエンド実装
・複数宛先にデータを並行して送信
・オープンスタンダードのセマンティック規則
・複数のコンテキスト伝播形式を並行してサポート
・さまざまなオープンソースおよび商用プロトコルをサポート など

オフィシャルサイト

→github.com →open-telemetry

→opentelemetry.io

3⃣Riemann

概要

「Riemann」は、強力なストリーム処理言語を使用して、サーバおよびアプリケーションからのイベントを集約できるツールです。

特徴

・アプリのすべての例外を収集
・Webアプリのレイテンシー分布を追跡
・任意のホストの上位プロセスを表示
・クラスタ内のすべてのRiakノードからの統計を組み合わせてGraphiteに転送
・ユーザーアクティビティ追跡
・強力なストリームプリミティブ
・通知機能  ←「電話」「SMS」「Eメール」
・グラフ化機能
・シンプルクライアント
・クエリ言語でリーマンインデックスを検索 など

オフィシャルサイト

→github.com →riemann/riemann

→riemann.io

4⃣Pixie

概要

「Pixie」は、Kubernetesアプリケーション用のオープンソース可観測性ツールです。

クラスタの「サービスマップ」「クラスタリソース」「アプリケーショントラフィック」などを表示し、「ポッド状態」「フレームグラフ」「個々のアプリケーション要求」などにドリルダウンします。

特徴

■自動テレメトリ
「リクエスト」「リソースメトリクス」「ネットワークメトリクス」「アプリケーションプロファイル」などのテレメトリデータを自動的に収集します。

■クラスタ内エッジコンピューティング
クラスタ内のすべてのテレメトリデータをローカルで「収集」「保存」「クエリ」します。

■スクリプト機能
Pixie用クエリ言語「PxL」は、「UI」「CLI」「クライアントAPI」などの全体で使用できます。

オフィシャルサイト

→github.com →pixie-io/pixie

→px.dev

5⃣Sensu

概要

「Sensu」は、インフラストラクチャおよび分散アプリケーション向けのオープンソース監視ツールです。

サービスチェックを使用して、サービスの状態を監視し、テレメトリデータを収集します。

自動検出機能が組み込まれたエージェントベースの監視システムであるため、クラウド環境に適しています。

特徴

■可観測性パイプライン
「メトリック」「ロギング」「トレース」間の可観測性ギャップを埋めることができます。
「Nagios」「StatsD」「Telegraf」「Prometheus」などの既存監視ツールを統合します。

■監視のコード化
監視ワークフローを宣言型の構成ファイルにコード化できます。
チームメンバー間で共有して、コードとして処理できます。

■自動化
「サーバ」「コンテナ」「サービス」「アプリ」「機能」「接続されたデバイス」などの登録と登録解除を自動化します。
リアルタイム可視性による自動スケーリングも可能です。

オフィシャルサイト

→github.com →sensu/sensu-go

→sensu.io

関連セミナー紹介

セミナータイトル

AWS運用は内製化 or 子会社に委託しかない?運用アウトソースのメリットを解説
〜稼働安定性、コスト、障害時対応〜

開催日

2021/07/14(水)

セミナー動画

動画時間

43分

動画イメージ

セミナー資料

資料タイトル

AWS運用は内製化 or 子会社に委託しかない?
運用アウトソースのメリットを解説
~ 稼働安定性、コスト、障害時対応 ~

資料ページ数

25ページ

資料イメージ

資料アジェンダ

■01 運用子会社の状況
・運用子会社のミッション
・10年前:運用子会社の満足度
・現在:当社実施の満足度調査より

■02 クラウドMSPの現状
・CloudMSPの特徴
・CloudMSP課題①
・CloudMSP課題②
・CloudMSP課題③
・まとめ:CloudMSPに必要なもの

■03 これからのクラウドMSP
・今後のクラウドMSP①
・今後のクラウドMSP②
・今後のクラウドMSP③
・今後のクラウドMSP④
・クラウドMSPのスキーム

■04 スカイ365のサービス紹介
・スカイ365概要
・事業内容
・オフィスイメージ
・オペレーションシステム
・災害対応
・MSP実績
・技術バックボーン
・標準化の推進

「セミナー動画全編視聴」+「資料ダウンロード」はこちらから(無料)

最後に

今後も毎日のように、多くのIT関連セミナーが開催されます。
ご自分のビジネスを強化できるセミナーを見つけて、ぜひ参加してみてください!

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参考サイト
→e2enetworks.com →「Open Source Cloud monitoring tools」
→rsydigitalworld.com →「Top 5 Best Free Open Source Cloud Monitoring Tools」
→techtarget.com →「5 open source cloud monitoring tools to consider」
→containerjournal.com →「7 Open Source Cloud-Native Tools For Observability and Analysis」

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