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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Vim

【OSS情報アーカイブ】Vim

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Vim」とは

「Vim」基本情報

■概要

Vim(ヴィム)とは、Unixエディタ「Vi」の上位互換テキストエディタです。

■基本説明

Vimは、ほとんどのUNIX系システムに搭載されているテキストエディタ「Vi」を改良し、「Vi」のパワーをより完全な機能セットで提供するための高機能なテキストエディタです。

あらゆる種類のテキストを効率的に作成したり修正したりするための機能を提供します。

Vimは、エミュレータのテキストモードで動作しますが、GUIでの利用も可能でメニュー操作やマウス操作もサポートします。

■動作環境

Vimは「UNIX系」「Linux系」「Windows」「MacOS」などの多くのOSで動作します。

■ユースケース

Vimはよく「プログラミング用エディタ」として利用されますが、「Eメール作成」や「設定ファイル編集」など、あらゆる種類のテキスト編集に利用できます。

主な特徴

■モード切替入力方式

Vimはテキストエディタですが、「Windowsのメモ帳」や「Atom」のようにWYSIWYG編集を行うことはできません。

ファイル編集時には、複数の入力モードを切り替えながらテキスト編集を行う必要があるため、新規ユーザーにはハードルが高い面があります。

■「vi」の上位互換

Vimは、UNIX系システム用テキストエディタ「Vi」の上位互換として設計されています。

Vimは、Viが有するほぼすべてのコマンドとの互換性を維持しているため、ViからVimへ簡単に乗り換えられるようになっています。

Vimには、Viにはない便利な機能が追加されているため、さらに効率的にテキスト編集を行えます。

移植性

ViはUNIXでのみ利用可能ですが、Vimは多くのOSで利用できます。

vi互換モード

VimにはVi互換モードが用意されているため、VimをViのように動作させることができます。

VimのViとの互換性を失わせる改善とバグ修正はすべて無効となり、100%Vi互換エディタとして動作します。

■ヘルプファイル

Vimは豊富なヘルプファイルが用意されているため、参照しながら操作することにより、新規ユーザーでも扱いやすくなっています。

■GUI

Vimはコンソールで動作しますが、「X Windows」「Mac OS」「Microsoft Windows」などの多くのGUIでネイティブ実行できます。

クリップボードを利用したコピー&ペーストも行えます。

■多言語対応

Vimは、「UTF-8」と「ユニコードテキスト」をサポートしているため、「右から左に書くアラビア語」や「2バイト文字である日本語」なども含めて、多くの言語に対応できます。

■スクリプトによる機能拡張

Vimはスクリプト言語を使用した機能拡張を行えます。

主な機能

Vimは、効率的なテキスト編集を行うための豊富な機能を搭載しています。
■入力サポート
・アンドゥ機能
・構文ハイライト機能
・テキストフォーマット機能
・タブ空白化機能
・マルチバッファ画面分割機能
■検索
・検索オフセット機能
・タグ検索機能
■作業効率化
・マクロ機能
・コマンド自動実行機能
・履歴機能
■ファイル操作
・ファイルタイプ変換機能
■セッションリカバリ機能 など

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Neovim」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Vim(welcome home : vim online)

ライセンス情報

Vimのライセンスは「GPL互換チャリティウェア」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→Vim →What Vim Can Do [→Vim's License]

ダウンロード

→Vim →Downloading Vim

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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