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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】SoX

【OSS情報アーカイブ】SoX

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「SoX」とは

「SoX」基本情報

■概要

SoX(ソックス)とは、サウンドプロセッシングプログラムです。さまざまな形式のオーディオファイルを他の形式に変換できます。

■基本説明

SoX(Sound eXchange)はクロスプラットフォームのコマンドラインユーティリティで、さまざまな形式のオーディオファイルを他の形式に変換できます。

オーディオ形式変換機能に加えて、「サウンドエフェクト適用機能」「オーディオファイル再生機能」「オーディオファイル録音機能」なども備えています。

■経緯

・1991年 初版リリース

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→SoX(Sound eXchange | HomePage)

ライセンス情報

SoXのライセンスは「GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2」「GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →rbouqueau/SoX →LICENSE.GPL
→GitHub →rbouqueau/SoX →LICENSE.LGPL

ダウンロード

SoXは「Windows」「Linux」「OS X」で動作します。

→Sourceforge →SoX – Sound eXchange

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Audacity」「Ardour」など。

「SoX」の主な特徴

■コマンドラインツール

SoXはコマンドラインのオーディオ処理ツールであるため、「シンプルな編集処理」や「バッチ処理」に適しています。

■サポートオーディオファイル形式

SoXは多くのオーディオファイル形式に対応しています。
・Au
・WAV
・AIFF
・MP3(※外部LAME MP3エンコーダ経由)
・Ogg Vorbis
・FLAC など

→SoX →Features

「SoX」の主な機能

■フォーマット変換機能

オーディオファイルを他の一般的なオーディオファイル形式へ変換します。

変換処理中にサウンドエフェクトやフィルタの適用もできます。

■サンプリングレート変換機能

SoXは、「DATレートからCDレート」などのように、オーディオファイルをあるサンプリングレートから別のサンプリングレートに変換できます。

リサンプリングアルゴリズムは詳細に設定できます。

■オーディオエフェクト機能

SoXは、各種オーディオファイルを読み書きし、必要に応じてさまざまなエフェクトを適用できます。

エフェクト種類

・トーン(フィルター)エフェクト
・プロダクションエフェクト
・音量(レベル)エフェクト
・ミキシングエフェクト
・ピッチ(テンポ)エフェクト
・マスタリングエフェクト
・特殊フィルター(ミキサー) など

→SoX →Features

複数エフェクトの同時適用

SoXコマンドラインの最後に次々にエフェクトを指定することで「エフェクト効果連鎖」を形成して、複数の効果を適用できます。

複数のエフェクトをリアルタイムで適用する場合には、より多くのコンピューティングリソースが必要となります。

■ファイル結合機能

SoXを利用して、複数のオーディオファイルを結合できます。

結合するモードにより、サンプリングレートを一致させるなどの前処理が必要になります。

■その他の機能

・オーディオ合成機能—複数の入力ソースを組み合わせる
・マルチトラックオーディオレコーダー機能 など

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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