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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Apache Subversion

【OSS情報アーカイブ】Apache Subversion

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Apache Subversion」とは

「Apache Subversion」基本情報

■概要

Apache Subversion(アパッチサブバージョン)とは、オープンソースのバージョン管理システムです。プログラムのソースコードなどを管理するための集中型バージョン管理を行います。

■基本説明

Subversionは、貴重なデータを安全に管理するための信頼性を特徴とするオープンソースの集中型バージョン管理システムです。

シンプルなモデルと使い勝手により、個人レベルからエンタープライズレベルまで、さまざまなユーザーやプロジェクトのニーズをサポートする能力を備えています。

■動作環境

Linux、Mac OS X、Windowsなどで動作します。

■経緯

・2000年 初版リリース
・2010年 Apacheのトッププロジェクトに

主な特徴

■CVSベース

CVSとは

「CVS(Concurrent Versions System)」は、主にソースコードの変更を記録し管理するためのシンプルなバージョン管理システムです。分岐バージョンも管理できます。

ただし、「ディレクトリの移動管理」「ネットワーク不対応」「不可分更新」などの点で難がありました。

CVSを拡張

Subversionは、CVSの問題点を解決すべく開発された経緯があります。

優れたCVSになるように設計されており、基本的モデル/デザイン/インターフェースはCVSの影響を強く受けています。

■クライアント/サーバ型

Subversionは集中型(クライアント/サーバ型)アーキテクチャです。

その後、Gitなどの分散型バージョン管理システムが登場し、分散型が主流になっています。

階層化ライブラリデザイン

Apache Subversionは、クリーンなAPIを備えた階層化されたライブラリとしてデザインされています。

他のアプリケーションによって呼び出されるように設計されており、明確に定義されたインターフェイスを持つモジュールセットとして構成されています。

■出力メッセージ

解析可能な出力

Subversionコマンドラインクライアントのすべての出力は、人間が読める形式で出力されます。

ローカライズ

Subversionは「gettext()」を使用して、現在のロケール設定に基づいて変換された「エラーメッセージ」「情報メッセージ」「ヘルプメッセージ」を表示します。

■プログラミング言語バインディング

Subversion APIには、Python/Perl/Java/Rubyなどの多くのプログラミング言語用のバインディングが付属しています。

バージョン管理

Apache Subversionは、高機能なバージョン管理操作を行えます。
・ディレクトリ変更管理
・シンボリックリンク変更管理
・コピー/削除/名前変更管理
・ブランチ/タグ管理
・マージトラッキング
・ファイルロック
・自由形式メタデータ添付
・アトミックコミット
・インタラクティブ競合解決
・読み取り専用ミラーリング
・効率的バイナリ処理
・チェンジリスト など

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「CVS」「Git」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Apache Subversion

ライセンス情報

Apache Subversionのライセンスは「APACHE LICENSE, VERSION 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→Apache Software Foundation →LICENSING OF DISTRIBUTIONS

ダウンロード

→Apache Subversion →Download Source Code

→Apache Subversion →Apache Subversion Binary Packages

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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