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OSS情報
2020.01.01
【OSS情報アーカイブ】SaMMA


※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。
コンテンツ
「SaMMA」とは
基本情報
概要
SaMMA(サンマ)とは、メール添付ファイルを自動的に安全化するソフトウェアです。「添付ファイル自動暗号化機能」と「添付ファイル自動削除機能」により、メールセキュリティを強化し、標的型メール対策が可能です。
基本説明
SaMMA(SAfety Mail gateway with Milter Api)は、「メール添付ファイル暗号化ZIP形式自動変換機能」と「メール添付ファイル自動削除機能」を提供します。
メールサーバソフトウェア(Postfix/Sendmailなど)とmilterインタフェースを介して連携動作します。
全メールアカウントに対して「メール添付ファイルは必ず暗号化」や「メール添付ファイルは使用禁止」などのルールを徹底できます。
経緯
2016年4月、株式会社デージーネットは、SaMMAをオープンソースソフトウェアとして無償公開しました。
主な特徴
暗号化モード
組織内(内部ドメイン)から外部へ送信するメール添付ファイルを自動的に暗号化できます。メールサーバと連携するため、暗号化の設定に従い、添付ファイルをもれなく暗号化できます。
自動的に暗号化ZIP形式に変換するため、ZIPファイル作成/パスワード作成の必要がありません。
メールの宛先ごとに個別に暗号化パスワードを設定できます。パスワードを指定していない宛先に送信される場合は、暗号化パスワードが自動的に作成され、パスワード通知メールが送られます。
指定したルールに則って、BCCに関係者などのメールアドレスを自動追加できます。
ホワイトリスト機能で、特定IPアドレス/ネットワークアドレスから届いたメールについて、添付ファイル暗号化を行わないようにできます。
LDAP対応
暗号化ポリシー情報をLDAPで管理する場合、「postLDAPadmin」と「SaMMAadmin」を併用することにより、ユーザ情報/暗号化ポリシー情報を一括管理できます。
削除モード
「標的型メール攻撃」とは、添付ファイルを開かせることでウィルスに感染させ情報などを盗み出す攻撃です。添付ファイルを削除してしまうことにより、メールからのウィルス感染を防げます。
指定条件に該当するアドレスへ配送されるメールから添付ファイルを除去します。除去されたファイルについて、ファイル名一覧テキストファイルが自動的に作成され添付されます。
メールサーバと連携するため、設定に従い、添付ファイルをもれなく削除できます。削除対象する受信者/削除対象としない受信者の設定ができます。
「添付ファイルのやり取りを原則禁止」とするなどの企業では、ルールを徹底できます。
また、サイズが大きな添付ファイル付きメールを大量に送り付ける「スパム攻撃」を受けたとしても、添付ファイルは削除されてしまうため、ディスク容量を圧迫されずにすみます。
Webインターフェース
ブラウザから操作できるWebインターフェース管理画面が用意されています。
ライセンス情報
SaMMAのライセンスは「GNU General Public License v3」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。
ダウンロード
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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