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OSS情報
2020.01.01
【OSS情報アーカイブ】WSO2 Enterprise Service Bus


※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。
コンテンツ
「WSO2 Enterprise Service Bus」とは
基本情報
概要
WSO2 Enterprise Service Bus(ダブルエスオーツー エンタープライズ サービス バス)とは、アプリケーション統合/連携用ソリューションです。異なるアプリケーション間の通信を包括的にサポートします。
「Enterprise Service Bus(ESB)」とは
ESB(Enterprise Service Bus)とは、SOA(Service Oriented Architecture)を実現するためのミドルウェアです。
基幹系サービス(アプリケーション)間のデータ連携をサポートします。ネットワーク接続形態での「バス型構造」になっており、データやサービスが1か所に集中しない特徴があります。
ESBは、単純なフレームワークに比べて、機能(ツール)が充実しているため、統合的な運用を行いやすいメリットがあります。
基本説明
WSO2 Enterprise Service Busは、「高速」「軽量」「ユーザーフレンドリー」を特徴とするESBです。
さまざまな統合パターンをサポートし、各種システム(ビジネスアプリケーション)間の相互運用性を実現します。ステップバイステップで、少しずつ機能を追加していく運用も可能です。
主な特徴
基本機能
主な機能として以下のようなものがあります。
・メッセージルーティング
・メディエーション(サービス間インターフェース調整)
・変換
・ロギング
・タスクスケジューリング
・フェールオーバールーティング
・ロードバランシング
・トランスポートスイッチング
・イベンティング
・メディエーション(ルールベース/優先順位ベース)
・監視機能
・分析機能(ダッシュボード)
ツール
直感的に操作できるグラフィカルツールにより、スムーズな操作が可能です。
コネクタ
非常に多くのコネクタをサポートしており、さまざまなユースケースに対応できます。
・ネットワークプロトコル系(HTTPS、WebSocket、POP、IMAP、TCP、UDP、FTPS など)
・フォーマット系(JSON、XML、SOAP、HTML など)
・ファイル系(テキスト、JPEG、MP4 など)
・分散メッセージングシステム系(Apache Kafka、MSMQ、IBM WebSphere MQ など)
高性能、高可用性、スケーラビリティ
以下のような特徴があります。
・高スループットシナリオでのサブミリ秒のレイテンシ
・低リソース使用率での長期間の実行安定性
・高可用性展開
・クラスタリングによる水平スケーリング
開発性
開発者にとって使いやすい「EclipseベースのIDE」が用意されています。
スクリプト言語(JavaScript、JRuby、Groovyなど)でコードを記述できます。
クラウド対応
クラウドに対応しており、パブリッククラウド上でもサービスとして利用できます。
同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Apache Camel」「Apache ActiveMQ」など。
ライセンス情報
WSO2 Enterprise Service Busのライセンスは「Apache Software License v2.0」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。
ダウンロード
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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