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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】FFFTP

【OSS情報アーカイブ】FFFTP

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「FFFTP」とは

「FFFTP」基本情報

■概要

FFFTP(エフエフエフティーピー)とは、日本製のWindows用FTPクライアントです。

■基本説明

FFFTPは「GUI操作」「マルチバイト文字対応」「FTPS接続」「マスターパスワード」などの特徴を持ち、使いやすいFTPクライアントです。

■動作環境

Windowsで動作します。

■経緯

・1997~2011年 曽田純(Sota)氏により開発
・以降 有志によるオープンソースでの開発
・2018年 バージョン3.0が公開

主な特徴

■GUI操作

FFFTPは、コマンドラインを使わずにGUIによる操作を行えます。

三面分割型の日本語GUIを持ち、「左側:ローカル側ファイル一覧」「右側:リモート側ファイル一覧」「下側:作業履歴」の画面構成になっています。

ドラッグ&ドロップや右クリックメニューなどの操作で、ファイル転送やサーバにあるファイルを管理できます。

■対応プロトコル

「UTF-8」「IPv6」「FTPS」などに対応しています。

■FTPS接続

FFFTPはFTPS接続を行えます。

FTPSとは、FTPで送受信するデータをSSL/TLSで暗号化するプロトコルです。

※同様な名称として「SFTP」がありますが、SFTPはFTPで送受信するデータをSSHを用いて暗号化する仕組みで別なプロトコルです。

「暗号化なしでの接続」も可能ですが、セキュリティのためにFTPSでの接続が推奨されます。

■マスターパスワード

マスターパスワードを使用すると、ログイン情報(ホストパスワードなど)が暗号化して保存されます。

複数のホストがある場合でも、1つのマスターパスワードでセキュリティを強化できます。

主な機能

■日本語対応

FFFTPは「テキストファイルの漢字コードをEUCやJISコードに自動で変換」「半角カナ文字を自動で全角に変換」などの国産ソフトならではの機能を備えています。

■ミラーリング機能

FFFTPはミラーリング機能(ミラーリングアップデート)を備えています。

ローカル側のフォルダ状態をそのままホスト側フォルダに適用することで、フォルダ同期を行えます。

■最大同時接続数設定

FFFTPは、対象ホストと同時に接続できるセッション数を設定できます。

最適な数値に設定することで、同時転送できるファイル数が増加し転送速度が向上します。

■レジューム対応

ファイル転送に失敗した場合、「後で上書き転送」「後でレジュームして転送」「スキップ」のいずれかの処理を選択できます。

■その他の機能

その他の機能としては以下のようなものがあります。
・転送/削除をしないファイル/フォルダの指定
・アップロードファイルの属性指定
・ミラーリング時に転送/削除するファイルを事前に一覧で確認 など

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「FileZilla」「WinSCP」「Cyberduck」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

※なし

ライセンス情報

FFFTPのライセンスは「BSD 2-Clause “Simplified” License」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →ffftp/LICENSE

ダウンロード

→GitHub →sayurin / ffftp

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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