マジセミドライブ

ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。

OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】RLogin

【OSS情報アーカイブ】RLogin

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「RLogin」とは

「RLogin」基本情報

■概要

RLogin(アールログイン)とは、豊富な機能を備えたWindows用ターミナルソフトです。

■基本説明

RLoginは、Windowsで動作するターミナルソフト(ターミナルエミュレーター)で、SSHクライアントとして利用できます。

「SSH1/2」など各種プロトコルに対応しており、ターミナル操作で必要とされるさまざまな機能を備えています。

■経緯

・1998年 初版リリース

→RLogin →プログラム・ヒストリー

■ユースケース

RLoginは、画面制御としてxterm準拠エスケープシーケンスなどに対応したANSIやvt100コンソールとして使用できます。

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→RLogin—rlogin/telnet/ssh(クライアント)ターミナルソフト

ライセンス情報

RLoginのライセンスは「MIT License」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →kmiya-culti/RLogin →LICENSE

ダウンロード

RLoginは、Windows XP/7/10で動作し、実行プログラムは32ビット版と64ビット版が用意されています。

→GitHub →kmiya-culti/RLogin →Releases

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Tera Term」など。

「RLogin」の主な特徴

■統合的ターミナルソフト

RLoginは、定番ターミナルソフト(Tera Term、PuTTY、Poderosaなど)の各種機能をまとめあげた統合ターミナルソフトとして利用できます。

機能豊富であるため、「Tera Term」などの機能に不足を感じている方には、乗り換え候補となりえます。

■対応プロトコル

RLoginは、「rlogin」「telnet」「ssh 1/2」の3種類のプロトコルをサポートしています。

→RLogin →対応しているターミナルプロトコル

■リッチUI

マウス操作オプション

マウス関連のオプション設定が豊富に用意されており、マウスホイールによるスクロール動作なども可能です。

→RLogin →マウス関連のオプション設定

ウィンドウ分割機能

ウィンドウを分割して、複数の接続を同時に表示できます。

→RLogin →ウィンドウの分割

ウィンドウ透過表示機能

アクティブでない接続のタブバーの上にマウスカーソルを2秒以上置くとその接続の現在の画面が重ねて透過表示され、2つのウィンドウをグラフィカルに比較できます。

フォント設定

フォント表示についても詳細にカスタマイズできます。

→RLogin →フォントのオプション設定

「RLogin」の主な機能

■ファイル送信機能

エクスプローラからRLoginウィンドウにファイルドラッグ&ドロップするとファイル転送を実行できます。

特に、FTPやSambaなどのサーバを立てていない環境の場合、スムーズにファイル転送できます。

→RLogin →SFTPによるファイル転送

■自動化機能(独自スクリプト言語)

独自スクリプト言語を利用できるため、ルーチン作業を自動化設定できます。

→RLogin →スクリプト仕様書

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

この記事のタグ一覧

おすすめの記事

【デジタル寺田の3分用語解説】「 ダイバーシティ 」&「 インクルージョン 」(D&I)とは?🤝

デジタル寺田の3分用語解説

2024.12.16

【デジタル寺田の3分用語解説】「 ダイバーシティ 」&「 インクルージョン 」(D&I)とは?🤝

「 ダイバーシティ 」(多様性)と「 インクルージョン 」(包括性)は、性別や年齢、国籍、価値観、経験など、人々の持つ様々な違いを認識し、それを尊重しながら誰もが能力を最大限に発揮できる環境を作る考え方です。単に違いを受け入れるだけではなく、それを活かして共に成長していくことを目的としています。

【デジタル寺田の3分用語解説】 米司法省、Google社に対して「 Chrome の売却 」を要求🌐

デジタル寺田の3分用語解説

2024.12.16

【デジタル寺田の3分用語解説】 米司法省、Google社に対して「 Chrome の売却 」を要求🌐

米司法省は、Googleに対してWebブラウザ「 Chrome 」の売却を要求しています。これは、Googleの市場独占行動が競争を排除していると問題視したものです。Googleはこれに反論し「セキュリティや経済への悪影響」を警告しています。今後の裁判の行方に注目が集っています。

【デジタル寺田の3分用語解説】 生成AIを悪用した「 サイバー攻撃 」とは?🕷️

デジタル寺田の3分用語解説

2024.12.16

【デジタル寺田の3分用語解説】 生成AIを悪用した「 サイバー攻撃 」とは?🕷️

生成AIの進化により、フィッシング詐欺やマルウェア作成が高度化・自動化しており、「 サイバー攻撃 」が進化しています。詐欺メールの信憑性が高まり、ターゲットに合わせた攻撃も可能です。また、無害な画像にマルウェアを隠す技術や、脆弱性を自動で攻撃するシステムも登場しているため、企業は最新のセキュリティ対策が不可欠です。