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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Flutter

【OSS情報アーカイブ】Flutter

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

コンテンツ

「Flutter」とは

概要

Flutter(フラッター)とは、Googleが中心となり開発しているUIツールキットです。単一コードベースから「モバイル環境」や「デスクトップ環境」向けの美しいアプリケーションUIを構築可能で、ネイティブコンパイルによる高速なユーザーエクスペリエンスを提供できます。

基本説明

Flutterは、モバイル向けUIを単一コードベースから作成するためのGoogleのSDKです。

生産的で拡張可能なオープン開発モデルにより、美しく高速なアプリを作成するのに役立ちます。

経緯

・2017年5月 初回(アルファ版)リリース

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→flutter.dev

■主要開発元

Flutterは、Flutterコミュニティが中心となり開発が進められています。

→flutter.dev →community

■ライセンス情報

Flutterのライセンスは「BSD 3-Clause “New” or “Revised”」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→github.com →flutter/flutter →LICENSE

■インストール

→flutter.dev →docs →get-started →install

■導入事例

→flutter.dev →showcase

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Xamarin」「React Native」「SwiftUI」など。

モダンUIエクスペリエンス

Flutterは「美しいマテリアルデザイン」「iOS風クパチーノデザイン」「豊富なモーションAPI」「スムーズスクロール」「プラットフォーム認識」などにより、ユーザーの操作エクスペリエンスを向上させます。

レイヤードアーキテクチャ

Flutterは「レイヤード(階層化)アーキテクチャ」を採用しているため、画面上のすべてのピクセルを制御できます。

強力な合成機能により「グラフィックス」「ビデオ」「テキスト」「コントロール」などを制限なくオーバーレイおよびアニメーション化できます。

ウィジェット

■概要

Flutterのレイアウトメカニズムの中核はウィジェットで構成されます。

ウィジェットはUI構築に使用されるクラスで「レイアウト要素」と「UI要素」の両方に使用されます。

「レイアウトモデル」「画像」「アイコン」「テキスト」などはすべてウィジェットとして扱われます。また、グリッドなどの表示されない要素も非表示ウィジェットとなります。

シンプルなウィジェットを組み合わせて、複雑なウィジェットを作成できます。iOSとAndroidの両方でピクセルパーフェクトなエクスペリエンスを提供するウィジェットのフルセットが含まれています。

■ウィジェットカタログ

Flutter向けの「ビジュアル」「構造」「プラットフォーム」「インタラクティブウィジェット」などのコレクションが提供されています。

→flutter.dev →docs →development →ui →widgets

高速動作

Flutterには、ChromeとAndroidをサポートする「Skia 2Dグラフィックライブラリ」が搭載されています。

Flutterコードは、Dartのネイティブコンパイラを使用してネイティブARMマシンコードにコンパイルされ、iOSとAndroidの両方で完全なネイティブパフォーマンスを提供します。

ステートフルホットリロード

Flutterはステートフルなホットリロード機能を提供します。

アプリを再起動したり、アプリの状態を失うことなく、コードを変更して結果を即座に確認できます。

オープン開発モデル

Flutterは、ターゲットプラットフォームに関係なく開発スピードアップするための数千のパッケージを提供します。

FFIとプラットフォーム固有のAPIの両方をサポートしているため、他のネイティブコードに対しても簡単にアクセスできます。

また、Flutterには「Visual Studio Code」と「IntelliJ / Android Studio」の両方のエディタプラグインが含まれています。

 

参考元サイト

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