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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Polaris

【OSS情報アーカイブ】Polaris

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Polaris」とは

概要

Polaris(ポラリス)とは、Kubernetesデプロイについて検証および実施するためのオープンソースツールです。クラスタ構成に対してさまざまなチェックを実行して、Kubernetesポッドとコントローラーがベストプラクティスを使用して構成されていることを確認し、将来の問題を回避するために役立ちます。

基本説明

Polarisは、Kubernetesデプロイメント構成エラーを特定するオープンソースプロジェクトです。

Polarisは、12種類のチェックを実行し、Kubernetes設定ミスをユーザーが発見できるようにサポートし、「セキュリティ脆弱性」「クラスタ停止」「スケーリング失敗」などの問題が発生する可能性を低減できます。

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→fairwinds.com →polaris

■GitHub

→github.com →FairwindsOps/polaris

■主要開発元

Polarisは、Fairwindsが中心となり開発が進められています。

→fairwinds.com →who-is-fairwinds

■ライセンス情報

Polarisのライセンスは「Apache License 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→github.com →FairwindsOps/polaris →LICENSE

■ダウンロード

→github.com →FairwindsOps/polaris

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Prometheus」「kubewatch」「Jaeger」など。

3つの実行モード

■①ダッシュボード

Polarisは、ダッシュボードとして、クラスタ内状況を監査できます。

「kubectl」や「Helm」を使用してクラスタにインストールできます。

保存されている資格情報を使用してクラスタに接続するローカル実行も可能です。

→polaris.docs.fairwinds.com →dashboard

■②アドミッションコントローラー

Polarisは、検証用Webhookとして機能するアドミッションコントローラーとして実行できます。

Webhookは危険レベルをトリガーするワークロードを拒否します。

→polaris.docs.fairwinds.com →admission-controller

■③コマンドライン

Polarisをコマンドラインで実行して、YAMLファイルに保存されているローカルKubernetesマニフェストを監査できます。

特に、CI/CDパイプラインの一部として、Infrastructure-as-Codeに対してPolarisを実行する場合に役立ちます。

→polaris.docs.fairwinds.com →infrastructure-as-code

セキュリティ

Kubernetesのセキュリティ目標は、コンテナが最小限の権限で実行されていることを確認することにあります。

Polarisは、構成がポッドレベルとコンテナレベルの両方で利用できる場合、両方を検証します。

→polaris.docs.fairwinds.com →security

信頼性

適切に構成された「Waitingプローブ」および「Runningプローブ」は、アプリケーションの正常性を保証します。

Polarisは、ポッド内にある両方のプローブ状態を検証します。

→polaris.docs.fairwinds.com →reliability

ネットワーキング

Kubernetesを使用すると、ホストネットワーク名前空間にアクセスできるポッドをデプロイできます。

Polarisは、監視下にあるポッドが過剰なアクセス許可を求めていないことを確認します。

効率性

Polarisは、CPUとメモリについて、要求と制限が設定されていることを確認します。

→polaris.docs.fairwinds.com →efficiency

Dockerイメージ状態管理

Polarisは「イメージタグが指定されていない状態」や「イメージプルポリシーが設定されていない状態」を識別します。

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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