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OSS情報

2023.03.14

【OSS情報】日本住所正規化ライブラリ「 NJA 」(normalize-japanese-addresses)

【OSS情報】日本住所正規化ライブラリ「 NJA 」(normalize-japanese-addresses)

【OSS情報】日本住所正規化ライブラリ「 NJA 」

NJAの「概要」

「 NJA 」(normalize-japanese-addresses)とは、「日本住所正規化ライブラリ」です。

日本の住所の「表記揺れ補正」「誤字脱字対応」により、住所情報を正規化できます。

デモサイト

以下のデモサイトでNJAの機能を試用できます。

→codepen.io →geolonia →pen →oNBrqzL

ユースケース

・住所の正規化を必要とするWebサービス

・住所情報チェック

GitHubページ

→github.com →geolonia →normalize-japanese-addresses

主要開発元

NJAは、日本企業である「Geolonia社」が中心となり開発が進められています。

Geolonia社は、地図アプリケーションの開発を中心に、オープンソースの地理空間情報技術の開発を行っています。

→geolonia.com

ライセンス情報

NJAのライセンスは「MIT License」です。

詳細について、こちらを参照ください。

→github.com →geolonia →normalize-japanese-addresses →LICENSE

動作環境

・Node.jsが必要

インストール

npmコマンドを使用してインストールできます。

→github.com →geolonia →normalize-japanese-addresses [→インストール]

NJAの「特徴」

最新データ取得

・「市区町村の最新データ」をWebAPIから取得
・WebAPIのエンドポイントを指定可能
・「ローカルファイルとして保存したファイル」からのデータ取得も可能

正規化対象項目

・都道府県名
・市区町村名
・町域名
・番地
・建物名 など

正規化機能

・「郡の名前」が省略されている場合は補完
・「アルファベット」「数字」を「半角」に統一
・「町丁目レベルに記載されている数字」は「漢数字」に変換
・「番地や号レベルに記載されている数字」は「アラビア数字」に変換
・「番地などの文字列」は「-」に変換
・京都の「通り名」を削除

ゆらぎ補正 国交省位置参照情報に合わせる

・新字体と旧字体
・「ヶケが」「ヵカか力」「之ノの」「ッツっつ」
・漢字ゆらぎを吸収 :「釜と竈」「埠頭とふ頭」 など

キャッシュ数設定

・キャッシュする「市区町村の数」を変更可能
・デフォルトは 1000件

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参考サイト
→github.com →geolonia →normalize-japanese-addresses
→blog.geolonia.com →住所正規化ライブラリ「normalize-japanese-addresses」にローカルファイルの利用に対応した新規リリースを行いました

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