マジセミドライブ

ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。

OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】OpenOLAP

【OSS情報アーカイブ】OpenOLAP

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「OpenOLAP」とは

OpenOLAPの導入メリット

OpenOLAP(オープンオーラップ)は、販売実績や期間など業務データを集計し、製品別・顧客別・期間別といった多角的な切り口で管理・分析するためのオープンソースのデータベースシステム。

売上報告、市場分析、予算作成などのシーンで使われる分析ツール(OLAP)は、経営者にとってなくてはならない重要なツールでありながら、従来は導入コストが高く、一部の大手企業以外にとってなかなか手を出しづらい存在でした。

しかし、動作に必要なミドルソフトウェアも含め極めて低いコストでOLAPの利用環境を実現できるOpenOLAP(オープンオーラップ)の登場により、中小規模企業の経営は劇的に改善されることでしょう。

OpenOLAPの特長

OpenOLAP(オープンオーラップ)は、次のような特長があります。

  • 従来は高価だったOLAPツールが低コストで導入できる
  • データの管理・分析を多元的に行える
  • 企業の予算管理から戦略策定まで幅広く活用できる
  • OLAPの動作に必要なミドルソフトウェアも無料で同梱
  • データベース管理に同じくオープンソースのPostgreSQLまたはMySQLを利用

こんなお客さまにOpenOLAPの導入をオススメ

次のようなお客様に、OpenOLAP(オープンオーラップ)の導入をオススメします。

  • 金銭的な理由でOLAPの導入をためらっていた
  • データ分析にかかわるコストを削減したい
  • データの視覚化により予算管理を見直したい
  • 多元的なデータ分析を自社の戦略策定に活かしたい
  • データをカンタンに表・グラフ化したい

OpenOLAPのライセンス

OpenOLAP(オープンオーラップ)ソフトウェアは、LGPL(※)ライセンスです。
ソフトウェアのコピーや配布、ソースコードの公開を原則として、ソースコードの自由な改変も認められています。

※GNU Lesser General Public Licenseの略。

OpenOLAPの導入事例

OpenOLAPは、オープンソースの分析ツールとして注目されましたが、現在のBI導入の潮流はJaspersoftやEclipse BIRTへとシフトしています。

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

この記事のタグ一覧

おすすめの記事

【デジタル寺田の3分用語解説】「 カスハラ 」とは?😡

デジタル寺田の3分用語解説

2024.12.23

【デジタル寺田の3分用語解説】「 カスハラ 」とは?😡

「 カスハラ 」(カスタマーハラスメント)は、顧客からの不当な要求や迷惑行為により、従業員の精神的・肉体的健康を害する問題です。企業は「対応マニュアル策定」「研修実施」「相談窓口設置」を通じて対策を講じることで、被害を最小限に抑え、従業員を守る体制を整えることが重要です。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 Windows10 のEOL(サポート終了)問題」と「Windows11への移行」⏳

デジタル寺田の3分用語解説

2024.12.23

【デジタル寺田の3分用語解説】「 Windows10 のEOL(サポート終了)問題」と「Windows11への移行」⏳

「 Windows10 」は、2025年10月14日にサポートが終了し、セキュリティリスクが増大します。Windows11への移行が推奨され、準備として「システム要件の確認」や「テスト」が必要です。生産性向上と安全性確保のため、早めの移行計画が重要です。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 建設DX 」とは?🚧

デジタル寺田の3分用語解説

2024.12.23

【デジタル寺田の3分用語解説】「 建設DX 」とは?🚧

「 建設DX 」は、建設業界でデジタル技術を活用し、業務効率化や生産性向上を目指す取り組みです。「人材不足」「長時間労働」「生産性の低さ」「技術継承の危機」が背景にありますが、「現場のITリテラシーの低さ」が導入の障壁となっています。戦略的な推進が課題解決の鍵です。