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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Adblock Plus

【OSS情報アーカイブ】Adblock Plus

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Adblock Plus」とは

「Adblock Plus」基本情報

■概要

Adblock Plus(アドブロックプラス)とは、広告ブロック機能を提供するWebブラウザ用拡張機能です。

■基本説明

「Adblock Plus(ABP)」は、「コンテンツフィルタリング機能」や「広告ブロック機能」を提供するオープンソースのブラウザ拡張機能です。

■主要開発元

Adblock Plusは、ドイツのソフトウェア開発会社「Eyeo GmbH」を中心として開発されています。

大企業にホワイトリストサービスの料金を請求することで、オープンソース製品を無料で提供しています。

https://eyeo.com/

■経緯

・2005年:初版リリース

「Adblock」ベース

Adblock Plusは、2004年に開発がほぼ停止した「Adblock」をベースとして、「ホワイトリスト機能」「フィルターサブスクリプション機能」などを追加して開発されています。

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→Adblock Plus(The world #1 free ad blocker)

ライセンス情報

Adblock Plusのライセンスは「the GNU General Public License version 3」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→Adblock Plus →License headers

動作環境

Adblock Plusは、以下の主要ブラウザに対応しています。

[デスクトップブラウザ]
・Chrome
・Firefox
・Internet Explorer
・Safari
・Edge など

[モバイルブラウザ]
・Firefox
・Safari (iOS) など

ダウンロード

→Adblock Plus →Get Adblock Plus products on these devices

導入事例

→Adblock Plus →Adblock Plus for Administrators

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「uBlock Origin」など。

「Adblock Plus」の主な特徴

■広告ブロック

Adblock Plusをブラウザに導入すると、「ビデオ広告」「ポップアップ広告」「点滅するバナー広告」など、閲覧を妨げる広告をブロックできます。

広告をブロックすることでページの読み込みが速くなります。

■マルウェア回避

Adblock Plusを使用すると侵入型広告をブロックでき、「悪意のある」感染リスクを軽減できます。

■追跡回避

追跡ブロックにより、企業によるオンライン活動追跡を阻止できます。

■許容広告基準

Adblock Plusでは、許容広告を「邪魔にも迷惑にもならない広告」としています。

広告を「許容広告」にするためには、広告委員会によって定められた基準に準拠する必要があります。

許容広告の基準に準拠した広告はホワイトリストに掲載されます。

→Adblock Plus →Allowing acceptable ads in Adblock Plus

Adblock Plus機能搭載ブラウザ「Adblock Browser」

Adblock Plus機能を搭載したブラウザアプリとして「Adblock Browser」が提供されています。

→Google Play →Adblock Browser Android版

→App Store →Adblock Browser

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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