マジセミドライブ

ウェビナー関連のニュースやITサービス&ツールの最新情報を随時配信します。

OSS情報

2023.04.22

【OSS情報】Pythonデータ検証ツール「 Pydantic 」

【OSS情報】Pythonデータ検証ツール「 Pydantic 」

【OSS情報】Pythonデータ検証ツール「 Pydantic 」

【OSS情報】Pythonデータ検証ツール「 Pydantic 」

Pydanticの「概要」

「 Pydantic 」(パイダンティック)とは、
Pythonタイプアノテーションを使用する「データ検証ツール」です。

実行時にタイプヒントを強制し、データが無効な場合はユーザーフレンドリーなエラーを提供します。

同様ツール

同様な機能を提供するツールとして、次のようなものがあります。

・Pythonデータ型変換ライブラリ「marshmallow」
・Pythonデータ検証ライブラリ「Cerberus」
・Pythonデータ検証ライブラリ「Voluptuous」

Pydanticの「特徴」

Pythonのタイプヒントを使用

・Python型ヒントの使用方法を知っていれば利用可能
・新しい「スキーマ定義」「マイクロ言語」を学習する必要が無い
・既存ツールとの親和性が高い

データ構造

・「型注釈を使用して定義したクラス」の単なるインスタンス

複雑な構造検証が可能

・「複雑なデータスキーマ」を明確かつ容易に「定義」「検証」「解析」できる
・「再帰的Pydanticモデル」「typing標準型」「バリデーター」などを使用

データクラス作成「dataclassデコレータ」

・Pythonデータクラスを作成するデコレータを提供
・入力データの解析+検証を実施

デュアルユース「BaseSettingsクラス」

・「リクエストデータ検証コンテキスト」+「システム設定ロードコンテキスト」の両方で利用可能
・システム設定は環境変数からの読み込みが可能

Pydanticモデル生成ライブラリ「datamodel-code-generator」

・タイプセーフなモデル階層をオンデマンドで生成

■以下のデータソースをサポート
・OpenAPI 3 (YAML/JSON)
・JSON スキーマ
・JSON/YAML データ

→docs.pydantic.dev →datamodel_code_generator

機能拡張

・カスタムデータ型を定義
・デコレータで装飾されたモデルのメソッドを使用して検証を拡張

高速動作

・常にパフォーマンスを重視
・同様ライブラリ以上の速さで動作

Pydanticの「プラグイン連携」

Pythonコード型チェックライブラリ「mypy」

→docs.pydantic.dev →mypy_plugin

Python用統合開発環境「PyCharm」

→docs.pydantic.dev →pycharm_plugin

統合コードエディタ「Visual Studio Code」

→docs.pydantic.dev →visual_studio_code

Python単体テストライブラリ「Hypothesis」

→docs.pydantic.dev →hypothesis_plugin

Pydanticの「オフィシャルサイト情報」

オフィシャルサイト

→docs.pydantic.dev

GitHubページ

→github.com →pydantic/pydantic

主要開発元

Pydanticは「Pydantic開発コミュニティ」が中心となり開発が進められています。

→docs.pydantic.dev →contributing

ライセンス情報

Pydanticのライセンスは「MIT License」です。

詳細について、こちらを参照ください。

→github.com →pydantic/pydantic →LICENSE

動作環境

Python動作環境が必要です。

インストール

docs.pydantic.dev →install

導入事例

Pydanticは、何百もの「組織」や「パッケージ」で採用されています。

→docs.pydantic.dev [→#using-pydantic]

【お知らせ】ITセミナー「マジセミ」のご紹介

「 マジセミ 」では、日々、多くのIT関連セミナーを開催しています。

参加者のみなさまのために「本当に役立つ情報の提供」を目標としています。

また、「 マジセミ 」を通じて、デジタル関連プロダクト(サービス)との「新たな出会いの場」「新たな体験の場」を創造することで、「IT業界の発展」「製造業の発展」「エンジニアの活躍促進」の実現を目指しています。

多くのセミナーの中から「ご自身のスキルやビジネスを強化できるセミナー」を見つけて、ぜひ一度、ご参加ください。

マジセミ

おすすめの記事

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 経済産業省:コンテンツ制作のための 生成AI 利活用ガイドブック 」とは?📘

経済産業省による「 生成AI 利活用ガイドブック 」は、企業やクリエイター向けに、安心して「生成AI」を利用するための、「指針」「実例」「注意点」を明示しています。「業務効率化」や「新しいアイデア創出」の支援を目的としています。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 2029年問題 」とは?📅

「 2029年問題 」とは、高校でのデジタル教育改革により、新入社員と既存社員間でデジタルスキル格差が拡大する懸念を指します。企業は早急に対応が求められています。この格差は、企業競争力や業務効率にも、影響を及ぼす可能性があります。

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

デジタル寺田の3分用語解説

2024.11.18

【デジタル寺田の3分用語解説】「 VMWare 問題 」とは?🖥️

「 VMWare 」の仮想化技術は、「ITインフラの効率化」に大きく貢献する技術ですが、Broadcomによる買収後のライセンス変更が大きな問題として注目されています。柔軟で慎重な契約見直しが今後の鍵となります。