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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Concrete5

【OSS情報アーカイブ】Concrete5

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Concrete5」とは

基本情報

概要

Concrete5(コンクリートファイブ)とは、ブラウザから直感的にサイトの運営管理が行えるCMSです。人気/シェアともに高まってきている注目のCMSです。

基本説明

concete5は「簡単、柔軟、強固」をキーワードに開発されたPHP製CMSです。「使いやすさ」と「カスタマイズ性」が特徴です。

ブラウザから、プログラミングの知識なしに、Wordでドキュメントを編集するような手軽さで、サイトページを作成できます。「コンクリート」ブロックを積み上げるようにしてサイトを作成できます。

経緯

concrete5は、アメリカ企業「PortlandLabs」社の主導で開発されています。

2008年、Concrete5はオープンソース公開されました。

2009年、日本語版がリリースされました。

主な特徴

オープンソース開発方式

世界中の優秀な技術者が開発コミュニティに参加し、活発に改善が行われています。

シェア増加

concrete5採用数は毎年40%以上のペースで増加しています。

MITライセンス

concrete5は制限が緩い「MITライセンス」であるため、カスタマイズしたソースコードを公開する義務はありません。

直感的な「編集モード」

プログラミング(HTML/CSS)知識がなくても、Webページ上の編集したい部分をクリックするだけで、そのまま編集できます。ページ内の要素(ブロック)はドラッグ&ドロップで自由に並び替えできます。

ツリー形式ページ管理

サイトコンテンツ設計を「ツリー形式サイトマップ」で行えます。

「ブロック」システム

concrete5では、テキスト/画像などの各要素を「ブロック」として扱い、ドラッグ&ドロップで配置し、ブロックを積み重ねることで1つのページを作り上げます。企業サイトに必要とされる多様な機能(ブロック)が標準で揃っています。

公式マーケットプレイスからセキュリティチェック済みの追加機能をダウンロードできます。

コンテンツの「バージョン管理」と「ロールバック」

ページコンテンツ/属性は、すべてバージョン管理されており、いつでもロールバック可能です。

ワークフロー機能

1段階のワークフロー機能を標準搭載しています。

モバイル対応

レスポンシブグリッドフレームワーク対応機能がモバイルコンテンツ作成をサポートします。

ユーザ権限管理

concrete5は、多人数運用サイトを念頭に設計されています。ユーザ/グループ/各コンテンツレベルで詳細な権限設定を行えます。

ファイルマネージャー

高機能ファイルマネージャーが標準で用意されています。ラベル設定/FTP入稿なども行えます。

多言語サイト対応

ログインユーザ単位で、concrete5インターフェース表示言語を設定できます。

動的CMSの弱点を克服する「キャッシュ機能」

concrete5は「動的CMS」です。動的にページを作成するため表示速度が遅くなる弱点がありますが、「フルページキャッシュ機能」などのさまざまなキャッシュ機構を駆使して表示の高速化を図っています。

MVC設計

モデル・ビュー・コントローラ(MVC)コンセプトで開発されています。

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「WordPress」「Drupal」「Joomla!」「Geeklog」など。

導入事例

日本国内でも多くのサイトで採用されています。
→Concrete5 japan →concrete5 サイト事例検索

ライセンス情報

Concrete5のライセンスは「MITライセンス」です。このライセンスに従うことを条件として、ソースコードの改変と公開が許可されています。

ダウンロード

ダウンロードページ

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