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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Firebird

【OSS情報アーカイブ】Firebird

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Firebird」とは

「Firebird」基本情報

■概要

Firebird(ファイアバード)とは、十分な機能を持つパワフルなRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)です。ほとんどメンテナンスフリーで、数KBからギガバイト級のデータを扱えます。

■基本説明

Firebirdは、「シングルユーザーモデル」から「エンタープライズモデル」まで、優れたパフォーマンスとスケーラビリティを提供するRDBMSです。

各種業界標準との高い互換性により、ハイブリッド環境用の相互運用可能なアプリケーション開発をサポートします。

■動作環境

Firebirdは主要なOSをネイティブサポートしています。
・Windows
・Linux
・MacOS
・HP-UX
・AIX
・Solaris など

また、主要なLinuxディストリビューションのリポジトリに含まれています。

■経緯

Firebirdは、「InterBase 6.0」ソースコードに由来するリレーショナルデータベースです。

20年以上にわたって開発が続けられているため、高い安定性も特徴です。

主な特徴

■小型フットプリント

Firebirdのフットプリントは、大変小さく、最小インストールでは4MB程度しかありません。

設定はほとんど必要なく、インストールしてすぐに利用を開始できます。

■ハイパフォーマンス

「最大20テラバイト」クラスのデータベースをサポートし、「数百の同時クライアント接続」に対応できます。

■マルチ世代アーキテクチャ

Firebirdの「マルチ世代アーキテクチャ」により、データベースは分析と運用の両方のデータストアとして同時に機能できます。

ほとんどの条件下で同一データにアクセスする際にライターをブロックしないことで実現しています。

■SQL言語サポート

Firebirdは、「ANSI SQL」との高い互換性を提供します。

主なポイント

・ストアドプロシージャの完全サポート
・トリガの完全サポート(接続トリガ、トランザクショントリガ)
・フルACID準拠トランザクション
・参照整合性
・一時テーブル
・データベース間クエリ
・フルカーソル実装 など

■対応ドライバ

主要なドライバに対応しています。
・ODBC
・JDBC
・OLEDB
・ネイティブAPI など

■開発言語アクセスコンポーネント

多くの開発言語に対応しています。
・Java
・.Net
・C++
・PHP
・Python
・Perl など

■その他のポイント

・認証機能
・ロギング/モニタリング機能
・バックアップ/復元機能
・全文検索機能
・スレッドセーフなクライアントライブラリ
・関連ツールの提供(GUI管理ツール、レプリケーションツール) など

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「PostgreSQL」「MySQL」「MariaDB」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Firebird(The true open source database for Windows, Linux, Mac OS X and more)

ライセンス情報

Firebirdのライセンスは「IDPL(Initial Developer”s Public License)およびIPL(InterBase Public Licence)」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→Firebird →Licensing

ダウンロード

→Firebird →Downloads(Server Packages)

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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