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OSS情報
2020.01.01
【OSS情報アーカイブ】Sylpheed


※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。
コンテンツ
「Sylpheed」とは
「Sylpheed」基本情報
■概要
Sylpheed(シルフィード)とは、日本製メールソフトです。「シンプル」「軽量」「高機能」「使いやすさ」などを特徴としています。
■動作環境
・Linux
・POSIX準拠Unix like OS
・Windows
■経緯
・2000年、初版リリース
開発者の山本氏が、Linuxで使用できる実用レベルの電子メールクライアントがなかったことを理由として開発がスタートしたとされています。
主な特徴
■直感的インターフェース
Sylpheedは直感的に操作できるユーザーインターフェースを提供しています。
Sylpheedの画面構成は、「Outlook Express」「Becky!」などのように、3ペイン方式を採用しています。
■快適な操作性
Sylpheedは、細部まで作りこまれた快適な操作性を提供します。
GUI操作だけではなく、キーボードによる操作も快適に行えるように設計されており、効率よくメールを読み進めることができます。
■カスタマイズ性
各設定項目は分かりやすく整理されており、初めて使用する場合でも直感的に設定できます。
■軽快動作
Sylpheedは、すべてC言語で実装されており、インタプリタや仮想マシンなどは使用していないため、軽快に動作できます。
1フォルダに2~3万通のメールをため込んでもストレスなく動作します。
■安定動作/信頼性
メッセージは「1ファイル1メール」のMH形式で管理されます。
「1ファイル1フォルダ」の形式に比べ、システムに障害が発生した際にメールを失う危険性も少なくなっています。
メールボックスのコンパクト化処理などを行う必要はありません。
■多言語対応
Sylpheedは国際化と多言語表示に対応しています。
■プラグイン
複数のプラグインが用意されています。
・「Attachment Tool」—添付ファイル操作
・「autoforward.dll」—メール転送
・「chkarchpasswd.dll」—添付ファイルパスワードチェック など
■対応プロトコル
主要プロトコルに対応し、IPv6にも標準対応しています。
・POP3
・IMAP4rev1
・SMTP
・NNTP
・SSL/TLSv1
・IPv6
■セキュリティ
GnuPGによるメッセージの電子署名と暗号化、SSL/TLSv1によるPOP3/IMAP4/NNTPの暗号化通信に対応しており、安全な通信が行えます。
主な機能
■フィルタリング/検索機能
高機能なフィルタリング機能により、さまざまな条件でメッセージの抽出を行えます。
■迷惑メール対策機能
Sylpheedは、外部コマンドを利用した学習型の迷惑メール対策機能を搭載しています。
手動でフィルタルールを登録することなく、自動的に迷惑メールをフィルタできます。
補足情報
■同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「Thunderbird」など。
■オフィシャルサイト
オフィシャルサイト
ライセンス情報
Sylpheedのライセンスは「GNU GPL(ライブラリ部のLibSylphはGNU LGPL)」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→Sylpheed
ダウンロード
参考元サイト
※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。
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