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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Apache Groovy

【OSS情報アーカイブ】Apache Groovy

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Apache Groovy」とは

「Apache Groovy」基本情報

■概要

Apache Groovy(アパッチグルービー)とは、Javaプラットフォーム用のJava構文に準拠したオブジェクト指向プログラミング言語です。

■基本説明

Apache Groovyは、Javaと密接なつながりがありJava構文に準拠しているため、Java開発者が多くの学習コストをかけることなく容易に移行できる特徴があります。

Javaプログラムとのスムーズな統合が可能で、「実行時およびコンパイル時のメタプログラミング」「スクリプト機能」「ドメイン固有言語作成」など追加的な機能を備えています。

■経緯

・2003年 初版リリース

主な特徴

■Java準拠言語

Javaプラットフォーム

Apache Groovyは、Javaプラットフォームのプログラミング言語とスクリプト言語の両方として使用できます。Java仮想マシン(JVM)バイトコードにコンパイルされ、他のJavaコードやライブラリとシームレスな相互運用が可能です。

高機能

「クロージャ」「ビルダー」「関数型プログラミング」「型推論」「静的コンパイル」など、Javaを補完する高度なプログラミング機能を提供します。

アプリケーション統合

Apache Groovyは「シンプルなコード実行」から「完全な統合キャッシングとコンパイラのカスタマイズ」まで可能で、Javaアプリケーション実行時に自身を統合するいくつかの方法を提供しています。Javaからも同じ統合メカニズムを使用できます。

「サードパーティ製Javaライブラリ」とのシームレスかつ透過的な相互運用も可能とします。

Java言語との違い

Apache Groovyは、Java開発者にとって非常に移行しやすい言語ですが、いくつかJavaとの相違点があります。
・デフォルトインポート
・マルチメソッド
・ARM(自動リソース管理)ブロック
・ラムダ
・プリミティブ/ラッパー など

→Apache Groovy →Differences with Java

■豊富なエコシステム

Apache Groovyは、以下のような豊富なエコシステムを提供しています。
・Webフレームワーク
・デスクトップアプリケーションフレームワーク
・リアクティブアプリケーションフレームワーク
・GUI構築
・ビルドツール
・並行/非同期/並列ライブラリ
・コード解析
・テストフレームワーク など

→Apache Groovy →Ecosystem

■サポートIDE

多くのIDE(統合開発環境)やコードエディタがGroovyをサポートしています。
・Android Studio
・Atom
・Eclipse
・IntelliJ IDEA
・JDeveloper
・NetBeans
・Visual Studio Code など

補足情報

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Kotlin」「Scala」など。

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Apache Groovy(The Apache Groovy programming language)

ライセンス情報

Apache Groovyのライセンスは「Apache License 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →groovy/LICENSE

ダウンロード

→Apache Groovy →Download

 

参考元サイト

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