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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Arduino

【OSS情報アーカイブ】Arduino

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Arduino」とは

「Arduino」基本情報

■概要

Arduino(アルデュイーノ/アルドゥイーノ)とは、オープンソースハードウェアとオープンソースソフトウェアに基づくシングルボードマイクロコントローラプラットフォームです。

■基本説明

Arduinoは、「オープンソースハードウェア」および「オープンソースソフトウェア」プロジェクトです。

物理的およびデジタルの世界において、オブジェクトを検出/制御できるデジタルデバイス(インタラクティブオブジェクト)を構築するためのシングルボードマイクロコントローラ(マイクロコントローラキット)を設計および製造しています。

■Arduinoプロジェクト構成

オープンソースハードウェア「Arduinoボード」

Arduinoボードは、マイクロコントローラを搭載した物理的ハードウェアボードです。

「プログラム指示」「Twitterメッセージ」などの入力情報を読み取り、「モーター作動」「LED点灯」「インターネット送信」などの出力を行えます。

すべてのArduinoボードは完全にオープンソースであり、Creative Commonsライセンスの下で公開されています。

ユーザーが独自にボードを作成できます。経験豊富な回路設計者は独自のモジュールを作成し、それを拡張して改良できます。

オープンソースソフトウェア「ArduinoIDE」

ArduinoIDEは「オープンソースArduinoボード用統合開発環境」であり、「オープンソースエレクトロニクスプロトタイピングプラットフォーム」です。

Arduinoハードウェア用プログラムは、ターゲットプロセッサ用のバイナリマシンコードを生成するコンパイラを使用して任意のプログラミング言語で記述できます。

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→Arduino

ライセンス情報

Arduinoのライセンスは「LGPLまたはGPLライセンス」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →arduino/Arduino →license.txt

ダウンロード

→Arduino →SOFTWARE

「ArduinoIDE」の主な特徴

■マイクロコントローラを操作

ArduinoIDEは、マイクロコントローラを操作するプログラムを記述できます。

初心者には使いやすく、上級ユーザーにも対応できる柔軟性があります。

■クロスプラットフォーム

ArduinoIDEは「Windows」「Macintosh OSX」「Linux」で動作します。

他の多くのマイクロコントローラシステムはWindowsに限定されているため、クロスプラットフォーム対応している点はArduinoの強みとなっています。

■スケッチ

ArduinoIDEを使用して書かれたプログラムは「スケッチ」と呼ばれます。

■スケッチブック

「スケッチブック」はスケッチを保存するための格納概念です。

■ライブラリ

言語はC++ライブラリを通して拡張できます。

ライブラリは、スケッチで使用するための追加機能(ハードウェア操作機能やデータ操作機能など)を提供します。

Arduinoソフトウェアにはいくつかのライブラリが含まれていますが、その他のものは、ライブラリマネージャなどを通じてダウンロードできます。

→Arduino →Reference →Libraries

「ArduinoIDE」の主な機能

■コードエディタ機能

・テキストの切り取りと貼り付け
・テキストの検索と置換
・自動インデント
・中括弧照合
・構文強調表示 など

■アップロード機能

・コードをコンパイルしてArduinoボードにアップロード など

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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