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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】GNU Wget

【OSS情報アーカイブ】GNU Wget

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「GNU Wget」とは

「GNU Wget」基本情報

■概要

GNU Wget(グニューダブルゲット)とは、ファイル取得用ネットワークユーティリティです。Webページ再帰的検索機能によるWebサイトミラーリングを行えます。

■基本説明

GNU Wgetは、インターネットプロトコルを使用してファイルを取得するためのフリーソフトウェアパッケージです。

GNU Wgetは「ファイル取得」「Webサイト全体のミラーリング」「FTPサイト全体のミラーリング」などの用途に利用できます。

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→GNU →GNU Wget

ライセンス情報

GNU Wgetのライセンスは「GNU General Public License」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GNU →GNU Wget

ダウンロード

GNU Wgetは、ほとんどのUNIXライクOSに加えて、Windowsでも動作します。

→GNU →Index of /gnu/wget

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Curl」など。

「GNU Wget」の主な特徴

■非対話型コマンドラインツール

GNU Wgetは非対話型コマンドラインツールであるため、「スクリプト」「cronジョブ」「X-Windowsサポートなしの端末」などから簡単に呼び出せます。

GNU Wgetは対話型ではないため、ユーザーがログオンしていなくてもバックグラウンドで動作します。

■プロトコルサポート

GNU WgetはHTTPやFTPをサポートしています。

HTTP

GNU WgetはHTTP/1.0クライアントであり、多くのWebサーバで使用されている機能をサポートしています。
・HTTP
・HTTPS
・HTTPプロキシ
・HTTP Cookie
・持続的HTTP接続
・キープアライブ接続
・Hostヘッダー など

IPv6対応

GNU WgetはIPv6をサポートしています。

IPv6をサポートするように構築されたバイナリは「IPv4のみの環境」と「IPv4+IPv6の環境」の両方で動作します。

■プロキシサーバサポート

GNU Wgetはプロキシサーバをサポートしています。

■多言語対応

GNU Wgetは、多言語対応NLSベースメッセージファイルにより、多言語で利用できます。

「GNU Wget」の主な機能

■Webページ再帰的検索機能

GNU WgetはWebオーサリングページの再帰的検索をサポートしています。

再帰的ダウンロードにより、「HTML」「XHTML」「CSS」内のリンクをたどって、ローカルバージョンのリモートWebサイトを作成し、元のサイトのディレクトリ構造を完全に複製できます。

「サイトアーカイブ」「サイトミラーリング」などの用途に利用できます。

■相対パス変換機能

GNU Wgetは、ダウンロードしたファイル内の絶対リンクを相対パスに変換し、ローカルファイル間でリンクするようにパス変換できます。

■ダウンロード再開機能

GNU Wgetは、低速または不安定なネットワーク接続環境でも堅牢動作するように設計されています。デフォルトで「パッシブFTPダウンロード」を使用し、オプションにより「アクティブFTP」も使用できます。

GNU Wgetは、ネットワークの問題が原因でダウンロードが失敗した場合、ファイル全体を取得できるまで再試行を続けます。

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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