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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Ionic Framework

【OSS情報アーカイブ】Ionic Framework

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Ionic Framework」とは

概要

Ionic Framework(イオニックフレームワーク)とは、オープンソースUIツールキットです。

JavaScript+標準Web技術を使用して、単一コードベースから「クロスプラットフォームネイティブアプリ」および「プログレッシブWebアプリ」を構築できます。

基本説明

「Ionic Framework」は、「Angular」「React」「Vue」などの広く利用されているフレームワークと統合されたWebテクノロジー(HTML、CSS、JavaScript)を使用して、高パフォーマンスかつ高品質の「モバイルアプリ」と「デスクトップアプリ」を構築するためのオープンソースUIツールキットです。

特に、「UIコントロール」「相互作用」「ジェスチャー」「アニメーション」など、アプリのフロントエンドUXとUIの相互作用に焦点を当てており、使いやすいアプリ開発が可能です。

経緯

「Ionic Framework」は、過去のリリースにおいて、Angularと緊密に結合されていましたが、スタンドアロンのWebコンポーネントライブラリとして機能するように再設計されています。

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→ionicframework.com

■GitHub

→github.com →ionic-team/ionic-framework

■主要開発元

Ionic Frameworkは、Ionicコミュニティが中心となり開発が進められています。

→ionic.io →community

■ライセンス情報

Ionic Frameworkのライセンスは「MIT License」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→github.com →ionic-team/ionic-framework →LICENSE

■セットアップ

「Ionic Framework」の使用を開始するには、「Node+npm環境」が必要です。

→ionicframework.com →docs →intro →environment

■導入事例

→ionic.io →customers

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「React Native」「Flutter」など。

Web標準準拠

「Ionic Framework」は、信頼性の高い標準化されたWebテクノロジー(HTML、CSS、JavaScript)の上に構築されています。

ShadowDOMなどの最新のWebAPIを利用できます。

習得が容易

「Ionic Framework」はシンプルさを念頭に置いて構築されているため、Webスキルを有している開発者は、容易に習得できます。

スタイリッシュアプリ開発

「Ionic Framework」は、さまざまなモバイルデバイスやプラットフォームで、美しく機能し表示されるように設計されています。
・機能的コンポーネント
・タイポグラフィ
・各プラットフォームに適応するリッチな基本テーマ など

単一コードベース

単一のコードベースから各環境で動作するアプリを構築できます。
・ネイティブiOS
・Android
・デスクトップ
・プログレッシブWebアプリ など

ネイティブデプロイ

「Ionic Framework」は、ネイティブデプロイが可能です。

ネイティブアプリのUIガイドラインをエミュレートし、ネイティブSDKを使用して、ネイティブアプリのUI標準とデバイス機能を制御します。

※プログレッシブWebアプリとしてブラウザで実行させることもできます。

モバイルパフォーマンス

「Ionic Framework」は、モバイルデバイスで優れたパフォーマンスを発揮するように構築されています。
・効率的なハードウェアアクセラレーション
・「タッチに最適化されたジェスチャ」などのベストプラクティス など

参考サイト
→ionicframework.com
→github.com →ionic-team/ionic-framework

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