年間1,000回以上のウェビナー(WEBセミナー)を開催するマジセミ発信の人気動画・注目動画をレポートする本シリーズ。第2回の今回は、マジセミの寺田社長がウェビナーノウハウを解説した動画「Zoomウェビナーからは商談は獲得できないのか?」を紹介します。
プロが駆使するテクニックを学び、ウェビナー開催・集客の参考にしたいとお考えの担当者様は、ぜひ最後までチェックしてください。
動画内で語られた「ウェビナーから商談化するポイント」
コロナ禍以降、新たなデジタルマーケティング手法として、重要性が高まっているウェビナー。しかし巷では「ウェビナーに参加してくれても、その後の商談につながらない」という開催企業の声も少なくありません。
そこで本動画内では、マジセミの寺田社長がウェビナー集客から商談に結びつける具体的な4つのポイントを紹介しています。
ウェビナー集客に問題があるケースで重要なのは、タイトルの設定。ターゲットがセミナーに参加する理由を明確にしたうえで、「課題解決につながりそう」と思えるようなタイトルを付けるのがポイントです。
次にウェビナー自体の離脱率を下げるプレゼンシナリオ構築のコツとして紹介されているのが、参加者の感情に起伏を生じさせるテクニック。
ウェビナーの冒頭、解決が必要な課題を共有した時点では、参加者の感情はマイナスからスタートしています。
しかしここで課題の解決策として、いきなり自社の商品・サービスを提示しても、ストーリーがないため参加者は退屈に感じてしまうでしょう。当然、関心を持たれなければ商談化につながることもありません。
そのためまずは別の解決方法Aを提示して、参加者の感情をプラスに引き上げたうえで、この解決方法Aの問題点にも言及。再び参加者の感情をマイナス方向に落とす必要があるのです。
このドラマのような感情の起伏が、オンラインセミナー参加者の興味をプレゼンに強く惹きつけます。
そして興味が最も高まったタイミングで、より優れた解決方法Bとして商品・サービスを紹介すれば、参加者により強いインパクトを与えることができます。
この商品・サービスの紹介は3〜5分ほどの長さにとどめ、WEBセミナーだけで情報をすべて提示しないのも重要なポイントです。「もっと聞きたい」と思ってもらうことで、個別の商談につながりやすくなります。
またウェビナー終了後のフォローに関しては、早めのフォローを心がける、欠席者もフォローする、アンケート内容を参考にメッセージを変えるといったコツが紹介されています。
マジセミの寺田社長のウェビナーノウハウ
このようなテクニックを駆使すれば、次回以降のウェビナー集客からの商談獲得率をかなり高めることができるでしょう。
とはいえ文面での説明では、具体的なイメージがしにくいかもしれません。そのためまずは優れたウェビナーを視聴して、上記のテクニックが実際にどのように活用されているのかを研究することが重要です。
実は今回紹介した動画自体にも、解説した「ウェビナーを商談化に結びつけるポイント」がそのまま活用されています。
たとえば「プレゼンシナリオの構築」に当てはめると、上記のテクニックは、問題提起のあと最初に提示される解決方法Aにあたります。
動画内ではその後、これらのテクニックだけでは解決できないウェビナーの難しさとして、「集客は最低1万件のリストがないと難しい」「テーマ設定に客観性を持ちにくい」「当日の運営に手間がかかる」「フォローをするのに人的リソースが必要」などを提示。
解決方法②として、ウェビナーの集客から当日運営までをノンストップで支援するマジセミを紹介するという構成になっています。
そのほかにもさまざまなテクニックが駆使されており、効果的なウェビナーの方法を学ぶのにぴったりの動画です。
さらにYouTubeチャンネルや公式サイトでは、マジセミが開催したウェビナーのアーカイブを豊富に掲載しています。プロのウェビナーを参考に自社開催のウェビナーのクオリティを高めたいとお考えの方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。
いまさら聞けない
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「成果が出るウェビナー」を実現するための重要ポイントを解説
ウェビナーの目的から集客手法、商談獲得ノウハウ、開催プロセスまで。ウェビナーを年間1000回以上開催するマジセミ代表・ 寺田が、さまざまな課題を抱えるウェビナーの改善方法をレクチャーします。
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