「ターゲティング」はウェビナー(Webセミナー)にどのような人を集客したいのか、ターゲットを明確にしていくプロセスです。
ポイントは「自社の商品・サービスに興味がある人」といった抽象的なセグメントではなく、「年齢」「性別」「職種」「業界」「役職」「年収」「ニーズ」「課題」「新規顧客か既存顧客か」といった明確かつ具体的な人物像を設定すること。
加えて、人物像がウェビナーの開催目的と合致している点も重要です。例えば商談化につなげるなら、ターゲットは商品・サービスの見込み顧客を設定する必要があるでしょう。
ターゲティングはウェビナーにどのような効果をもたらすのでしょうか。ウェビナー集客にターゲット設定が重要となる3つの理由を紹介します。
広告・広報のコスパと集客効果を高められる
ウェビナーにターゲティングが必要な理由として、まず挙げられるのが集客力の向上です。
Webで実施するセミナーを告知する媒体は、自社サイト、メール、SNS、Web広告、無料・有料のオンラインセミナーポータルサイトなどさまざまです。できるだけ多くの顧客接点をつくった方が、ウェビナーの集客力は高まります。
とはいえ、媒体の数が増えれば、それだけコストと工数が必要です。
その点、ターゲティングによって来訪させたいオンラインセミナー参加者像が明確になっていれば、ターゲット層の目に付きやすい告知方法をピンポイントで選択できます。コストを最小限に抑えつつ、最大限の効果を狙うことができるというわけです。
例えば既存顧客ではなく新規顧客を集めたい場合、自社サイトやメールでの集客よりも、「関連性の高いキーワードで検索したユーザーにリスティング広告を打つ」「オンラインセミナーのポータルサイトで意欲の高い層に告知する」といった施策のほうが、期待する効果を得やすいでしょう。
開催告知の開封率・クリック率が上がる
ターゲットのニーズ、抱えている悩み、情報収集のやり方などが明確になっていると、集客における「メールのタイトル」「メッセージの内容」「解決できる問題」「参加メリット」をターゲットに合わせて最適化することが可能です。
明快かつ強い訴求によって、告知による訴求力を格段に高めることができるでしょう。
例えば単に「顧客に喜ばれる接客のコツ」と伝えるよりも、ターゲットのニーズを考慮して「旅行好きな女性に喜ばれる接客のコツ」としたほうが、類似するウェビナーとの差別化が図れます。
結果としてメール・告知サイト・オンラインセミナー参加申込ページの開封率とクリック率が向上し、集客力アップにつながるのです。
ウェビナーの内容を最適化できる
ターゲティングの3つ目のメリットは、顧客視点の獲得により参加者のニーズに合わせたウェビナーが企画しやすくなること。
これにより、集客時の訴求力を高められるだけでなく、ウェビナーの本来の目的を果たしやすくなります。
ウェビナーでは単なる商品の売り込みではなく、ターゲットが抱える問題に応える「問題解決型のコンテンツ」を提供することが、その後の信頼関係構築のために重要です。
ターゲティングが成功し、多くの参加者を獲得できれば、自社で提供する商品・サービスへのアクション率も商談数も増やすことができます。
ここまでできれば、参加者の情報を顧客リストとして保持して、ウェビナー終了後に継続的にやり取りをしていくアプローチが有効になります。商品・サービスに対するニーズが高いとわかっていれば、商談獲得に結びつきやすい直接的な訴求をしやすくなるのです。
集客・ターゲティングは「マジセミ」にご相談を!
ウェビナー開催をワンストップで支援する「マジセミ」は、お客様への詳細なヒアリングを通して、ウェビナーのゴールとターゲットを設定。コンテンツ企画から集客、ウェビナー終了後の営業活動まで、ターゲットにマッチした最適なフローを設計します。
年間のセミナー開催は600回にも及び、蓄積したノウハウがあるため、お客様の商品・サービスの強みを活かしつつ、参加者の興味を喚起するキーワードを盛り込んだテーマ設定が可能です。
IT業界に携わる10万人の顧客リストと、自社サイトを活用した動員力は業界トップクラス。アクション率の高い意欲的な参加者を数多く集客することができます。
「成果の出るウェビナーを開催したい」「企画や集客のやり方を知りたい」とお考えの方は、ぜひウェビナーのプロである「マジセミ」のサービスをご利用ください。
ウェビナー集客成功のために 必ず押さえる8つの鉄則