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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】SoftEther VPN

【OSS情報アーカイブ】SoftEther VPN

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「SoftEther VPN」とは

「SoftEther VPN」基本情報

■概要

SoftEther VPN(ソフトイーサVPN)とは、オープンソースのクロスプラットフォームマルチプロトコルVPNソフトウェアです。

■「VPN」とは

「VPN(Virtual Private Network)」とは、パブリックネットワーク(インターネット)上に「プライベート仮想ネットワーク」を構築する技術です。

仮想的な専用線を構築することで、データの盗聴や改ざんなどの脅威が排除でき、セキュリティが確保された安全なネットワークとして利用できます。

VPNは、物理的な専用線を施設するよりも遥かに低コストで導入できるメリットがあります。

■基本説明

SoftEther VPNは、シンプルな手順でセキュアVPNを構築できる機能を提供します。

■主要開発元

SoftEther VPNは、筑波大学で開発され、SoftEtherVPNプロジェクトが中心となり開発が続けられています。

→SoftEther VPN →About SoftEther VPN Project

■経緯

2013年:初版リリース

■ユースケース

SoftEther VPNは、以下の用途に活用できます。
・アドホックVPN構築
・LANへのリモートアクセス構築
・LAN to LANブリッジ構築—クラウドからクラウドへのブリッジ
・ローカルPCをクラウドに参加させる
・クラウドVMをLANに参加させる
・独自クラウド構築
・テスト用ネットワーク環境構築—ネットワークテスト、シミュレーション、デバッグ など

■オフィシャルサイト情報

オフィシャルサイト

→SoftEther VPN

ライセンス情報

SoftEther VPNのライセンスは「Apache License 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →SoftEtherVPN/SoftEtherVPN →LICENSE

動作環境

VPNサーバは「Windows」「Linux」「Mac」「FreeBSD」「Solaris」で動作します。

VPNクライアントは「Windows」「Linux」「Mac」「Android」「iPhone」「iPad」などで動作します。

ダウンロード

→SoftEther VPN →Download

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Algo VPN」「OpenVPN」など。

「SoftEther VPN」の主な特徴

■イーサネット仮想化

SoftEther VPNサーバは仮想イーサネットスイッチを実装し、SoftEther VPNクライアントが仮想ネットワークアダプタを実装することで、イーサネットを仮想化します。

「リモートアクセスVPN」や「サイト間VPN」などを簡単に構築できます。

■ファイアウォール通過

SoftEther VPNは「Ethernet over HTTPS」を使用するため、どのようなディープパケットインスペクションファイアウォールでもSoftEther VPNのトランスポートパケットをVPNトンネルとして検出することはできません。

そのため、会社のファイアウォールやNATの内側に独自のVPNサーバをセットアップすると、自宅やモバイルの場所から、ファイアウォールの設定を変更することなく、企業内のVPNサーバにアクセスできます。

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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