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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】Karate

【OSS情報アーカイブ】Karate

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

コンテンツ

「Karate」とは

概要

Karate(カラテ)とは、APIおよびUIのテスト自動化フレームワークです。スクリプトはJava言語に依存していないため、プラグラミング言語知識がないユーザーでも、豊富なサポート機能を利用してテスト用スクリプトを作成できます。マルチスレッド並列実行や分散テスト機能による高速処理も特徴としています。

基本説明

Karateのスクリプトはコードをコンパイルする必要はなく、プレーンテキストでシンプルかつ読みやすいテストを作成できます。

Javaに慣れていないチーム向けに、クロスプラットフォームのスタンドアロン実行可能ファイルも利用できます。

「HTTP」「JSON」「GraphQL」「XML」などをサポートしており、同一テストスクリプト内でAPIとUIのテスト自動化を組み合わせることができます。

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→intuit.github.io →karate

■GitHub

→github.com →intuit/karate

■ライセンス情報

Karateのライセンスは「MIT License」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→github.com →intuit/karate →LICENSE

■ダウンロード

→github.com →intuit/karate

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Apache Jmeter」「Postman」「SoapUI」など。

スクリプト

■プレーンテキスト

Karateのスクリプトはプレーンテキストであるため、コンパイル手順やIDEを必要とせず、チームはGitなどを使用して共同作業を実施できます。

■DSL構文

KarateのDSL構文は、ネイティブにJSONとXMLをサポートし、JsonPathやXPath式を利用できます。

■読みやすさ

テスト内容を整形式のJSONまたはXMLとして表現することで、読みやすい形で記述できます。

深くネストされているかどうかに関係なく、応答ペイロード全体が期待通りであることを表現できます。

■コード行削減

ヘルパーコードなどの必要性が排除されているため、コード行は大幅に削減されます。

ユーザー定義関数を再利用することで、効率的に記述できます。

■他スクリプトの呼び出し

スクリプトから他のスクリプトを呼び出すことができます。

認証を維持しながら、複数のテストにわたってフローを効率的にセットアップできます。

サポート機能

■アサーション機能

「どのデータ要素(パス)が期待通りではないのか?」が明確になるため、大きなペイロードでも簡単にトラブルシューティングできます。

■デバッグ機能

編集中にステップ再生などを実行できるフル機能のデバッガー機能を利用できます。

■検証機能

ペイロードの構造と形式を検証する「クロスフィールド/ドメイン検証ロジック」を利用できます。

CI/CDパイプライン統合

「Maven」「JUnit5」などを利用することで、UI自動化スイートにKarateを統合できます。

高速動作

■マルチスレッド並列実行

マルチスレッド並列実行による高速動作が可能です。

特に統合テストやエンドツーエンドテストの場合に大幅な時間の節約になります。

■分散テスト機能

テストを並行して実行することで、実行時間を大幅に短縮できます。

これはコア機能であり「JUnit」「Maven」「Gradle」に依存しません。

HTTP呼び出しの包括的サポート

・SOAP/XMLリクエスト
・HTTPS/SSL
・HTTPプロキシサーバ
・URLエンコードされたHTML形式データ
・マルチパートファイルアップロード—「multipart/mixed」「multipart/related」
・ブラウザのようなCookie処理
・「HTTPヘッダ」「パス」「クエリパラメータ」
・Websocket など

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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