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OSS情報

2020.01.01

【OSS情報アーカイブ】OpenXava

【OSS情報アーカイブ】OpenXava

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「OpenXava」とは

概要

OpenXavaとは、オープンソースのローコードプラットフォームであり、Javaドメイン駆動型Webフレームワークです。プレーンJavaでドメインクラスのみを記述することで、効率的かつ迅速にエンタープライズWebアプリケーションを開発できます。

基本説明

OpenXavaは、Javaを使用してビジネスアプリケーションを迅速に開発するためのフレームワークです。

簡単に習得でき、「CRUDモジュール」「レポート生成」「会計パッケージ」「顧客関係管理」「請求書発行」「倉庫管理」などのビジネスアプリケーションを開発できます。

また、OpenXavaは拡張可能でカスタマイズ可能であり、アプリケーションコードは非常に純粋なオブジェクト指向の方法で構成されているため、任意の複雑なアプリケーション開発にも対応できます。

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→openxava.org

■主要開発元

OpenXavaは、openxava.orgが中心となり開発が進められています。

→openxava.org →support

■ライセンス情報

OpenXavaのライセンスは「LGPL license」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→openxava.org [→Open source]

■ダウンロード

→sourceforge.net →projects →openxava →files

■導入事例

→openxava.org →stories

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Joget Workflow」「Convertigo」「VisionX」など。

高い生産性(データ構造とビジネスロジックコードのみを記述)

OpenXavaでは、開発者は「データ構造」と「ビジネスロジックコード」のみを記述し、「HTML」「JavaScript」「CSS」「SQL」などを記述する必要はありません。

「ユーザーインターフェイス」「データアクセスロジック」「デフォルト動作」などは、OpenXavaフレームワークにより自動的に提供され、基本的なアプリケーション動作に関するコード記述を省略できます。

一般的な方法では対応できない特別な処理が必要な場合は、任意部分について手動プログラミングすることにより、柔軟に対応できます。

アーキテクチャ「モデル駆動型開発アプローチ」

OpenXavaは「モデル駆動型開発アプローチ」と「ビジネスコンポーネント」の概念に基づいています。

迅速開発のためのOpenXavaアプローチは、ビジュアル環境ベース(Visual BasicやDelphiなど)やスクリプトベース(PHPなど)を使用するアプローチとは異なります。

OpenXavaアプリケーションのコアは、問題をモデル化するJavaクラスであるため、高レベルのカプセル化を維持しながら生産性を維持できます。

Java標準

OpenXavaはJava標準に準拠しているため、既存JavaコードをOpenXavaに移行でき、その逆に簡単に実行できます。

短い学習曲線

OpenXavaでは、シンプルなJavaクラスの作成方法を学習するだけで、アプリケーション開発を開始できます。

豊富な標準機能

OpenXavaは標準で豊富な機能を備えています。

・AJAXユーザーインターフェース—ページリロードなし
・エディタ機能—タブ、フレーム、ダイアログ、参照、コレクション
・リストモード機能—カード形式、チャート
・ページング機能
・列の追加/削除/移動機能
・順序付け機能
・フィルタリング機能
・レスポンシブレイアウトサポート
・レポート機能—PDF、Excel など

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

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