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AIツール実験室

2023.07.20

【AIツール実験室】ポータルページに 記事リスト を追加します

【AIツール実験室】ポータルページに 記事リスト を追加します

はじめに

ごあいさつ

日本全国の「WordPressページ編集担当」のみなさま、
おつかれさまです。

「ダンガンロンパ」については、1+2+3をクリアしていたのですが、
だいぶすっかり忘れておりまして、
サロメお嬢様の「ダンガンロンパ実況動画」をあらためて見てみたところ、
『ここまでの仕掛けを組み上げたシナリオがすごい』と思ったわけでありまして、
しかしやはり、本格ミステリと比較してしまうと、
とんでもテクノロジーが登場するなど、だいぶパンクな感じもありますが、
サクラさん(CV:くじら師匠)の熱い漢気が素晴らしかったなどもありまして、
「ダンガンロンパを素通りしてきてしまったミステリ愛好勢」には、
1回チェックしていただきたいなと思う、
マジセミ担当者Aでございます。

→danganronpa.com

前回までのあらすじ

→【ちょちょいと自動化DX】 WordPress関数を作って記事リストを出力

→【ちょちょいと自動化DX】AI対抗「HTML テーブル装飾CSS 」デザインセンス選手権

今回の作戦

今回は、記事ポータルページに、「ちょちょいと自動化DX」の記事リストテーブルを追加してみます。

次回で「人気記事総合ランキング機能」を追加してみる感じでいってみる予定です。

ご注意点

※本記事は、担当者Aの主観により作成されていますので、なにとぞ、そういうことでよろしくお願いします。

①確認:記事出力PHP関数

この関数を改造してもらいます。

function staffA_get_article_chatGptPlugin() {
    // WP_Queryの引数
    $args = array(
        'cat'              => 339,
        'orderby'          => 'date',
        'order'            => 'DESC',
    );

    // クエリ
    $query = new WP_Query( $args );

    // ループ
    if ( $query->have_posts() ) {
        $output = '<table>';
        $output .= '<tr><th>登録日</th><th>記事名</th><th>ページ</th></tr>';
        while ( $query->have_posts() ) {
            $query->the_post();
            $output .= '<tr>';
            $output .= '<td>' . get_the_date('Y/m/d') . '</td>';
            $title = get_the_title();
            $title = str_replace('【ChatGPTプラグイン探訪】', '', $title);
            $output .= '<td>' . $title . '</td>';
            $output .= '<td><a href=""' . get_permalink() . '"" target=""_blank"">ページリンク</a></td>';
            $output .= '</tr>';
        }
        $output .= '</table>';
    } else {
        // 投稿が見つからなかった場合
        $output = '該当する記事が見つかりませんでした。';
    }

    // 元の投稿データを復元
    wp_reset_postdata();

    return $output;
}
add_shortcode('staffA_get_article_chatGptPlugin', 'staffA_get_article_chatGptPlugin');


②コードを改造してもらいます

同じような関数が2つに増えるのは、ちょっとアレでいまいちなので、
引数で、出力モードを切り替えて、
【ChatGPTプラグイン探訪】と【ちょちょいと自動化DX】の両方を出力できるように、
改造してもらおうと思います。

プロンプト

■指示
・WordPressのPHP関数を改造してください。
・引数で出力モードを切り替えて、それぞれに対応する記事を出力するようにしてください。

■リファレンス参照
・最新のリファレンスを参照して、コードを作成してください。
・最新のWordPressで動作するようにしてください。

■改造仕様
①関数名修正
「staffA_get_article_chatGptPlugin」→「staffA_get_article」

②引数追加
・”chatGptPlugin” :【ChatGPTプラグイン探訪】記事出力モード
・”automation-dx” :【ちょちょいと自動化DX】記事出力モード

③ショートコード呼び出し名
・「staffA_get_article_chatGptPlugin」 :【ChatGPTプラグイン探訪】記事出力モード
・「staffA_get_article_automation-dx」 :【ちょちょいと自動化DX】記事出力モード

④記事カテゴリID(cat)
・【ChatGPTプラグイン探訪】記事出力モード の場合 = 339
・【ちょちょいと自動化DX】記事出力モード の場合 = 344

⑤記事名表示時のテキスト加工処理
・記事タイトルから「ChatGPTプラグイン探訪」をカット
・記事タイトルから「ちょちょいと自動化DX」をカット

■コメント追記
各処理の内容が分かるように、処理単位で日本語コメントを追記してください。

■不明点
不明点や確認点があれば、質問してください。

■PHPコード
※※※記事出力PHP関数※※※

実行結果

パパパンさくっと、改造してくれました。

改造してもらったPHPコード

// 記事を取得する関数
function staffA_get_article($mode) {
    // 出力モードによってカテゴリIDとカットするタイトルを変更
    switch($mode) {
        case ""chatGptPlugin"":
            $cat_id = 339;
            $cut_title = '【ChatGPTプラグイン探訪】';
            break;
        case ""automation-dx"":
            $cat_id = 344;
            $cut_title = '【ちょちょいと自動化DX】';
            break;
        default:
            return '無効なモードが指定されました。';
    }

    // WP_Queryの引数
    $args = array(
        'cat'              => $cat_id,  // カテゴリIDを動的に設定
        'orderby'          => 'date',
        'order'            => 'DESC',
    );

    // クエリ
    $query = new WP_Query( $args );

    // ループ
    if ( $query->have_posts() ) {
        $output = '<table>';
        $output .= '<tr><th>登録日</th><th>記事名</th><th>ページ</th></tr>';
        while ( $query->have_posts() ) {
            $query->the_post();
            $output .= '<tr>';
            $output .= '<td>' . get_the_date('Y/m/d') . '</td>';
            $title = get_the_title();
            $title = str_replace($cut_title, '', $title);  // タイトルを動的にカット
            $output .= '<td>' . $title . '</td>';
            $output .= '<td><a href=""' . get_permalink() . '"" target=""_blank"">ページリンク</a></td>';
            $output .= '</tr>';
        }
        $output .= '</table>';
    } else {
        // 投稿が見つからなかった場合
        $output = '該当する記事が見つかりませんでした。';
    }

    // 元の投稿データを復元
    wp_reset_postdata();

    return $output;
}

// ショートコードの登録
add_shortcode('staffA_get_article_chatGptPlugin', function() {
    return staffA_get_article('chatGptPlugin');
});
add_shortcode('staffA_get_article_automation-dx', function() {
    return staffA_get_article('automation-dx');
});


③動作確認をしてみます →1発大成功!

ページ表示確認 →OK!

改造に成功したページ

ものの見事に改造されてしまったページを、ご確認ください。

→【ChatGPTプラグイン探訪】記事リストポータル

④そういえば「Code Interpreter」はPHPコードを実行できますか? →できませんでした

プロンプト

■質問
「Code Interpreter」は、PHPコードを実行できますか?

実行結果

ダメでした。

「Code Interpreter」が実行できるのは「Pythonだけ」でした。

PHP対応に期待しましょう。

⑤今回のまとめ

今回は、特に反省点がない、一発大成功の回でした。

ちょろっと仕様を書くだけで、コードができてしまうという、驚きの開発スピードですね。

特に、「謎の改造プロンプト」について、
「見事に読み取って、行間まで汲んでくれてる感」は、すごいと思いました。

今後も引き続き、ChatGPT4先生には、ことごとく、お世話になっていこうと思います。

次回予告

補完計画どおりに、「人気記事総合ランキング機能」を追加してみます。

ごちゃごちゃしてしまうのか、大成功なのか、楽しみにいたしましょう。

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