マジセミドライブ
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OSS情報
2020.01.01
【OSS情報アーカイブ】LibreSpeed


※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。
「LibreSpeed」とは
概要
「LibreSpeed」(リブレスピード)とは、自己ホスト型HTML5スピードテストツールです。
JavaScriptで実装されており、「Flash」「Java」「Websocket」などは使用していません。
Dockerイメージによる簡単セットアップにより、Webサイト最適化サポートツールとして利用できます。
スピードテストツールによる「Webサイト最適化」
Webサイト表示速度は、ユーザーからの評判に大きな影響を及ぼすため、Webページ速度を監視することは不可欠です。
速度テストを実施することで、Webサイトのパフォーマンスや改善ポイントを明らかにし、Webサイト最適化に役立てることができます。
オフィシャルサイト情報
■オフィシャルサイト
■GitHub
→github.com →librespeed/speedtest
■ライセンス情報
LibreSpeedのライセンスは「GNU Lesser General Public License v3.0」です。
詳細について、こちらを参照ください。
→github.com →librespeed/speedtest →LICENSE
■サーバ動作環境
・適度に高速なWebサーバ—「Apache 2」「Nginx」
・PHP 5.4—他バックエンドも利用可能
・データベース—「MySQL」「PostgreSQL」「SQLite」
■クイックスタートインストールガイド
「UbuntuServer 19.04」におけるクイックスタートインストールガイドが提供されています。
→fdossena.com →「HTML5 SPEEDTEST INSTALLATION GUIDE – UBUNTU SERVER 19.04 + APACHE」
同様製品
同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。
オープンソース製品:「speedtest-cli」「Internet Speed Logger」など。
主要ブラウザサポート
最新の主要ブラウザはすべてサポートされています
・Edge
・Chrome
・Firefox
・Safari
※モバイル版でも動作します。
測定項目
「複数のテストポイント」を選択可能で、測定結果を共有できます。
・ダウンロード
・アップロード
・ping
・ジッター(ping値の揺らぎ)
・IPアドレス
・ISP
・サーバからの距離
・テレメトリ
Androidクライアント構築用テンプレート
「LibreSpeedインストール用のAndroidクライアントを構築する場合のテンプレート」が提供されています。
テンプレートを使用すると「既存LibreSpeedサーバを使用してスピードテストを実行するAndroidアプリ」を構成および配布できます。
→github.com →librespeed/speedtest-android
Dockerイメージ
DockerHubで提供されているDockerイメージを利用して、迅速セットアップが可能です。
→registry.hub.docker.com →adolfintel →speedtest
Go言語実装版
LibreSpeed(Go言語実装版)も提供されています。
→github.com →librespeed/speedtest-go
参考サイト
→librespeed.org
→github.com →librespeed/speedtest
→hostinger.com →「How to Run a Website Speed Test + 19 Top Tools to Check Performance」