ウェビナー（Webセミナー）の開催経験が少ない企業によくある誤解のひとつが「いい機材を準備して、環境や背景を整えれば成果は出る」というもの。

しかし実際にウェビナーで成果をあげるためには、「参加者のニーズや気持ちをつかむこと」が欠かせません。

今回はウェビナーで最も重要な「企画」「集客」「運営」の3つの観点における「失敗しがちなポイント」を解説します。ウェビナーをはじめて開催する、またはウェビナーが成果につながらなくて悩んでいるという担当者の方は、ぜひ最後まで目を通してください。

企画

ウェビナーの成果を大きく左右するポイントのひとつが「企画」です。

参加者の興味やニーズに合った企画を立てられなければ、ターゲットの見込み顧客が集まりません。仮に参加者が集まったとしても、オンラインセミナーコンテンツに興味を引きつけられず「自分には関係がない」と思われてしまうでしょう。もちろん商談化にもつながりにくくなります。

企画において重要なのは、参加者のニーズや業界のトレンドをふまえたコンテンツを用意すること、そしてウェビナーから商談化までスムーズに誘導することです。

そのためには、ウェビナーのターゲット層について「どのような情報に興味があるのか」「どのような課題を抱えているか」の入念なリサーチが不可欠です。
そのうえで、提供したい商品・サービスと参加者のニーズをつなげるテーマを設定し、商談までのフローを設計します。

集客

ウェビナーの失敗ポイントの2つめは「集客」です。

ウェビナーによる商談獲得の件数は、母数である「参加人数」に左右されます。ただ人数を揃えればいいというわけではなく、訴求したい商品・サービスにマッチする層をいかに集めるかが重要です。

できるだけ多くの媒体を活用して、たくさんの人にウェビナーを宣伝できるなら、それに越したことはありません。しかし、発信力の高いメディアが見当たらなければ、広告などでコストをかけないと大人数へのアピールは困難になります。どれだけコストをかけても、ターゲットを深く理解していないと成果にはつながりません。

運営

参加者のニーズを満たす企画を練り込み、集客に成功したとしてもまだ油断はできません。当日のオンラインセミナー運営次第でメッセージがうまく伝わらなかったり、思い通りの進行ができなかったりする可能性があります。

とくにウェビナーはリアルのセミナーより、参加者の集中力を持続させるのが重要になってきます。わかりやすいコンテンツとスムーズな進行を実現できなければ、参加者が途中離脱してしまいます。

当日運営の成功と失敗の分かれめとなるのは、起こりうるトラブルを事前に想定したうえで、適切な対処方法を考えておくこと。

ありがちなトラブルは「機材や通信環境の障害」「映してはいけない資料が映ってしまう」「用意していたはずの資料が欠けていた」などが挙げられます。

また、長すぎるウェビナー、講師が一方的に話すだけのプログラム、参加者の心理が想定できていない構成は、途中離脱につながりやすくなります。

ウェビナー運営全般をプロにまかせるという手もある

このように、開催するのは簡単でも成功に導くのが難しいのがウェビナーです。企画・集客・運営での失敗ポイントをクリアして成果を上げるためには、試行錯誤を繰り返しながらノウハウを蓄積していく必要があります。

そのための時間・手間・コストをできるだけ削減したいのであれば、プロを頼るのも一つの手でしょう。「人手が足りない」「ノウハウがまったくない」なら、「マジセミ」のワンストップ支援サービスがおすすめです。

「マジセミ」なら、年間600回以上のウェビナー開催実績で培ったノウハウを駆使して、企画・集客・当日運営を全面的にサポート。
過去に開催したウェビナーの分析により、セミナー参加者のニーズや課題に最適なコンテンツを企画することができます。

参加者の心をつかんでウェビナーを成功させたい担当者の方は、ぜひマジセミにお問い合わせください。