リアルセミナーと比べて、集客・運営のハードルが低く開催コストも安く抑えられるウェビナー。しかし、ウェビナー開催で「実際にどれくらいのコストがかかるのかわからない」「何にコストを投入すると成果が出るか知りたい」という担当者様は多いのではないでしょうか。
コストを多くかければ成功するというものでもないため、予算を最適化するには何にどれくらいの費用がかかるかをしっかり把握しておくことが重要になるでしょう。
そこで今回は、ウェビナー開催の費用相場や開催コストを抑えるために検討すべきポイントを事前準備・集客・当日運営の各タスクごとに紹介します。
事前準備
事前準備の段階でどのような規模感のウェビナーを企画するかは、その後の費用を大きく左右するポイントです。
ウェビナー開催費用の相場は集客手法や手配するスタッフ数、機材などによって異なり、小〜中規模なものならトータル20〜50万円ほどが相場。一方、プロモーションに力を入れる場合や、大規模なウェビナーを開催する場合、機材・配信環境などにこだわる場合には、それ以上の費用がかかる可能性もゼロではありません。
目標とする集客人数やコンテンツの内容は、予算感に応じて無理のないものを設定しましょう。
選定する機材・配信ツールでも開催費用は大幅に変わります。
ウェビナー開催に最低限必要な機材としてはPC、モニター、カメラ、マイク、照明、ミキサーなどが挙げられるでしょう。すべての機材を高品質なものでそろえようとすると、トータルで80万円以上かかります。
しかし顧客満足度や成果を高める要素として、映像・音声の質がコンテンツほど重要になることはありません。よほど予算に余裕があるのでなければ、機材への過剰な投資は避けるのが無難でしょう。
ただし、PC内蔵のカメラやマイクは画角・性能などの面から参加者の満足度を下げてしまうリスクがあるため、安くても外付けのものを購入するのがおすすめ。
カメラとマイクはスペックにこだわらなければ合わせて2万円前後で購入できます。お試しでウェビナー開催をするなら、機材のレンタルサービスを利用するのもひとつです。
配信ツールの費用相場は、サービスや参加人数・利用時間などによって数千円から数万円まで幅があります。
たとえばコストパフォーマンスに優れたZoomウェビナーなら、最大500名まで参加できる最安プランが月額計算で9,500円ほど。また、Microsoft Teamsには1回あたり60分までの制限付きで無料プランが用意されています。
集客
集客はメール・自社サイト・SNS・無料ポータルサイトなどを活用すれば、ほとんどコストをかけずに済ませることも可能です。
しかし、メールで集客できるのは、すでに接点のある顧客のみ。自社サイト・SNS・無料ポータルサイトはほかの新規顧客にもリーチできる手法ですが、インターネット上のほかの情報に埋もれやすく、成功させるにはマーケティングの知見が欠かせません。
有料の集客方法にはプレスリリース・WEB広告・SNS広告などがあります。
メディア各社の拡散をねらえるプレスリリースは、登壇者が著名な場合など、話題性のあるウェビナーに向いている方法。費用相場は数万円からです。
WEB広告・SNS広告はユーザーの属性やキーワードを指定してピンポイントで広告を表示できるため、高い集客力が期待できるでしょう。ただし、料金は表示回数・クリック数に応じて加算されるため、集客成功人数に対して思わぬ費用が発生してしまうリスクもあります。企業によっては数十万円の費用をかけるケースも少なくありません。
高い費用対効果を実現するなら、ウェビナー専用の集客代行サービスを活用するのもひとつ。平均集客単価2〜3万円ほどで、着実にターゲット層の集客が可能です。
当日運営
ウェビナー当日に発生する主なコストとしては、講師へのギャラ、スタッフの人件費、配信スペースなどが挙げられます。
講師のほかに当日運営に携わるスタッフは、司会者、配信ツールの操作担当、カメラマンなど。当然、スタッフの人数が多いほど費用は高くなるでしょう。プロのカメラマンや配信オペレーターに外注する場合には、さらに数万円ほどの費用が必要です。
また、外部から講師を招く場合にはギャラ・出張費が発生します。予算感は講師の専門性・知名度などによって異なり、5〜10万円ほどが相場。ただし自治体・公共団体などの講師派遣制度を使えば、割安で講演を依頼することも可能です。
もちろん、カメラを固定してツールの操作から進行・講演までをワンオペで配信することも不可能ではありません。とはいえ相応の経験・ノウハウがないと難しいため、最初のうちは少なくとも登壇者とはべつに、配信ツールの操作担当だけは確保しておくと安心でしょう。
配信スペースは、機材・音響設備のそろった配信スタジオをレンタルする場合、1時間につき4〜10万円ほどの費用がかかります。
ただ、ウェビナーは通信環境が安定しており周囲が静かであればオフィスや自宅から配信・講演をしても問題ありません。条件にあったスペースが確保できないときはレンタルスペースを利用するのもひとつ。配信スタジオと比べてコストをかなり抑えることができるでしょう。
ウェビナー開催の業務工数と人件費を削減できるマジセミ
以上、ウェビナー開催の費用相場や開催コストを抑える方法を紹介しました。
業務工数・人件費を考えるなら、効率・コストパフォーマンスを高めるために、ウェビナー運営代行会社に業務を依頼をするのもおすすめです。
たとえば毎年1,000回のウェビナーを開催している「マジセミ」は、企画から集客・当日運営まで講演以外のすべての業務をフォローします。しかも集客人数による完全成功報酬制を採用しており、集客単価14,500円でご利用いただけます。
ワンストップサポートをこれだけの低価格で提供しているのはマジセミだけ。運営費用・開催費用を抑えつつウェビナーを成功させたいとお考えの方は、ぜひマジセミの利用をご検討ください。