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2023.02.21
【無料で使える】「 AR / VR 」ツールまとめ
【無料で使える】「 AR / VR 」ツールまとめ として、
以下の内容を紹介しています。
・【用語解説】「 スマートグラス 」
・【無料オープンソース】「 AR / VR 」プラットフォーム 3選
・【有償ツール】「 AR / VR 」プラットフォーム 3選
コンテンツ
【用語解説】「 スマートグラス 」
「スマートグラス」とは
スマートグラスは、さまざまな機能を持つウェアラブルコンピュータデバイスです。
メガネをかけるように顔に装着し、スマートフォンが提供するような機能を利用できます。
特に産業分野においては「DX推進による効率化」を目的として導入が進んでいます。
スマートグラスの「主な特徴」
オーディオ機能
スマートグラスは、電話に出たり音楽を聴いたりするために、オーディオ出力機能必要です。
スピーカーを使用する代わりに、フレームから骨伝導を介して伝達するタイプもあります。
マイク機能
ほとんどのスマートグラスは、「使用者の音声」や「周囲の音」を録音できるマイクを備えています。
ノイズキャンセリング機能を備えているタイプもあります。
コンピュータプロセッサ
スマートグラスは、他のデバイスと同様に、中央処理装置(CPU)が必要です。
インターフェース(HCI:Human Computer Interface)
メガネ型デバイスでは、タッチスクリーン操作やマウス操作は不向きであるため、スマートグラスを制御するために複数の方法があります。
・ボタン操作
・音声認識操作
・ジェスチャ認識操作
・アイトラッキング操作
・リモコン(スマートフォン)操作 など
レンズ
通常のメガネと同様に、多くのスマートグラスにはさまざまな種類のレンズを取り付けできます。
・度付きレンズ
・ブルーライトフィルターレンズ など
カメラ
多くのスマートグラスには、撮影や分析に使用するためのカメラが必要です。
ディスプレイ
スマートグラスのディスプレイには主に「球面鏡ディスプレイ」と「導波管ディスプレイ」の2つのタイプがあります。
リアル映像と仮想映像を重ね合わせて表示する「拡張現実(AR:Augmented Reality)オーバーレイ」が可能なタイプもあります。
バッテリー
スマートグラスが動作するためのバッテリーが必要となります。
「使用可能時間」や「充電必要時間」などは、採用におけるポイントになります。
【無料オープンソース】「 AR / VR 」プラットフォーム 3選
①AR(VR)構築プラットフォーム「A-Frame」
概要
「A-Frame」は、仮想現実体験環境を構築できるWebフレームワークです。
リッチなAR(VR)エクスペリエンスを作成するための「WebGLフレームワーク」を備えており、「Mozilla Mixed Reality Project」で承認されたライブラリでもあります。
わずか数行のHTMLで、ブラウザ上にVRシーンを構築できます。
特徴
■マルチプラットフォーム
・「モバイル」「デスクトップ」でVR環境を実現
・「Vive」「Rift」「Daydream」「GearVR」「Cardboard」用のVRアプリケーションを構築可能
■宣言型HTML
・A-FrameはHTMLから使用可能
・さまざまな人がシンプルにアクセス可能 :「Web開発者」「VR専門家」「教育者」「アーティスト」「メーカー」…
■エンティティコンポーネントアーキテクチャ
・「three.js」に基づく強力なフレームワーク
・宣言的で再利用可能なエンティティコンポーネント構造を提供
・「JavaScript」「DOM API」「three.js」「WebVR」「WebGL」から無制限にアクセス
■パフォーマンス
・パフォーマンスは最優先事項
・ブラウザのレイアウトエンジンには触れない
・高度にインタラクティブなWebVRエクスペリエンスでの実戦テストを実施
■開発ツール
・ワークフローツール :ブラウザ開発者ツールライク
・ビジュアル3Dインスペクター :Unityライク
オフィシャルサイト
②AR(VR)ソフトウェア開発キット「artoolkitX」
概要
「artoolkitX」は、AR(VR)用のソフトウェア開発キット(SDK)です。
「ライブラリ+ユーティリティ」で構成されており、優れた拡張現実および複合現実アプリケーションの基盤を実装できます。
特徴
■サポートプラットフォーム
・iOS v8.0 以降
・Android v5.0 以降
・macOS v10.9 以降
・Linux v2.6 以降
・Windows 7 以降
・Raspbian Linux
■ジオメトリレジストレーション機能
・「仮想環境内オブジェクトの外観」を「実際の環境」に一致させる
■17年の開発実績
・既存の大規模ユーザーベースと歴史
・ソフトウェア開発キット(SDK) への使い慣れたアクセスしやすいアプローチを維持
・新しいレベルの使いやすさを提供
オフィシャルサイト
→github.com →artoolkitx/artoolkitx
③AR(VR)デバイス用API「WebXR Device API」
概要
「WebXR Device API」は、VR(仮想現実)およびAR(拡張現実)デバイスに関連付けられている入出力機能へのアクセスを提供します。
Web上でVR(AR)エクスペリエンスを開発し、ホストできます。
特徴
■開発目標
・Web上でXRアプリケーションを有効化
・XR機能を利用可能かを検出
・XRデバイスの機能を照会
・XRデバイスと関連する入力デバイスの状態をポーリング
・適切なフレームレートでXR デバイスに画像を表示
■対象ハードウェア
・ARCore-compatible devices
・Google Daydream
・HTC Vive
・Magic Leap One
・Microsoft Hololens
・Oculus Rift
・Samsung Gear VR
・Windows Mixed Reality headsets
オフィシャルサイト
→github.com →immersive-web/webxr
→immersive-web.github.io →webxr
【有償ツール】「 AR / VR 」プラットフォーム 3選
①AR開発プラットフォーム「Wikitude」
概要
「Wikitude」は、「ARモバイルアプリ開発」や「ARプロトタイプ開発」に活用できるAR開発プラットフォームです。
「スマートフォン向け」「タブレット向け」「スマートグラス向け」のクロスプラットフォームARエクスペリエンスを作成します。
特徴
■スマートグラスサポート
・「Epson Moverio」「HoloLens」「Vuzix」向けに最適化
■フレームワーク選択肢
・JavaScript
・Unity
・Cordova
・Xamarin
・Flutter
・ネイティブAPI
■オブジェクトトラッキング
・物理的なオブジェクトの周りでリアルタイムの360°拡張現実体験
■シーントラッキング
・「部屋」「シーン」「大きなオブジェクト」などについて「認識」「追跡」「拡張」
■SLAMインスタントトラッキングテクノロジー
・マーカーを使用せずに物理的な表面にインタラクティブなデジタル拡張
・「ARKit」「ARCore」「Wikitude SMART」に動的接続
■クラウドベースターゲット認識
・大規模な拡張現実プロジェクト向けのオンライン認識ソリューション
・クラウドベース画像追跡サービスにより「最大10,000画像」のターゲットコレクションストレージを提供
■地理参照データ操作「Geo AR」
・ゲーミフィケーション
・顧客ロイヤルティプログラム
・ビジネスへのデジタルコレクションアイテムの導入
オフィシャルサイト
→wikitude.com →products →wikitude-sdk/
②産業向けARプラットフォーム「Vuforia」
概要
「Vuforia」は、包括的かつスケーラブルな産業向けエンタープライズARプラットフォームです。
幅広いソリューションスイートにより、多様なビジネスニーズに対して、適切なARテクノロジーを提供します。
課題に対処しビジネス目標を達成するための「ARコンテンツ開発ソリューション」として活用できます。
主なARスイート製品
・検査手順最適化「Vuforia Instruct」
・拡張現実ベーススタッフトレーニング「Vuforia Expert Capture」
・現場スタッフに作業情報を提供「Vuforia Studio」
・ARエクスペリエンス開発「Vuforia Engine」
・拡張現実リモートアシスタンス「Vuforia Chalk」
・プロトタイプ開発「Vuforia Spatial Toolbox」
オフィシャルサイト
③モバイルデバイス向けARソフトウェア開発キット「Kudan AR SDK」
概要
「Kudan AR SDK」は、オールインワンのARソフトウェア開発キットです。
マーカーレストラッキングをサポートする「クロスプラットフォームARアプリ」を開発できます。
特徴
■クロスプラットフォーム開発
・iOS用「ObjectiveC」
・Android用「JavaなどのネイティブプラットフォームAPI」
・Unityクロスプラットフォームゲームエンジン
■トラッキング
・「マーカートラッキング」と「マーカーレストラッキング」の両方をサポート
・15,000を超えるローカルマーカーを追跡可能
・マーカー初期化なしでARコンポーネントをアクティブ化
■組み込みシステム開発
・KudanCVエンジンは「C++」で記述
・アーキテクチャ固有最適化は「アセンブリ」で記述
・最小メモリフットプリントで高速かつ堅牢なパフォーマンス
・ヘッドマウントデバイスのVPU開発
・チップセット組み込み開発
■高品質3Dグラフィックスをサポート
・HD表示(キャプチャ)に対応
・マップシェーダー機能
・リアルタイムテクスチャモーフィング機能
・ステレオカメラの使用
・高度な使用のために構成可能
オフィシャルサイト
→xlsoft.com →products →kudan →ar-sdk
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参考サイト
→analyticsinsight.net →「TOP AR/VR DEVELOPMENT PLATFORMS TO GAIN PROMINENCE IN 2022」
→dzone.com →「Open-Source Platforms For AR and VR」
→externlabs.com →「Open Source Platform For AR and VR Development in 2022」
→makeuseof.com →「How Do Smart Glasses Work?」
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