本セミナーはWebセミナーです
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未だ世の中にないサービスの開発。それはまた時代の変革でもある。
そこに挑むプレイヤーが何を考え、どのように品質を創造してきたのか。
DX、XaaS、IoT、アジャイル開発から、テスト⾃動化、内製化、新規事業開発といったさまざまなカテゴリーのフロンティアプレイヤーを招待し、これからのソフトウェア開発に挑む知⾒や経験を共有する2日間。
常に次世代の品質創造を模索し、実現してきたベリサーブがソフトウェア開発で新たな変⾰に挑む皆さまにお送りします。
DAY1 2022/11/24(木)
13:05-13:45
【基調講演】質とスピード - ソフトウェア開発の典型的な誤解を解く(2022年秋40分版)
「開発スピードを上げるために品質を落とす」という言葉をよく聞きますが、果たして開発スピードと品質は交換可能なものでしょうか。本講演では「スピードと品質はトレードオフの関係にある」という誤解にアプローチします。
タワーズ・クエスト株式会社 取締役社長/テスト駆動開発者
和田 卓人 氏
学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒。
執筆活動や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努めている。
『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン、2010)監修。『SQLアンチパターン』(オライリージャパン、2013)監訳。『テスト駆動開発』(オーム社、2017)翻訳。『事業をエンジニアリングする技術者たち』(ラムダノート、2022)編者。テストライブラリ power-assert-js 作者。
13:45-14:25
【技術講演】ユーザビリティ/UX評価の課題と今後 ~マルチデバイス生体計測による評価手法の検討~
製品やサービス利用者の価値観が急激に変化する時代の中で、ユーザビリティやUXを向上することは重要なことです。その評価方法として、近年ではIT技術・ツールを使用した方法も注目されています。現在、表情や心拍変動などの生理信号を複数取り扱うことのできる、島津製作所が開発した「マルチデバイス生体計測システムHuME」を使用したユーザビリティ/UXの評価手法を共同で検討しています。本講演では、検討中の評価手法の狙いとHuMEシステムの概要について紹介します。
株式会社島津製作所 基盤技術研究所 脳五感ユニット 感性計測グループ グループ長
古田 雅史 氏
2002年、東京工業大学 工学研究科 制御工学専攻 修士課程修了。精密機器メーカでのセンサ回路開発を経て、2007年に株式会社島津製作所へ入社。乳房専用PET装置「Elmammo」や食品放射能検査装置「FOODSEYE」の技術研究に従事。現在は、生理信号の計測に基づく感性計測技術の研究開発に取り組む。
株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 技術戦略課
蛭田 恭章
2006年に株式会社ベリサーブに入社。家電やスマートフォン等の組み込み機器のソフトウェアテストやソフトウェア品質全般の業務に携わる。2021年から研究企画開発部にて、新たな技術調査や技術開発に従事。現在は、モデルベースドテストやユーザビリティ・UX評価の研究開発に取り組んでいる。
14:30-15:10
【招待講演】研究からのビジネス展開 ~BodySharingの場合~
重さや抵抗感などのさまざまな感覚を他者やロボットと体験共有する技術BodySharing
について紹介します。また、研究成果のビジネス化事例や、研究成果の普及に際しての突破点について講演します。
H2L株式会社 CEO/琉球大学 工学部教授
玉城 絵美 氏
2010年東京大学大学院で博士号取得、総長賞受賞。2012年H2L株式会社を創業。2020年より5Gと連携した遠隔での体験共有システムを多数提案。人間とコンピューターの間で身体感覚を伝達するBodySharing
技術の研究と事業開発に従事。
15:10-15:40
【技術講演】アジャイルなプロダクト開発を加速させる2つの品質保証アプローチ
昨今、アジャイル開発は、一部のWebやモバイル系プロダクト領域だけではなく、デジタルプロダクト・サービスを扱うあらゆる企業にとって、成長のためには欠かせない開発アプローチとなっています。本講演では、アジャイル開発をさらに加速させるための品質保証アプローチとして、1) 開発チームの生産性向上のためのソフトウェアメトリクスの活用、2) プロダクト価値向上のための探索的テストの活用について、その勘所を解説します。
株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 サービス開発課 課長/プロダクトマネージャー
朱峰 錦司
東京工業大学にて計算工学専攻を修了。2009年より大手SIerにて、ソフトウェアテストやアジャイル開発の研究開発に従事。2021年に株式会社ベリサーブ入社。QualityForwardやGIHOZなどのソフトウェアテスト支援ツール群のプロダクトマネージャーとして、全体的な開発戦略策定や普及展開強化を推進。
15:45-16:25
【招待講演】新規事業と品質
〜ambieの事業立ち上げを通じて感じた、ユーザーとプロダクトと品質の関係〜
「耳をふさがない”ながら聴き”イヤホンambie」の事業化を通じて、世の中にない新しいカテゴリーのプロダクトを、どのようにしてユーザーの期待に沿った性能/品質に落とし込んでいったか、立ち上げ時の体験談、失敗談を中心にご紹介します。また、この活動を通じて感じたプロダクトとユーザーと品質の関係についてお話しします。
ambie株式会社 代表取締役 CEO
三原 良太 氏
ambie株式会社代表取締役。 電気通信大学卒業後、2010年ソニー株式会社入社。 ヘッドマウントディスプレイやBluetoothイヤホンの設計を担当。 2017年ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社と株式会社WiLのジョイントベンチャーであるambieに出向。「ambie sound earcuffs」のプロジェクトリーダーとして、開発から流通、マーケティングまでを中心となって行う。
DAY22022/11/25(金)
13:05-13:45
【基調講演】大規模ソフトウェア開発における『人中心』の品質革新
~組織に自律神経ネットワークをインストールする『QM7つの規律』~
さまざまな取り組みにもかかわらず、ソフトウェアの品質が上がらないとするならば、この活動は的外れである可能性があります。この講演では、ますます大規模化し、さまざまなステークホルダーが絡む、1万人月を超える車載向けソフトウェア開発において、真の制約を特定し、劇的とも言える品質改善を出したプロセスと成果を紹介します。
株式会社Goldratt Japan CEO
岸良 裕司 氏
全体最適のマネジメント理論TOC(Theory Of Constraints:制約理論)をあらゆる産業界、行政改革で実践。「三方良しの公共事業」をはじめ成果の数々は国際的に高い評価を得て、2008年ゴールドラット博士に請われディレクターに就任。ゴールドラット博士の側近中の側近として知識体系を進化させ、博士の思索に最も影響を与えた一人と言われている。
13:45-14:25
【技術講演】品質をどのように識別し、どのように実現し、どのように組織文化として根付かせるのかあらためて考えてみよう
「品質は大切である」ということに異を唱える人は少ないでしょう。一方で、品質という言葉は多義的であり、特性によっては直接測ることもできず、状況によっても何が大事かも変わります。そんな本質的に難しい性質を持つ品質を、どのように自組織の文脈として識別し、組織としてより良い品質をどのように実現し、それを組織文化としてどのように根付かせていくのか、パネリストとの議論を通じてあらためて考えてみたいと思います。
freee株式会社
山口 鉄平 氏
株式会社日立製作所でのソフトウェア開発技術の研究開発、ヤフー株式会社でのアジャイル開発や自動テストの組織普及を経て、現在freee株式会社にて自動テストシステムやテスト環境の開発・運用および自動テストの組織普及に従事。ソフトウェア品質管理研究会 研究コース4「アジャイルと品質」副主査。『Fifty Quick Ideas To Improve Your Tests』(翔泳社、2022)翻訳。
株式会社ビズリーチ PMO室 PMOグループ
山本 久仁朗 氏
株式会社ビズリーチ所属。 2018年10月より同社QA基盤推進室へ参画後、2022年8月からPMOグループに参画。前職からテストやQAに関わってきた経験を活かし、現在は、PMO室においてQAリードとして、品質管理・改善・生産性向上のために、プロジェクトマネジメント側から品質文化を醸成するため PMO業務に従事。
株式会社ベリサーブ ソフトウェア品質コンサルティング部 シニアコンサルタント
山﨑 崇
2001年からセキュリティ対策ベンダーにおいて、さまざまなプロジェクトのソフトウェアテスト活動にQAエンジニアとして従事。その傍ら、さまざまなテストコミュニティに参画し、活動の場を広げる。2015年、株式会社ベリサーブ入社。現場への技術支援、教育、コンサルテーションなどを担い、少しでも現場が幸せになるように日々奮闘中。
14:30-15:10
【招待講演】攻撃視点に脆弱性管理を添えて ~前菜はランサムウェア~
この講演では、これまで蓄積してきたランサムウェア攻撃に関する情報と自身の10年以上のセキュリティ診断経験で養った攻撃の視点を用いて、脅威に立ち向かうための脆弱性管理を皆さんに提案します。ソフトウェアを使う側の方々だけでなく、作る側の方々にも現状を知っていただくとともに、攻撃の今とその対策についての理解を深めていただく時間にしたいと考えています。ぜひ、ご一緒ください。
SBテクノロジー株式会社 プリンシパルセキュリティリサーチャー
辻 伸弘 氏
2014年からセキュリティに興味を持ち、2019年末から本腰を入れランサムウェアやその手口を調査し、実際の攻撃被害の対応を行う。コンピューターの弱点を洗い出し、修正方法を助言するペネトレーション検査などに10年以上従事。攻撃視点への興味から国内外問わずセキュリティ情勢の調査、ハニーポットの運用、ネットワーク監視などを利用したリサーチ活動、共有を行っている。
15:10-15:40
【技術講演】サイバーセキュリティ:脅威分析に関する情報共有
製品を開発する上で、セキュアな開発が求められています。本講演では、セキュア開発で重要な工程である脅威分析にフォーカスし、当社が脅威分析サービスを行う上で分かった脅威分析時の課題や、一般に入手可能な脅威分析に関する各ドキュメントの内容比較について、共有します。
株式会社ベリサーブ ソリューション事業部 技術部長
銭本 崇
2007年、株式会社ベリサーブに入社。セキュアコーディングに関するコンサルティング、OSSの脆弱性マネジメント、OSSライセンス管理、ECUに対するセキュリティテスト(ペネトレーションテスト、ファジング等)、ISO/SAE 21434のプロセス構築のサービス立ち上げを経て、現在は各種セキュリティ診断サービスのマネジメントを担当している。取得資格:CISSP、CISA、GCFA、CEH
15:45-16:25
【招待講演】DXに向けた開発組織のあり方
経済産業省による『DXレポート2.1(DXレポート2追補版)』では共通プラットフォームによるデジタル産業への移行が進むとされています。またIPA(情報処理推進機構)では、DX推進のためのIT基盤である「スサノオフレームワーク」の策定を進めています。本講演では、これらの動向を紹介するとともに、DXに取り組む日本企業の課題について述べます。さらに、今後のIT品質の方向として、変化する顧客ニーズに即応するための適応品質と、安全性やセキュリティ等の不変品質であることを示します。
名古屋国際工科専門職大学 情報工学科 学科長/教授
山本 修一郎 氏
名古屋大学 大学院工学研究科 情報工学専攻 修了。名古屋大学博士(工学)。日本電信電話公社研究所、NTT研究所を経て、株式会社NTTデータ技術開発本部副本部長、初代フェロー、システム科学研究所所長、名古屋大学大学院情報学研究科 教授,名誉教授を経て現職。電子情報通信学会フェロー。IPA「製造分野DX推進WG」主査。
※スケジュールおよびセッション内容は予告なしに変更になる場合があります。
参加方法
1.お申し込みフォームより必要項目を入力してください。
2.事前登録完了のお知らせをメールでお送りします。
3.受講可能な方には後日、視聴用URLとログインID/パスワードをお送りします。
※お申し込みは事前申込制とさせていただきます。同業他社様にはご参加をご遠慮いただいております。
主催
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協力
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・講演企業の競合となる商品・サービスを提供している企業、同業の企業、及びそのグループ企業・関連企業の方
・個人や個人事業主の方
・海外から参加される方
・日本に活動拠点が無い企業の方
・その他、弊社及び講演企業が不適切と判断した企業・個人の方
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