マジセミの人気動画「アフターコロナのウェビナーはどうなる?」。
「マジセミ」の寺田雄一社長と、オンラインイベント支援などさまざまなDX事業を展開する「株式会社ブイキューブ」の八幡和憲氏が、「アフターコロナのウェビナーはどうなるのか?」をテーマにトークを繰り広げる対談動画です。
ウェビナー(WEBセミナー)の最新情報が盛りだくさんの内容になっており、今後ウェビナーを開催していく方におすすめのコンテンツとなっております。
今回はそんな本動画の見どころをダイジェストでご紹介。また内容にとどまらず、動画の企画など外枠部分の特徴についてもレポートしていきます。
アフターコロナのウェビナーの可能性
本動画の見どころは、何と言ってもアフターコロナのウェビナーについての話題です。
動画内では今後の傾向として、八幡氏から次の三つが挙げられました。
・リアルへの回帰・オンラインの深化・ハイブリッドモデルの定着
ブイキューブの調査によると、コロナ収束後もオンラインでビジネス系イベントを実施したいという人は「84.6%」と大多数。
今後も対面重視のイベントでリアルセミナーが開催されはするものの、マーケティングやリード獲得などオンラインの利便性を考えると、完全にリアルに回帰する可能性は低いというのが八幡氏の見解です。
動画のなかでとくに深堀りされた話題の一つが、リアルとオンラインを融合した「ハイブリッドモデル」の定着について。
オンラインセミナーの利便性と、リアルセミナーのエンゲージメントの高めやすさを両立できる形式として、今後は需要が高まっていくだろうという点で両者の意見が一致しています。
そのうえでハイブリッドモデルとして考えうる三つの形式や、設備・機材・システム・オペレーションの重要性、オンライン参加者演出の課題についても幅広く言及されました。
また八幡氏曰く、「情報伝達をゴールにしたときにはZoomが完成形」であるオンラインの深化については次の三つの要素があるとのこと。
・映像/音声品質の向上・イベント体験全体の設計/構築・没入性/双方向性の向上
なかでも期待感が高いのは、最後の「没入性/双方向性の向上」でしょう。
ブイキューブの調査でも「ビジネス系オンラインイベントに今後期待したい点」で最も多かった回答は「飽きない仕掛けづくり・双方向性の高いコンテンツ」となっています。
ここでキーとなるのは、3DCG・アバター・VR・メタバースなどの最新テクノロジーを、エンターテインメント性にいかに生かせるか。
例えばオンラインセミナー参加者のリアクションも、今後はアバター化したり3DCGに反映されたりと進化していくだろうと八幡氏は語ります。
他にも動画内ではテクノロジーを活用した没入性・双方向性の高いウェビナーについて、事例を挙げながら紹介されています。
また「最適な時間帯や長さは?」「企画の素晴らしさを伝えるためには?」など、ウェビナー開催をするうえでの具体的なノウハウについての質問が飛び交っており、リアルタイムセミナーならではの盛り上がりをみせました。
ウェビナー動画がもつ企画・構成の魅力とは?
本動画はIT業界の「旬」なトレンドをテーマに、毎回ゲストをお迎えする【IT最新動向ぶっちゃけトーク】というシリーズ企画のなかで行われたウェビナーです。
その最大の特徴は、シナリオを用意していないこと。
「ぶっちゃけトーク」という言葉の通り、参加者からのコメントを交えながらリアルタイムで議論を進めていくため、トークがどこに行き着くかは最後までわかりません。参加者と一緒につくりあげていく、そんな臨場感が魅力のウェビナーといえるでしょう。
ただ、双方向型のウェビナーはエンゲージメントを高めやすい反面、進行によってはあらかじめ定めたテーマを大きく踏み外してしまうリスクが想定されます。
そのような事態を避け、双方向性とテーマに沿った進行を両立させるうえで重要になるのが「問題提起」です。
実は今回の動画でも、冒頭部分で今回議論したい内容を提示。参加者との問題意識を共有したうえで、本編に入るという流れを採用しています。
また「対談」という形をとってはいるものの、基本的にはホストである寺田社長が進行及び聞き役を、ゲストである八幡氏が話し役をと、役割分担がなされているのもポイント。
適切な枠組みがあるからこそ、臨場感のあるウェビナーが成立しているのです。
プロが運営するウェビナーを肌感覚で体感したいという方は、ぜひマジセミのポータルサイトをご覧ください。
本動画を含めたアーカイブや今後のウェビナー情報を豊富に掲載しており、ウェビナー開催の参考にしていただけます。
ウェビナー集客成功のために 必ず押さえる8つの鉄則