とくにウェビナー（WEBセミナー）の開催実績が多くないうちは、参加者が集まらなかったり商談に結びつかなかったりと、思ったような成果が挙がらないケースが少なくありません。
そこで重要になるのが、業務改善のためのフレームワークである「PDCA」です。PDCAを活用すればウェビナーの目標や改善点が明確になり、効率的かつ効果的に成果とコストパフォーマンスを高めることができるでしょう。
今回はウェビナーの集客にフォーカスして、PDCAを実行するうえで大事なことや、具体的なチェックポイントを解説していきます。
ウェビナーのPDCAを実行するうえで大事なこと
PDCAの基本的な流れは計画（Plan）、実行（Do）、評価（Check）、改善（Action）の4つのプロセスを順番に繰り返すこと。ここでは各プロセスの効果を高めるうえで大事なポイントを掘り下げていきます。
まず最初の計画（Plan）段階では、どのような参加者をどのような方法で集めるのか、詳細な計画を立てるとともに、ウェビナー集客の質をチェックするためのできるだけ詳細かつ具体的な数値目標を設定することが重要です。
このときあまりにも現実味のない目標を定めてしまうと、業務改善につながりにくくなるため、適度な難易度の目標を見極めるようにしましょう。
設定すべき具体的なチェックポイントは、後ほどくわしく紹介します。
目標・計画が決まったら、次はプランからの逸脱がないように注意しながらウェビナー集客を実行（Do）する段階です。ここでは評価のフェーズを見据えて、具体的な集客プロセスや計画とのずれ、オンラインセミナーで発生した課題を正確に記録します。
ウェビナーが終了したら、あらかじめ設定していたチェックポイントに基づき、集客結果の評価・分析を実施（Check）。「数値目標をクリアできたか否か」から一歩踏み込んで、そのような結果になった理由を考え、次につながる「気づき」を得ることが重要です。
課題が明確になったら行動レベルの改善方法を具体化（Action）します。改善案が決まったら次のウェビナーに向けた新たな計画・目標を立てましょう。
ウェビナー集客のチェックポイント
ウェビナー集客の代表的な数値目標としては、WEB広告のクリック率・CPA（コンバージョン単価）、メールの開封率、集客サイトやLPのアクセス数、コンバージョン（申込人数）、実際のウェビナー参加人数などが挙げられます。
WEB広告は設定キーワードを検索したユーザーに、ピンポイントで広告を表示する集客手法です。
WEB広告のクリック率が想定よりも低いときは、ターゲットキーワード選定にずれがある、内容にうまく興味を引き付けられていないといった原因が考えられます。
そのためターゲットキーワードを変更したり、メールの開封率や集客サイト・LPのアクセス数が低い場合と同様に、見出しや訴求メッセージ、ウェビナーの企画内容を改善したりする対策が有効かもしれません。
一方、1つのコンバージョンにかかった費用をあらわすCPA（コンバージョン単価）が高い場合や、最終的なコンバージョンが少ない場合には、オンラインセミナー申込フォームで入力すべき項目数を減らすなど、申し込みまでのプロセスの見直しが効果的です。
このようにウェビナー集客で高い成果を出すためには、PDCAサイクルを回しながら、数値目標を正しく分析して、効果的な改善方法を考えていく必要があります。とはいえこの数値目標の分析や改善方法の立案にも、相応の経験と知識が求められるケースは少なくありません。
そこでおすすめなのが企画・集客から当日運営までをワンストップで支援するマジセミのサポートサービスです。
年間1,000回のウェビナーを開催するなかで培ったノウハウと、130,000件の独自ハウスリストを駆使して、多くの新規リードを集客。「決裁者が来てくれる」「本気度が高い」と参加者の質の高さにも定評があります。
またウェビナー終了後は詳細なデータをもとに振り返りを実施。回数を重ねるごとに成果を飛躍的に高めていくことが可能です。
「次につながるウェビナーを開催したい」「効率的に成果を出したい」とお考えの担当者様は、ぜひマジセミをご利用ください。
