【OSS情報アーカイブ】Apache Superset

※当記事に記載されている情報は、古くなっている場合があります。オフィシャルサイトで最新情報をご確認ください。

「Apache Superset」とは

概要

Apache Superset(アパッチスーパーセット)とは、最新エンタープライズ対応の「ビジネスインテリジェンスWebアプリケーション」です。

「軽量」「高拡張性」「直感的」を特徴としており、「シンプルな円グラフ」から「詳細な地理空間チャート」まで、さまざまなデータ探索や視覚化が可能です。

基本説明

Apache Supersetは「データ探索および視覚化プラットフォーム」として、データ分析スペシャリストのみではなく、一般ユーザーでも利用できる視覚化オプションが搭載されています。

既存のデータインフラストラクチャ能力を活用したクラウドネイティブアプリとして活用できます。

オフィシャルサイト情報

■オフィシャルサイト

→superset.apache.org

■GitHub

→github.com　→apache/superset

■主要開発元

Apache Supersetは、Apache Software Foundationが中心となり開発が進められています。

→apache.org

■ライセンス情報

Apache Supersetのライセンスは「Apache License 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→github.com　→apache/superset　→LICENSE.txt

■インストール

→superset.apache.org　→docs　→installation　→installing-superset-from-scratch

■導入事例

→github.com　→apache/superset　→RESOURCES　→INTHEWILD

同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品：「Grafana」「Metabase」「Kibana」など。

豊富な視覚化機能

Apache Supersetには、さまざまな美しいビジュアライゼーションが付属しています。

視覚化プラグインアーキテクチャにより、カスタム視覚化を簡単に構築できます。

→superset.apache.org　→gallery

■国別マップ視覚化

国別マップ視覚化機能により、地域別視覚化プロットなどを作成できます。

カントリーマップビジュアライゼーションには、日本を含む30カ国以上がサポートされています。

→superset.apache.org　→docs　→miscellaneous　→country-map-tools

ノーコード作成も可能

シンプルな「ノーコードvizビルダー」を使用して、コーディングせずにチャートを作成できます。

SQLIDEを使用した高度なデータ操作も可能です。

データベース統合

Apache Supersetは、「Python DB-APIドライバ」や「SQLAlchemy」を介して任意のSQLベースのデータソースに接続できます。

→superset.apache.org　→docs　→databases　→installing-database-drivers

クラウドネイティブ高可用性

Apache Supersetはクラウドネイティブであり、高可用性を実現するように設計されています。

大規模な分散環境にスケールアウトするように設計されており、コンテナ内でも問題なく機能できます。

低スペック環境でも簡単にテストドライブできますが、プラットフォームのスケールアウトに実質的な制限はありません。

柔軟性

Apache Supersetは柔軟性があり、多種多様な組み合わせで動作でき、一般的なデータベーステクノロジーに対して分析ワークロードを実行する機能を備えています。
・Webサーバ—「Gunicorn」「Nginx」「Apache」など
・メタデータデータベースエンジン—「MySQL」「Postgres」「MariaDB」など
・メッセージキュー—「Redis」「RabbitMQ」「SQS」など
・結果バックエンド—「S3」「Redis」「Memcached」など
・キャッシングレイヤ—「Memcached」「Redis」など

参考サイト
→superset.apache.org
→github.com　→apache/superset

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