2020年1月にWindows 7のサポートが終了
2020年1月にWindows 7 とWindows Server 2008 の延長サポートが終了します。
サポートが終了後は、セキュリティ関連などの更新プログラムが提供されません。
特にVB6.0で開発されたアプリケーションは、アドオンやOCXなどがサポートされなくなるケースも多く、また開発環境の維持も困難となっているため、移行や再構築の対応が急務です。
住友金属鉱山は、どのように決断したのか?
そのような中、住友金属鉱山株式会社はVBアプリケーションをマイグレーションすることを決断しました。
他の方法としては、仮想化環境を構築しそこで古いVBアプリケーションをそのまま動かすといった「延命」という方法もあり、一般的には「延命」のほうが期間も短くコストも少なく済みます。
なぜ住友金属鉱山は、「マイグレーション」を選択したのでしょうか?
マイグレーションの委託先をどのように評価したのか?
また、マイグレーション・サービスを提供している企業が複数ある中、それらを評価して委託先を選定する必要があります。
コスト(見積り金額)はもちろん検討事項ですが、当然ながらマイグレーション後のシステムの「品質」をどう担保するのかが重要です。
しかし、選定段階で「品質」を見極めるのは容易ではありません。
住友金属鉱山は、どのように委託先を評価し、決定したのでしょうか?
住友金属鉱山のご担当者が直接解説
本セミナーでは、住友金属鉱山で実際にマイグレーションをご担当された、情報システム部 飯野様にご登壇頂き、どのようにマイグレーションを決断されたのか、また委託先をどのように評価し決断されたのか、解説して頂きます。
VBアプリのクラウド移行についても解説
また、マイグレーションを担当した株式会社システムズからは、Windows 7 とWindows Server 2008 のサポート終了に向けてどう対策するべきなのかについて、解説します。
プログラム
14:00~14:30 受付
14:30~14:40 オープニング
14:40~15:10 Windows 7/Windows Serever2008/R2のサポート終了まで残り半年、選択が迫られるVBレガシーの今後
株式会社システムズ 東京事業所
所次長 黒沢 賢
Windows 7/Windows Serever2008/Rは半年後の「2020年1月14日」に延長サポートが終了し、製品のサポートライフサイクルの終了を迎えます。すでに、WindowsOSのバージョンアップや、PCとサーバのリプレースなどで、サポート終了対策を進めている企業は少なくないと思いますが、老朽化・ブラックボックス化が進むVB6.0アプリ資産の維持、再活用については、多くのリスクを伴うため、十分検討された対策を進めることが重要です。本セッションでは、VBレガシーをどうするかについて、とるべきいくつかのオプションについてVBマイグレーションの専門家が紹介します。
15:10~16:00 マイグレーションを実施してみてどうだった?VB5時代の生産管理システムマイグレーション
住友金属鉱山株式会社
情報システム部 AP保守グループ プロジェクトリーダー
飯野 昭 氏
講師プロフィール
東京農工大工学部 電子情報工学科コンピュータサイエンスコース 卒
1993年に住友金属鉱山の情報システム部門に入社。主に自社工場の生産管理システムの構築・維持を担当し、25年間で大小10程度の生産管理システム構築に関わる。今回紹介する案件のプロジェクトリーダー。
VB5時代の生産管理システムをマイグレーションし、最新の環境で使い続けることが可能に。元々、旧システムを刷新し新システムとして再構築する方針で進めていたプロジェクトがコスト・納期の制約から断念。急遽マイグレーションに方針を変更しました。その結果、コスト・納期を抑えて、今後も継続的に利用できるシステムを1年で実現できました。また、一旦あきらめた改善目標も、マイグレーション後に実現の目途が立ちました。実際にマイグレーションをしてみてわかったポイントや、再構築とマイグレーションで揺れ動いた結果、見えたポイントをご紹介します。
16:00~16:10 休憩
16:10~17:00 VWindows7/Windows Serever2008/R2のサポート終了間近!VBレガシーの再生・再活用をVBマイグレーションによる変換デモとプロジェクト事例で解説
株式会社システムズ 開発事業本部 ソリューション開発グループ
プロジェクトマネージャー 板倉 俊幸
2020年のWindows7とWindows Server2008のサポート終了が残り半年となり、特にVisual Basic6.0(VB6.0)で開発されたアプリ資産の移行対策に関するお問い合わせがますます増加しつつあります。サーバおよびクライアントOSのサポート終了で増大するセキュリティリスク、厳しい状況に追い込まれつつある開発と稼働環境、といったさまざまな課題が伴い今後VB6.0アプリ資産をどうしていくのか? サポート終了まであと半年と迫る中、早急に対処しておきたいVBレガシー問題を、当社独自のVB変換ツールのデモやプロジェクトで使用するドキュメント等を交えて分かりやすく解説します。
17:00 閉会/質疑応答、個別相談など
主催
株式会社システムズ
現在このセミナーでの参加お申し込みは受け付けておりません。当日会場アクセスに関するお問合せ
03-3510-9123
セミナー事務局
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